2話
リアルが忙しくて、更新めちゃくちゃ遅れてすみませんm(_ _)m
「栞〜!!おはよっ!!!」
「朱里ちゃん!おはよっ!」
入学して1週間。
登校していると、高校で初めてできた友達、東雲朱里ちゃんに話しかけられた。
朱里ちゃんとは、出席番号が前後で、朱里ちゃんが話しかけてくれて友達になれた。
朱里ちゃんは、モデルさんみたいに綺麗で、美人さんである。
入学してそこまで経っていないのに、男子にめちゃくちゃモテている。そんな朱里の凄いところが、男子だけではなく、女子にも人気があるというところだ。朱里ちゃんは性格がさっぱりしており、親しみやすい。そして、誰とでも仲良くなれる。
そんな凄い子が私によく話しかけてくれる自体がとても嬉しい。朱里ちゃんと同じクラスになれて、今、とても感謝している。
入学してまもない、特有の静かで気まずい空気が、朱里ちゃんのおかげで最近では無くなった。
さすがである。
「栞!今日って体育あったよね?」
「うん!あったと思うけど、どうしたの?」
「あー、実は私、運動苦手でさ、、だから体育あんまり好きじゃないんだよねぇ、」
「え!?朱里ちゃん運動得意そうだと思ってた、、」
「あはは!よく言われるー」
驚いた、朱里ちゃん何でも完璧そうだと思っていたから。
失礼だけど、こういう話聞くと、同じ人間なんだと感じる。
「あっ!朱里!!!おはよ〜」
「春菜!おはよっ!」
朱里ちゃんの友達らしき人が、朱里ちゃんに挨拶している。
私は、お邪魔にならないほうがいいのかと思い、
「朱里ちゃん、私、先に行ってるね!」
「栞、ありがと〜!!!じゃぁ、放課後一緒に帰ろ!」
「うん!!」
朱里ちゃんは人気だ。あっという間に色んな人と仲良くなる。
私も、朱里ちゃんのようになりたいと思いながら、話しかけることが苦手なヘタレだからまぁ、無理かと諦めている。
ガラガラ
教室の扉を開けると、クラスの3分の2程の人が席に着いていた。まだクラスに馴染めていない様子で、静かである。
朱里ちゃんがいると、賑やかになるのになぁと思いながら、朱里ちゃんの偉大さを痛感している今日この頃。
「みんな、おはよ〜」
「朱里!おはよ!!」
「東雲さん、おはよ!」
朱里ちゃんが教室にきた。
空気が一気に緩む。
さすがだ。
ガラガラ
「みんな、おはようございます」
担任の青木先生が教室に入ってきた。
「えー、今日は体育の先生がおやすみなので、一限の体育は、自習です」
「え!?やったぁ!!」
「こら、東雲、うるさいぞ」
「あ、すいません、、」
どっとみんなの笑い声があがる。
「はーい、静かに!では、一限の準備をしてください。」
みんなが動きだした。
「栞!!体育無くなるって!!嬉しい〜」
「そんなに嫌なんだ、」
朱里ちゃんのテンションの高さについ苦笑してしまう。
さぁ!今日も1日頑張ろう!!!
最後まで読んでくださりありがとうございます!!
次回も頑張ります!!