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学校どーする?
今日は普通に
学校がある。
普通の人なら
別になんにも
ないことだ。
だが俺は違う。
なんて言っても
落ちてきた彼女が
いるからだ。
「アクアも学校行く~」
…考えどころである。
一緒に居たいし
一緒に居てあげたい。
だが
色々事情があるんだ。
「あのな
学校に行くには
入学手続きとか
色々あるんだよ。」
「じゃあ
入学手続きする~。」
…大丈夫かなぁ
こうして俺は
アクアを学校に
連れて行くことにした。
学校…
俺の通っている高校。
鷹宮高校。
偏差値60ぐらいの
普通の高校。
「いや 待てよ…
アクアと一緒に居たら
付き合ってるって
みんなに
冷やかされるんじゃ…」
「いいじゃん。
それ以上なんだしっ」
「いや ポジティブぅ!」
アクアは天然と
いうかポジティブと
いうか…
考えが独特だ。
「まぁ
入学できるといいなぁ」
「大丈夫。
私、なんとかするから。」
「大丈夫かぁ?」
「大丈夫だって。
任せて。」
(う~ん…
何か変なことに
なりそうな気がする…」
「じゃあ また後で。」
「後でね~」
俺はアクアと校門で
別れ、クラスに
向かった。
その後
俺はアクアのことが
気になって授業が
上の空だった。