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パラダイスシフト ~ある意味楽園に迷い込んだようです~  作者: 藍敦
十六章

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第百九十九話

 人気のほぼない、深夜のシンビョウ町。

 その一角にある知る人ぞ知るレストランバー『追月夜香』。

 閉店を知らせる『CLOSED』の札が下げられている扉が、一人の人間に開かれる。


「あ、ごめんよー! 今日はもう店じまいなんだー」


 来店を知らせるベルに、作業をしていたR博士ことリュエは、そう声を上げながら入り口の方に視線をやる。

 だが、そこに誰の姿もなければ、扉が開いた様子もなかった。


「あれ? 気のせいかな?」

「リュエ、今日はもう休んで良いよ。ちょっと作業があるから後は俺がやるよ」

「あ、りょうかーい。ヨシキも早く来てね? 今日は私に付き合って貰うんだから」

「ああ、分かったよ」


 そうしてリュエを居住スペースに移動させ、ヨシキは静かに――




「……凄いな、相変わらず『神様みたいな』力が使えるのか」


 そう、誰もいないはずのカウンター席に話しかける。するとそこに、唐突に一人の制服姿の女子が現れた。


「……初めまして、だな。ニシダヨシキと言う」

「初めまして。ホソハアメノと申します」


 互いに名乗る。しばしの沈黙の後、どちらともなく笑いが漏れる。


「くく……ははは、それは偽名か? 中々考えたじゃないか」

「ふふ、実はかなり悩んだんですよ? 最初はアマメとでも名乗ろうと思っていたんですけど……調べてみると害虫の別名でしたし」

「それはイヤだな。飲食業としてもお呼びじゃない名前だ」

「ええ、本当に。……お久しぶりです」

「ああ、久しぶり。……つまり、お前さんは人間として生まれ変わった、って事かね」

「ええ、そうなります。ただ生前の力が強すぎたのでしょう。一部はこの身体にも残っているんですよ」

「俺と似たような状況だ、と。それで、お前さんはこれから何をするつもりだ」


 その瞬間、店内のグラスが揺れる。店ごと揺らすようなプレッシャーが放たれる。

 今の今まで和やかに会話をしていたとは思えないその剣呑さに、ホソハはただ――


「……普通に恋をして、学園生活を送る。近くにいる放っておけない先輩の行く末を見届けて……しっかり卒業式で見送る。……そんなところでしょうか?」

「本心、なのか?」

「ええ、本心です。それに一人で事を起こすような力はもうありませんよ」

「そうか。悪かった、少しだけ神経質になっていた。お前が……いたずらに世界に仇なすなんて事、ある訳がないのにな……」

「……嬉しいです、そう言って貰えて」


 静かな時が流れる。そんな中に聞こえるのは、ただヨシキの作業音だけ。


「ところで、何をしているんですか?」

「肉磨き」

「は?」


 シリアスなムードが突然消える。ホソハがカウンターの中をのぞくと、そこではヨシキが巨大な肉塊を、包丁で巧みにトリミングをしているところだった。


「脂と筋を取り除いて成型しているんだ。今度、俺の副業で使うんだよ」

「ま、まぁ貴方が料理上手なのは知っていましたけど……今この場面でする事ですか?」

「なんだ、分けて欲しいのか。相変わらず食いしん坊だな。しかたない、この筋肉と脂身で何か今度作ろうか」

「あ、それでしたら明日の私のお弁当にしてくれません? 最近ユウキ君と一緒にお弁当交換会などをしているんですよ。私、今では友達がたくさんできたんです。SSクラスの皆さんに、それにミササギの娘さんとも」

「ほう、ミササギ領の御令嬢とか。確か今年入学したんだったか」

「ええ。ですから、何かお願い出来ます?」

「ふぅむ……しぐれ煮かハンバーグか……」

「両方でお願いします」

「くく、了解した。……そうか、お前さんもこの世界に生まれたんだな……ますます、この世界を守る理由が出来てしまったな……」

「……ええ。きっと、貴方は何を犠牲にしても世界を守るのでしょうね……」


 夜が更けていく。魔王と神もどきの再会の夜が。








「今日は是非、クラスの皆さんで来て欲しいのですよ」

「は? いや、それは別に良いけど……なんだか気合い入ってるねホソハさん」


 今日も今日とて昼休み、学食に近づけない俺が屋上庭園へ向かおうとしていると、ホソハさんが急にそんな事を言い出した。


「今日は知人から凄く高級なお弁当を頂いたんです。ですから是非皆さんにも味わっていただきたくて」

「おお? ちょっと期待しちゃうなーそれ! じゃあ連絡回しておくよ」


 なんだなんだ? なんか凄い期待させてくるじゃないか……!

 俺はいつもより三割増しでワクワクしながら、屋上庭園へ向かった。




「あ、今日は先に来てるねアリアさん」

「あ、ユウキ先輩。つけられてませんか? ここ、知られたくないんですけど……」

「……そんなに厄介な相手なんだ? もう結構アリアさんと一緒に過ごしてるし、俺としてはもう大切な後輩兼友人なんだから、なんとかしてあげたいんだけど」

「わ、それは嬉しいですね? でも……友達ですか? 異性として意識したりは?」

「ん-、俺には意中の人がいるのでそういう揺らぎはないんでーす」


 いや、コウネさんには何度か揺さぶられたんですけどね……あの人はまぁ……的確に俺の弱点とか弱ってるタイミングに最高の攻撃しかけてくる人だから……。


「そ、そんな……誰です、やはりコウネ先輩ですか!?」

「ん-内緒。で、そんな冗談はともかく、その相手ってかなり厄介なんだ?」

「そうなんですよねぇ……最悪催淫で言う事聞かせようとも考えたんですけど、秋宮のおひざ元でそんな事出来ませんし……」

「ふむ……まぁいつか直接言わないといけないかもね。去年、似たような境遇の子がさ、思いっきり人前でその相手を拒絶したんだよ『大っ嫌いだ、気持ち悪い』ってさ。そうしろって訳じゃないけど、もしそういう行動に出ても俺は支持するよ」

「まっ! 中々苛烈な方がいたんですね?」

「君んとこの聖女様の話だぞ」

「……マジで?」

「マジ」


 いやはや、ナシアの復学が待ち遠しいですな。たぶんアリアさんと相性が良い気がするんですよ。

 あの子、好奇心の塊だし。アリアさんはアリアさんで……なんというか遊びに精通しているような雰囲気あるし。


「来ましたよユウキ君! なんだかおいしいお誘いがあるんですって?」

「あ、コウネさん早い。うん、ホソハさんが何か凄い物用意してるんだってさ」

「ほほう! ちょっとワクワクしちゃいますねー! あ、ちなみに私の今日のメニューは冷製ガスパチョ風ソースと冷たいパスタです。ゆでたてをさっき冷やして来たところです」

「お弁当でそこまでやっちゃう辺り、コウネさんも大概だよ」


 そんなグルメガチ勢のコウネさんに、密かに『ぐぬぬ』顔のアリアさん。

 ははは、料理好き同士良いライバルになりそうですな。




 クラスメイトも集まり、後はホソハさんを待つだけといったところで、それはやって来た。


「おや、皆さんお揃いですね? もしかしてここでお食事中だったんですか?」

「げ」


 現れたのはディオス君。そしてうめき声を上げたのはアリアさん。

 まさかとは思うけど……変な奴に絡まれてるって、この子の事なのか?


「そ。ここで友達と食事中」

「そうだったんですね。アリアさんもいらっしゃるみたいですが、もしかして一緒に?」

「そうだね。彼女も色々面倒な立場で落ち着いて食事が出来ないって相談もされていたし、少し前の収録でご縁もあったから一緒って訳だよ」


 普通、自分とあまり仲が良いわけではない人間が、友達グループと食事をしている時に、強引に割って入ったり、混ぜてくれと言って来る事はないはずだ。常識が存在するならば。

 去年もそうだった。コウネさんとセリアさん、ナシアと一緒に食べていたところに割って入ろうとする困った生徒がいたが、その時はさすがにナシアもキレてしまっていた。

 まぁ……あれはたぶん俺のお弁当の事について怒ってくれたんだと思うけど。


「と、言う訳だから今は相手をしてあげられないんだ、申し訳ないね」

「ふむ。まだ席が空いていますね? 僕もお邪魔しても?」

「いや、予約済み。というか他人のグループに強引にお邪魔しようとするなんて少しマナーが悪いぞ、紳士らしくないな」


 君の出身国的にどうなんだ? という皮肉を込める。

 イマイチ、この男の考えが分からないのだ。正直、リョウカさんの調べでは特に富裕層というか、特権階級の出ではないという。

 なのに、この振舞い方、強引なやり方は違和感があるのだ。何か強い後ろ盾でもあるのかと警戒してしまうくらいに。


「皆さんお持たせしました! ちょっと出来立てを届けてもらったので遅れてしまいましたが――」


 と、そこへホソハさんがやって来た。よし、ナイスタイミングだ。


「あ、待ってました! 本日の主役の登場だ。おいでおいで」

「ふふ、今日だけ特別に作って貰ったんですよ。古い知り合いからの差し入れです」


 東屋の空きスペースにそそくさと座るホソハさん。

 俺達の作り話だと思っていたのか、本当に待ち人がやって来た事に、ディオスが少しだけバツの悪そうな表情を浮かべる。


「あら? もしかしてお友達ですか?」

「いや、どちらかというと現状は敵対中かな? ね、そうだよねディオス君。君はこれから俺達を打ち倒す為に修練を積まなくちゃいけないんだから」

「まぁまぁ、何かの実習ですか?」


 事情を知らないホソハさんが、素直な疑問をディオスに投げかける。


「え、ええ。僕がSSクラスに編入する為には、SSクラスの皆さんを打ち倒さなければいけないんです」

「まぁ、そんな条件を? 私の時はそういった条件はなかったのですが」

「な……! まさか貴女はSSに編入したのですか?」

「いえ、打診されましたがお断りしました。学園生活を一年短くするのはもったいないので、普通に入学を」


 あ、ナチュラルにディオス君に対して一番効きそうな発言した。


「そうだね、去年は二人、新入生でSSに打診されていたけど、二人とも断ったんだっけ」

「ええ。見たところ貴方は新入生のようですね。ユウキ先輩達はとても強いので、胸を借りるつもりで頑張ってください。応援していますよ」


 ホソハさんが最後にそう締めくくるが、それを皮肉と受け取ったのか――


「ああ、大丈夫ですよ。既に一人、カヅキ先輩には勝てました。次は……誰になるのか楽しみですね。胸を『貸す』つもりで挑みますよ」


 そう、最後に言い残して立ち去ろうとする。だが――


「……自分で言うのも癪なのですが、私はこのクラスで最も戦闘力の低い、後方担当の人間です。あまり、私を基準にしてクラスメイトを見下さないでもらいたいものですわね。正直品性を問われかねない言動ですよ、今の貴方」


 キョウコさん、静かにキレるの巻。


「へぇ、そうだったのですか?」

「ええ、残念ながらこれは事実です。……恐らく次の相手に貴方は勝てませんし『良い勝負』になんてなりもしないでしょう。現実を知りなさい」


 正直、ここまで怒るキョウコさんは初めて見る。絶対に言わないけれど、どことなく亡き祖母を思い出して、思わず俺の方が背筋を伸ばしてしまったのは秘密だ。


「ではそういう事にしておきます。次回の試合を楽しみにしています。あ、それと次回は僕も混ぜてくださいよ。ここ、三期生専用ではないんですよね?」


 そう最後に言い残し、颯爽と立ち去る。

 だが、ここでさっきから大人しく菓子パンをもぐもぐしていたカナメが唐突に――


「え、僕やだ。君気持ち悪いから……ちょっと空気読もうよ、もう成人してるでしょ君。子供じゃないんだから」


 そう、心の底から嫌そうな顔で言い放った。

 これにはさすがにディオスも面を食らったのか、何も言わずに速足で立ち去ってしまったのであった。


「カナメ、正直過ぎるぞ」

「でもみんな流石に思ってるでしょ? むしろなんで言わないんだい? 明らかに異常な行動だよアレ。言っちゃ悪いけど何かが欠如してるよ彼」

「……カナメ、俺はお前を支持するぞ。俺だってキョウコが態々あんな事言ってまで俺達を庇ってくれたんだ……あいつの言動には腹が立っていたんだ」

「そうだな。私もキョウコにああまで言わせて申し訳ないと思っている。そうだな、私が先に言うべきだった。次の戦い……先生に無理を言ってでも私を出してもらいたいくらいだ」


 だよな、みんな怒ってる。俺だってそうだ。けど、キョウコさんが自分で言った以上、俺達が怒ると彼女の覚悟に水を差す事になってしまう。

 そういう意味だと、無遠慮にこちらの気持ちを代弁したカナメに感謝したいくらいだ。


「えーと、少し事情が呑み込めませんが、ご飯にしましょう? 今日は私が主役なのですから。……変な空気を吹き飛ばす、最高の品をご用意しました……こちらです!」


 そんな空気を押し流すように、ホソハさんが持ってきた大きな包みをテーブルの上に広げる。

 いやいや……さすがに食べ物に釣られるような俺達では――


「うお!? なにこのごちそうの山!?」

「え、すご……! 食に疎い僕でもご馳走だってわかるよこれ」


 広げられたのは、大量の肉料理。ミートボールたっぷりのパスタに、どうみても牛丼の具にしか見えない煮物、なんだかカステラみたいな一本の塊になってるハンバーグみたいなの(コウネさん曰くミートローフというらしい)、それに大量の肉が散りばめられたお米料理。これは知ってる、パエリアってヤツだ(ジャンバラヤというらしい)。

 明らかに、お昼に食べる物じゃないって事だけは分かるぞ。なんですかこれ。


「すげえ……! ホソハさんこれ食べていいの!?」

「はい。実は古い知り合いと最近この都市で再会しまして、そのお祝いだそうです」

「むむ……これはただの料理ではありませんね……」


 とりあえずみんなが感心、もとい驚いている中、一人取り皿に料理を盛り付けているコウネさん。

 こういう時のコウネさんは一番頼りになるのだ。


「頂きます。むむ、この味は……ホソハさん、これを作ったのはヨシキさん……いえ、それともBB……どちらでしょうか?」

「はて? BBとはなんでしょう? あ、でもヨシキさんが作ってくれたんですよ」

「あれ? ホソハさんもヨシキさんと知り合いなんだ?」

「ええ、実は幼い頃に少しお世話になった方なんです。まさかこの都市で再会出来るとは思っていなくて、向こうも驚いてくれて、最近ユウキ先輩とお昼を食べてるって言ったら、差し入れついでに再会のお祝いに、と」

「なぁ、俺も食べ始めていいか……? すごい美味そうなんだけど」

「そうそう、まずは食べようよ。お昼終わっちゃう前にさ」


 凄いな、本当に空気が変わった。キョウコさんでさえ、料理の出来栄えに驚きの声を漏らす程だ。


「秋宮のレストラン以上……ですわね。確かにこれをお昼に食べるのは……少々重いですが、手が止まりません……」

「ね。このミートボールすっごい美味しい」

「ええ。ササハラ君、口にトマトソースが付いていますわよ」


 そう言って口元をふき取ってくれるカヅキさん。

 恥ずかしいが、今だけは我慢しよう。もう、悲しそうな、怒ったような顔をしていないのだから。

 今回はホソハさんだけじゃない、マジでヨシキさんのファインプレイだ。

 料理って凄いな……というかこの肉美味過ぎじゃないっすかね。






 午後は久しぶりに個人指導ではなく、俺達の教室に全員が呼び出された。

 恐らく時期的に来月の実務研修の行先についての話だと思うのだが――


「集まってくれて感謝するよ。察している人間もいるだろうけれど、来月の実務研修について軽く触れておこうと思ってね。今回、君達が向かう場所は『福岡県』の沿岸にあるとある町だ。『玄界灘』付近と言えば、知ってる人もいるんじゃないかな?」

「あ、知ってます。確かたまに映画やドラマのロケ地にもなってたりしますよね」


 確か俺も聞いた事があるな。それに……キョウコさんの実家って福岡じゃないっけ?


「その沿岸周辺海域で漁業を営む人間から、魔物と思われる目撃情報が寄せられている。まだ表立った被害は出ていないが、近々海域を封鎖し、調査を行う予定になっている。その際の沿岸の警備、及び周辺で被害が出ていないかの聞き込み、調査が今回の課題となる。何か質問はあるかな?」


 国内で魔物の目撃……? 京都の時は半ば自然発生したアンデッドだったけれど、今回は……? 俺はすかさず挙手をする。


「昨年、アメリカのフロリダでも海で魔物の目撃情報がありました。今回は――」


 そこまで言いかけて、思い出す。そうだ、あの時ゲートが海底に出来かけていたのは……極秘事項だ。それを俺が口に出す訳にはいかない。ましてやクラスメイトの前で。

 だが――


「ああ、そういえばユウキ君は秋宮のエージェントだったね。『その可能性も考慮している』よ」

「……分かりました」


 どうやら、彼もこちらの事情をある程度は知っているようだった。なら、もう俺が聞くことはないかな。


「先生、私からも質問です」

「どうぞ、キョウコ君」


 すると今度はキョウコさんが手を上げる。


「福岡、というよりも九州地方は我が家の息のかかる土地が多い筈です。もし、何か作戦に支障が出るようでしたら、私から本家の方に交渉を持ちかける事も可能ですが、問題は起きていないでしょうか?」

「ああ、確かにそれは考えられるね。俺の方から理事長に進言してみるよ。何かあれば、恐らく理事長に呼び出される事になると思うから、宜しく頼むよ」

「分かりました、質問は以上です」

「とまぁ、研修の概要は以上だ。詳しい作戦、予定についてはさらに調整が進み次第連絡するよ。さて、じゃあ今日はこの後だけど――」


 それは、唐突にやって来た。


「この後、ディオス君と二回目の試合があります。今回の代表はコウネ君、君だ」


 はい、ついさっきトラブったばかりでやって来ちゃいました、編入試験第二戦。

 コウネさん、頑張ってくれ!


(´・ω・`)次回、ディオス死す! デュエルスタンバイ!

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