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記憶  作者: ぁぁちゃん
1/3

出会い

ごめんね…



ードコにいるの…??



ー幸せになってね…。




私はまだ高校一年生だった。学校にも慣れ始めた、七月の夏休み前。

クラスはグループ別れをしていた。

特に目立つグループにいるわけでもないし、目立たないグループにいるわけでもない。

まぁ普通?中間あたりのグループ。

中学校から一緒の咲。

黒いセミロングの髪。くりっと丸い印象的な目は、その髪を二つに結わくと更に、ひきたった。

性格上、帰宅部。

その咲の彼氏、潤は自毛が茶色なのによく先生に注意されている。その度笑ってごまかすのが、はたして本当にバスケ部のエースなのか……

私と瑠伊は恋人なし。

瑠伊はお洒落でいつも人とは違う格好をしてきたりする。

まぁ瑠伊も帰宅部。



「優奈〜今日暇ぁ?」

咲が声をかけてきた。

(まぁ暇かなぁ。)

「優奈はいつでも暇じゃんねぇ」

瑠伊がケラケラ言ってきた。

「瑠伊!!!!よく分かってンじゃんかぁ。」


結局その日はいつものメンバーでカラオケに行く事になった。



「瑠伊〜またその歌??」

潤が冷やかす。

「いい加減忘れろよ〜」

瑠伊はいつも決まった失恋ソングをうたう。

元彼との思い出の曲らしい。

(…なんで失恋ソングが思い出の曲なんだよ〜)

(そんなに忘れられない程好きになる相手優奈にはとてもじゃないけど出来ないなぁ…。)


「はい〜そこイチャつかないぃ〜!!!!」

潤が咲に寄り掛かってるのを見て優奈はからかった。

「おまえもそろそろ彼氏位見つけろよ〜」

潤が言い返した。



まぁいつもならこれで解散のはずだった。

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