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第九十三話

 実戦戦闘理論研究室。俺達も去年、見学に来たらそのまま試験開始となり、あれよあれよという間に大量の生徒が間引かれた、恐らくこの学園で最も過酷な研究室。

 その研究室で今、大量の新入生達がミカちゃんの説明を聞かされ、どよめきの声を上げていた。


「……普通こうなるよなぁ。去年は俺達もこうだったよね」

「ああ。しかし……今年は希望者が多いようだな」

「つまりゲロが増えるって事だろ。イヤダイヤダ」

「同じ内容の試験になるとは限らないんじゃないかな?」

「私の時は……後から参加っていう事で試験の内容は変えられていたんだけど……後からみんなの映像見せて貰えたよ。かなりえげつなかったよね」


 我ら二年生組が、ミカちゃんの後ろで去年の事を振り返っていると、早速新入生達が別室へと移動していった。

 さて、じゃあ俺達はどこに――


「お前達、少々試験に協力して貰えるか?」

「え? だから掃除――」

「いや、そうではない。深度の高いVRにより、リアルな戦場、過酷な状況を体験させ適性を見るという方針は同じだが、今年は少々内容を変更するつもりだ」

「と、言いますと?」

「前回は紛争地帯の街中を再現した環境を体験させたが、今年は……理不尽な暴力、圧倒的な力の差による蹂躙に際し、どのように行動するかをテストするつもりだ」


 え、なにそれ更に悪趣味になってませんかね?


「VR上で本気の殺し合いをいうものを体験してもらう。ひいては……お前達にVR上で新入生と殺し合い……というわけではないが、限りなく現実に近い環境で戦って貰う。無論……痛覚へのダメージは抑えられているが、肉体の損傷は現実のように起きる」

「へぇ、じゃあつまり首をぶった斬ったら首が落ちるって事だよな? いいのかよ、いくらダメージがなくても頭じゃそうされたって認識しちまう。ショック死すんじゃねーか?」


 そうそれ、脳が思い込んだら身体にも反映されるっていうのは科学的に実証されているではないか。アカンですよこれは……。


「問題ない。これはVRであり、しっかりと脳の反応も抑えてある。精々気を失う程度だろう。……まぁ、その後精神に傷を負う可能性は十分に存在する。今から新入生達にその旨を伝え、試験を辞退する者はいないか訊ねてこよう」

「……去年も思ったのですが、ミカミ教官は何故そこまで過酷な試験を行うのでしょうか?」

「確かに、ちょっとこれは……普通の人生で役立つような試験じゃないと思いますよ」


 ……だが、少なくとも俺は役に立ったと思っている。

 そうか……そういうことか。


「……普通じゃない人生、生き方に巻き込まれるかもしれない。この先の未来を、ある意味では最も悪い方向に予測して動いてるんだね、ミカちゃんは」

「ほう、ササハラユウキはそこまで理解したか」

「へぇ、どういう意味なんだい?」

「つまりミカちゃんは『今の平和が崩れ、大規模な戦争、殺し合いが起きる事を想定して研究室を開いている』っていう意味だよ。例えばそう……グランディアとの全面戦争や、地球の国同士の戦争とか、さ」


 前々から、ここで習う事が『戦いに特化しすぎている』とは感じていた。

 最初は、グランディアや異界ではそれくらい殺し合いが日常化しているから……とも思ったが、そうではない事は実際にグランディアに行って理解出来た。

 そして異界で戦う事になるのは、あくまで魔物。決して対人戦ではないはずだ。

 だが、ミカちゃんはあらゆる状況を想定して俺達に教えを施している。


「正解だ。我々は非常に危うい天秤の上で今の平和を享受している。そして、均衡が崩れた時、真っ先に戦場に招かれ、戦火に晒される事になるのは……他でもない、この学園に通う生徒達だ。我々の学園の水準が、既に他国の軍隊をも凌いでいる事は理解しているだろう?」

「それは……はい。確かに、教官の言う事は理解出来ます……」

「ま、そうだろうな。俺の故郷、ノースレシアなんてしょっちゅう侵略、略奪に晒されてるしな。平和ってのは案外、簡単に割れるガラスみてぇなモンの上に聳え立ってんだよ」


 アラリエルは、どうやらミカちゃんの考えを支持しているようだ。そして他のみんなも、認めたくはないだろうが、理解はしているようだった。


「で、試験に協力してもらえるか? これは任意だ。さすがに後輩を手に掛けるのは忍びないだろう? たとえVRだとしても」

「……はい。申し訳ありません、私は辞退させて貰えますでしょうか。……学生であるうちに、同じ学び舎の後輩を、仮とはいえ手に掛けるのは……私の剣の道に反します」

「わ、私も辞退します。その……新入生の事はあまりわからないし、この先関わるかもわからないですけど……遺恨が残るのはイヤかなぁって」


 意外な事に、一之瀬さんが辞退を申し入れた。そしてセリアさんも。

 まぁセリアさん優しいからね、これは予想の範囲内だ。


「僕も辞退します。将来、一応ですけどメディアに出る事もあるかもしれないので、所属する企業のイメージを下げかねないのはちょっと」

「ふむ、そういえばカナメは既に企業に籍を置いているのだったな。それならば仕方ない」


 マジか。そっか、企業勤めだとそういうリスクも付きまとうのか。


「んじゃ、参加するのは俺とユウキって事でいいんだよな? まさかお前も辞退なんて言わねぇよな? あの人数捌くのは結構骨だぞ」

「ああ、参加するよ普通に。先生、これって一対一なんですかね? さすがに勝負にならなさすぎると思うんですけど」


 すると、ミカちゃんが更に恐ろしい事を言いだした。


「クク、お前達二人なら参加してくれると思っていた。喜べ、お前達二人には、試験と同時に……私からの最後の試練をプレゼントだ。新入生一〇六名、半分に割った五三名をそれぞれ一人で同時に相手をして貰う。最高の深度のVRだ、実際に動く訳ではないからスペースにも余裕はある。中々体験出来ないぞ、一人でここまで大量の人間と戦うなんて事は」


 俺達に無双ゲーをしろと仰いますか貴方は……! いや、もしかしたら凄く強い新入生が紛れている可能性が……。




 その後、案の定ミカちゃんの説明、そして確実にトラウマになるであろう体験をする事になるという事前説明により、辞退者が次々と現れた。

 こういう説明、俺達の時はなかったんですが……やっぱり対人だと違ってくるのかね。

 が、それでも残った生徒は七〇人を超え、どの道俺とアラリエルでそれぞれ四〇弱の人数を相手にする事になった。




「試験開始から……一五分か。結構新入生も粘っているのかね」


 そして第一陣がアラリエルと戦闘中。VR内の様子を見せてくれないらしく、初見でどう対応するのか、も俺達への試練の一環だそうだ。


『試験の第一陣、全滅。フィールド内の洗浄が終わり次第第二陣の番だ。心構えをしておくように』

「お、終わったか」


 ちなみに、俺とアラリエルは試験に協力するからと、清掃は免除されることになりました。

 やったぜ。


「しかし、試験を受ける生徒の中にナシアがいなくて良かったな……さすがにあの子を手に掛けるのは……VRでもごめんだからなぁ」


 まぁそれでも、女子生徒が何名か残っているので、あまり気分がいいものじゃないのは変わらないのですが。……そういや、俺が今まで殺して来た相手って、男ばっかりだったよな。それもみんな軍人やら傭兵やら、訓練されたプロばかりだ。

 そういう意味では……ここで素人同然の同年代、女子供を殺す事を仮にとはいえ経験しておくのは……人道的には問題大ありだけど、いい経験……になるのかな。


「はは……いい経験なんて考えが浮かぶようになっちまったか」


 そう自嘲しているうちに、こちらの控室あてにミカちゃんから連絡が入る。


『ササハラユウキ、VR室に入ってくれ。そこで新入生と顔を会わせた後、試験を開始する』

「了解。……VRですし、本当に容赦なく行きますからね」

『構わない。たとえ数秒で終わる結果だろうと、君が生徒を嬲ろうと……そういった事態は現実に起きうる事。全員が戦闘不能になるまで、私が止める事はない』

「了解。……じゃあ、ちょっくら新入生に地獄を見せてきますよ」


 というのは冗談です。出来るだけ、戦闘は早く終わらせてやるべきだろう。

 それでどんな事が分かるのか、俺には理解出来ないけれど。一体生徒の何を見る試験なのやら。




 久々に入るVR室内は、恐らく清掃班が頑張ったのだろう、綺麗で仄かにアルコール消毒の香りが残る、清潔な状態にされていた。

 そこで待っていると、試験を受ける生徒達がぞろぞろと入って来た。

 ……凄いな、みんな自信に満ち溢れている。

 そりゃそうだよな、ミカちゃんの言葉に屈することなく、これまで通り『強者』としての道を歩み、この世界最高とも呼べるシュヴァ学に入学してきた生徒なのだから。

 ……その自信を、今日完全に打ち砕かれる事になるのだ。


『では、二分後に試験を開始する。お前達の相手はそこにいる昨年度の私の研究室の生徒だ。SSクラス所属、ササハラユウキ。名前だけなら知っている者もいるだろうが……彼の戦績はこの研究室においてはトップだ。間違いなく、この学園最強の生徒の一人だと思え』

「ミカちゃん、それ照れる」

『だが事実だ。お前達は総勢三七名で、そのササハラユウキを打ち倒して見せろ。それが試験だ。いいか、全員で、挑め。でないと……一分と持たないぞ』


 その瞬間、新入生の喉が鳴る音がした。だが――


「いやぁー、丁度良いですね? じゃあちょっとその最強とやらの力、見せてみてくださいよ」

「ん? ……ああ、君か」


 アレがいた。ほら、あのアレ。ストーカー紛いの勘違いぼんぼん。

 名前? 知らん知らん。何やら妙に縁があるが、なんでだろう?

 しかしこいつ、根性だけはあるのかね? それとも極度の勘違いなのか。


「おい、クラスランクが低い奴らは囮になっとけよ? どうせ勝てるのは僕みたいなSクラスかAの連中だけなんだから。とりあえず勝たなきゃ全員落ちるんだろ、これ」

「あー……どうせ結果は変わらないから、少し黙った方良いよ。全体の指揮下がるから」

「なんだと……先輩、いい気にならない方いいですよ。聞けば今の二年ってほとんど退学になったらしいじゃないですか。アンタが今デカイ顔出来るのは運がよかったからなんだって、教えてあげますよ!」


 お、それ知ってるのか。そうそう、去年のSランクの生徒、進級試験受けたのは一七人いたらしいけど、合格したのは八人だけですって。凄いな、入学した時は三〇人以上いたのに。


『それでは試験を開始する。事前に申請して貰ったデバイスと同じ物がVR内で支給される。ササハラ、お前のいつも通り――』

「ああ、俺は素手でいいですよ。適当に新入生から奪うんで。……ちょっと予定変更、シュヴァ学の一年が学園内でどういう扱い、どういうポジションなのか――教えてあげるよ」


 俺達が一年の頃、サークルにでも入らない限り、上級生とは関わり合いにならなかった。

 かろうじてSSクラスの俺達や、Sクラスの一部が手合わせする場面は見た事がある。

けど、それだけだ。

『二年、三年にとって、一年なんてシュヴァ学に籍を置いただけの雑魚同然』なんだって、俺は進級試験で初めて理解した。あそこが……ある意味では本当のシュヴァ学の生徒になる為の試験だったのだと。

 試験が開始され、殺風景だった室内が、いつのまにか巨大なドーム球場のようなフィールドに変化する。

 そして生徒達の手にはそれぞれのデバイスが握られ――


『試験開始!』

「まずは七人」


 駆け抜け、すれ違いざまに生徒の首を手刀でへし折り殺す。

 誰かの死体からこぼれた剣のデバイスを蹴り上げキャッチすると、そのまま剣を振るい、俺の牽制技、魔法として使っている『風刃』発動させ、進路上にいた四人の身体を上半身下半身に分けて綺麗に切断する。


「あんま痛くないだろ。感触はしっかり残るけど」


 当然、VRとはいえしっかりと『現象は再現される』。

 断面からは漏れるべき物が漏れ、溢れるべき物が溢れ床に広がる。

 男も女も関係なく、等しく臓物がこぼれ、溢れる。


「うぼ……うげぇ……」

「ひ! ……ング……ゲェ……」


 吐き出す生徒に向かい、今度は剣で切り抜け、頭部が上空に舞い上がり、こちらに転がり込む。

 あの馬鹿な新入生は最後だよ。最後の最後だ。


「なんで誰もデバイス構えねぇの? オラ!」


 サッカーボールよろしく頭を蹴り飛ばしぶつけてやると、その飛んできた頭に驚き悲鳴を上げ、それを更に切り刻む。

 無謀だったのだ。この試験は無謀すぎるのだ。こうなるのは当然なのだ。

 ミカちゃんはどうしてこんな試験を受けさせたのか、俺には分からない。

 気が付けば、残った生徒は例のアホただ一人になっていた。

 まるで、湿地帯のような血だまりの中に一人立ちすくみ、デバイス、槍型のデバイスを構える事も出来ず、無様にも失禁していた。


「これがシュヴァ学の一年生なんだよ。二年生になれないヤツなんてそもそも学園に相応しくない。一年生はいわばお客様みたいなもんなんだ。だから……もう少し身の程を知れ」


『封絶』。


 まるで引き寄せられるように生徒が真空の斬撃空間に吸い込まれ、一瞬で細切れになり床に広がる。

 それと同時に――


『試験終了。VRを終了する』


 一瞬で元の殺風景な部屋に戻る。すると、今まで広がっていたのとはまた別な地獄がそこには広がっていた。

 ……吐しゃ物、排泄物の臭いが立ち込める、地獄。VRが終わっても頭を抱え叫ぶ者。

 気を失ったままの者。パニックを起こして扉を叩き続ける者。


『試験終了。二次試験はこの後一時間後に行われる。参加者はまた控室に戻って来るように』

「うへ、まだやるのかミカちゃん。……んじゃ、俺はお先に失礼します」

『ああ、お疲れ様だ、ササハラユウキ』


 背後に新入生の叫び、嗚咽を聞きながら、再び自分の控室に戻ると、そこにはアラリエルを始めとしたみんなが待ち構えていた。


「お疲れ。俺はもう先に終わったからおめぇの様子、見させて貰ったぜ」

「私達もな。さて……これは先程よりも掃除が大変になりそうだな……」

「ユウキ、優しいね。一応みんなに話しかけてたし、出来るだけ早く試験終わらせようとしてたじゃない」

「そうみたいだね。僕達はアラリエル君の様子も見ていたんだけど……彼は空中に移動して一方的に射撃訓練みたいに生徒を狙撃して終わらせていたよ」

「なにそれ酷い」


 おいおい、新入生はまだ空中に移動する事も出来ないんだぞ……近接の人間なにも出来ないじゃないか。


「ま、なんにしても俺とユウキはこれで終わりだな。んじゃ清掃頑張って来いよ」

「いやぁ……申し訳ない三人共」

「はぁ……いいよいいよ、私一応浄化の魔法使えるもん。ある程度は楽になるから」

「すまない、セリア」

「助かったよ。しつこい汚れはゴシゴシしないとダメだけどね」


 カナメ、生々しい事言わない。

 そうして三人が清掃に向かったところで、アラリエルが再びこちらに向き直る。


「まぁなんつーか……やっぱりお前は毛色が少し違うよな。どっちかと言うと俺に近い」

「ん? なんだよ突然」

「一年間お前らと同じクラスで色々やってきたけどよ。確かに一之瀬はつぇぇしカイもつええ。っていうかみんなつええ。けどお前は……つええっつーか……殺し慣れてる感じだ。だから俺と近い」

「いやいやなにを言う。んじゃアラリエルは殺し慣れてるって事なのか?」


 そういえば、アラリエルの事ってあまり知らないな、俺。

 ……なんか複雑な家庭環境ってことは知ってるけど。


「慣れるっていうか、日常だったからな。あー、お前あんまりグランディアの歴史に詳しくないんだったな。ノースレシアの魔族がどういう存在なのか、今度調べてみりゃ良いんじゃねーの? まぁ、少なくとも俺は真っ当な生徒じゃないってこった」

「そんな事言うなよ、俺もお前も同じ生徒なのには違いないだろ。ま、とりあえずアレだろ、今日は昼食、抜きの方いいよなって事で」


 少なくとも俺よりは真っ当だよ、きっと。


「クク……だな。さすがに俺もこの状況で肉なんて食いたくねぇわ。んじゃ、連中がクソ掃除終わるまで、ちょっくら俺が春休み中にグランディアの風俗街に行った話でもしてやるわ」

「おいやめろ興味そそられるだろ!」


 お互い、空気を察する力には長けているんだよな。

 だから、こうやってすぐに切り替えられる。

 そうしてアラリエルが、グランディアの有名な色町……文字通り町全体が夜の店っていうとんでもない町の話を聞いているうちに、他の皆とミカちゃんが戻って来た。


「これで、本当にお前達は私の研究室を卒業した。一年間、よく頑張ったな」

「はは、ありがとミカちゃん。で、二次試験もあるって言ってたけど……俺達の時はなかったよね?」

「次は俺らが手伝わなくていいのかよ」

「必要ない。二次試験なんて存在していないからな。あの経験をした上で、一時間後にここに戻ってこられるか否か。それこそが本当の試験なのだよ」

「んな……! なるほど……確かにこれ以上ない試験ですね……」

「でも、さすがに誰も戻ってこないんじゃ……」


 俺もその意見に同意です……いや俺がやったんだけど、あの体験した後に戻って来るって……もう相当に頭がぶっとんでるんじゃないですかね……。


「クク、君達の目にはそう映ったか。私は恐らく、七名ほど戻って来ると踏んでいる。もし戻ったなら、定員を拡大して七人全員を合格にするつもりだがね」

「マジかよ……腐っても教師なんだなミカミ」

「誉め言葉として受け取っておこう。さて、では私はこれから新入生を迎える準備がある。今日はこれにて解散とする」


 解散したからといって、そのまま食堂に向かう人間なんて誰もいない訳でして。

 俺は大人しく、今日イクシアさんがいないから、代わりに朝食に出される予定だった料理を詰め込んだ弁当箱を回収しに教室に戻り、そのままコウネさんを探しに校内を見て回るのだった。さぁ、俺の代わりにたーんとお食べ。

 ……今日はおかわりもいいぞ、コウネさん。今までの分、食え。


(´・ω・`)これより毒ガス訓練を開始する!

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