婚約!?
気絶してからどれくらい
たったのだろう。
俺はゆっくり
目を開けた。
「あの~…
大丈夫ですか?」
そこには
まだ裸の女子がいた。
俺は興奮を抑え
彼女と反対の方を向き
「頼むから
服を着てくれ。」
「服…ない…」
(服ないって
どういうやつだ…
ただの変態じゃないか。)
と思ったがちら見すると
スタイルが抜群に良く
髪は濃い青色で
肌は色白で
顔もかわいかった。
何より龍弥の
好みだった。
「えっと…
向こうのクローゼット
にメイド服があるから
それを着て。」
実は龍弥の集めていた
コスプレのコレクション
なのだが緊急事態なので
服を着てもらわないと
頭がどーにか
なってしまう。
ちなみにメイド服を
選んだのは
似合いそう
だったからだ。
そんなこと
思ってるうちに
彼女が戻ってきた。
「どうですか?」
(いや 似合い過ぎてる…)
「あぁ 似合ってるよ。」
と言った瞬間
彼女の顔が赤くなった。
「そんなことより
君は誰?」
まず一番
訊きたかったことを
訊いてみた。
「私ですか?
私はラファール王国
から来ました。
名前は
アクア・フィオーレ。
あなたと結婚
するためにきました。
お願いします。」
「へぇ~
俺と結婚しに!
って…」
「はあぁぁァァァァ!?」