表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

睡眠と理不尽

みことの授業態度は酷い・・・。

1時限目 数学 睡眠!!!

2時限目 化学 睡眠!!!

3時限目 国語 睡眠!!!

・・・あとはもう言わなくても察してくれ・・・。国語の時間の時とか「もう食べれないよ・・・・。」とか寝言言ってたし、そのせいで色々想像してお腹すいたじゃねぇかこんにゃろー!!ハンバーグ食べたい。まぁそんなこんなで寝てるけど授業終了のチャイム鳴った瞬間起きるのって何なの?チャイムって目覚ましなの?違うからね!?まず、ちゃんと授業受けないとダメだからね!!?テスト酷くても知らないからね!?!?


そうしていつの間にかテストが終わり、返却の日・・・。


「ともくん何点だったー?」


フッ・・・今回俺は頑張ったんだ・・・平均なんと73点!!!かなり自信のある点数だ。授業ちゃんと聞いたし、復習毎日したからな・・・!!!


「俺は平均73だったぞ。」

「お~!ともくん頑張ったんだね!ちなみに私は平均95点だよ~!」


やっぱりな・・・授業ちゃんと聞かn・・・・は??おかしいよ聞き間違いだなこりゃ。


「え、何点って?」

「平均95点」


あ~いや~今日は難聴がひどいな~あははははは~


「なんて?」

「だーかーらー!!95点!!!」


この世界は理不尽だ。どうしてこうなる。神様、こんなの不公平じゃね?今、多分「そうじゃな」って賛同してくれた。「公平にする」とは言ってないけど。悲しい現実。


「みこと、頭いいんだな・・・」


そして俺は・・・。


「うん!全然勉強してないけどなぜかとれた!!」


こいつに・・・授業も全く受けないやつに・・・!!!


「今度勉強教えて下さい。」

「りょーかい!!」


負けた・・・。もうプライドなんて捨てます・・・。だってそれが俺の生きる唯一の方法だから・・・。そうだよね、神様。・・・・・・うん、多分大丈夫!!神様そんなに信じたことないけど!!


「んーじゃあとりあえず、ともくんのレベル的に基礎の基礎たたきこまないとね!」


バシーン!!そう言ってみことは俺を教科書でたたいた。かなり大きな音で教室中に響き渡ったと思う。


「たたきこむってそういう意味じゃないからな!?!?ちょ・・!痛っ!!!やめて!!」

「冗談だよ。ジョーダン!」

「冗談で済むレベルじゃないから!?!?」


今日も企救丘みことは元気です。ちなみにそのあとの授業でもちゃんと睡眠してました。寝言的に宇宙救ってた。


「ともくんが、ブラックホールに~!」って言いながら目覚めたのは別の話・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ