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ここまで登場した主な人物

ササハラ ユウキ


この物語の主人公。

いよいよ裏の世界の人間となり、危険な任務に従事する事になった青年。

自分の立ち位置と『立ちたい位置』との差異に悩むようになる。

いつかは自分がクラスメイトと別な道へ歩む事を、残念ながら納得しはじめる。


また、グランディアでの一件で大幅に力が増しており、場の魔力に応じて身体が変化する体質になってしまった。

グランディアの魔力が濃密だった今回の任務中も、リミッターを全て外せば『ユウリス』として命を削る最高の力を引き出す事も可能だった。

が、今回は己の命を削ることなく、ジョーカーの助力が間に合った。






ササハラ イクシア


この物語のヒロイン(?)もしくは主人公の母親。

生前の力を徐々に取り戻し、力を増していく神話時代のエルフ。

自分と同じく、過去の世界から召喚されたエルフの存在を知り、心のどこかで感じていた孤独を払拭する事が出来た。

それと同時に、今自分が全力で愛情を注いでいるユウキを、何があっても守ろう、愛そう、共に生きようという意志がさらに強くなる。

それはもしかしたら、親子以上の思いになりえると、本人はまだ気が付いていない。


最近料理の腕が著しく上がり、もはやレシピ無しでもある程度のアレンジまで出来るようになった模様。

得意料理はピーマンの肉詰めと青椒肉絲、そしてマグロのメンチカツ。

密かにBBチャンネルで募集していた『公開収録&試食会』の抽選に応募していたらしいが、外れてしまった模様。






ヤナセ カイ


ユウキのクラスメイトの剣士。

名門『一之瀬流』における鬼才であり、いずれは師範代ミコトをも超えると目されていた青年。

だが、去年己の力に溺れ、道を踏み外しそうになってしまい、心がまだ未熟なのだと悟る事に。

強大な力を手に入れた反面、それを振るう事への恐怖、ためらいが生まれてしまい、少しだけ伸び悩んでいる模様。


また、絶賛恋人募集中であり、新入生相手に鼻の下を伸ばす事もしばしばあるが『でも、なんだかしっくりこない』と、恋人を作ろうとはしていない模様。

募集(該当者以外は断る)。






イチノセ ミコト


ユウキのクラスメイトの女剣士。

名門『一之瀬流』本家の長女であり、師範代。

心技体に優れ、総合的な力は今のカイを越えている。

力だけならば劣るが、あらゆる状況での判断力や心の強さは、もはや生徒としての域を越えている。

また、密かにユウキの憧れの対象(剣士として)であり、彼女もまたユウキを共に高め合いたい仲間として信頼している。


そしてバレバレではあるがカイに思いを寄せており、最近カイはユキの事ばかり口にするので、若干ジェラシーを感じている。

ダーインスレイヴに食ってかかったのも、そういう嫉妬心が根底にあったのかもしれない。






ヨシダ カナメ


ユウキのクラスメイトの戦士であり、バトラーであり企業お抱えの人間でもある。

実戦慣れしており、また心の強さや冷静さだけならミコト以上の人間。

何事にも動じることなく冷静に任務をこなす……と思いきや、今回はクラスメイト達の暴走とも言える独断専行に付き合い、そして結果として、ダーインスレイヴやクラス全体を危険に晒してしまう事に。


それはもしかしたら、自分のお気に入りであり、良き観察対象であるユウキの離脱に、どこか焦っていたからなのかもしれない。






カヅキ キョウコ


ユウキのクラスメイトのエンジニア兼司令塔。

秋宮と並ぶデバイス、魔導具の開発で有名なUSH社の令嬢。

ユウキと親しい反面、今回のユウキの動きにどこか不自然な点を見出し、真実まであと一歩の場所まで『手が届いてしまった』女性。


また、本人もユウキに対して『弟のよう』と感じており、家の意向とは無関係にユウキに構ってしまっている自分に気が付いている。

本格的にスポンサーとなり、秋宮からユウキを引き離すことが出来ないか画策中。






アラリエル


ユウキのクラスメイトの魔導師であり、今は狙撃手として訓練中。

極めて希少な闇魔導を使いこなし、己の魔力に応えてくれるデバイスを手にした事により、完全なる遠距離アタッカーとして目覚めつつある不良生徒。

実はグランディアにおける『最も高貴な血』をその身に宿している疑いがあり、さらにはこめかみに小さな角があったり、強力な魔族の証である『魔眼』を目に宿していたりと看破されたしまった。


ちなみに非童貞ではあるが、しっかりとマナー(意味深)は守り、人として間違った事だけはしていない模様。あとマザコン。






セリア・D・ハーミット


ユウキのクラスメイトの女性。

極めて優秀な魔導師であり、その腕前は今の世代では三本の指に入る程。

ユウキに対して思うところが多く、果たして自分はユウキを好きなのか、それとも可愛い、保護したいと思っているのか、はたまた親しい性別を超えた友人なのか、イマイチ分からないでいる。

エルフは本来、身体の成長が遅く、それに応じて心の成長速度も人間よりもやや遅い。

故に、まだ彼女としては『みんな友達』という気持ちが強いようである。


また、かつて『聖女候補』であったと明かされ、それは異世界グランディアにおいてもトップクラスの素養をその身に宿しているという事であった。

なお魔導師ではあるが今は戦士として戦っており、最近重量上げでバーベルを140キロまで上げられるようになったのだとか(身体強化適正は低いそうです)。






コウネ シェザード


ユウキのクラスメイトであり、元婚約者(嘘)。

ユウキの魔法の先生でもあり、同時にシュヴァ学のバトラーサークル期待の星。

というか人気が高すぎるアイドル的存在になりつつある。

剣技、魔導共に極めて高水準で使いこなしており、総合力ならばミコトをも超えるのではないかとユウキは思っている。


また洞察力に優れており、感情の機微にも聡い。

貴族としての物の見方と、庶民的な物の見方を兼ね備えた、広く物事を見られる女性。

そして食いしん坊。しかし食いしん坊。だが食いしん坊。

花より団子を地で行くお嬢様であり、最近一人暮らしを始めた事をきっかけに、自由に暴食を繰り返している模様。

そして何故か太らず、同性からのヘイトを密かに稼いでいる。


ユウキの事を憎からず思っているが、自分の立場からか『恋愛や結婚は政治に使う物』という意識が強く、自分がユウキに抱いている感情が本物の恋愛感情なのかまだ分かっていない。

だが、もしも恋愛感情ならば、改めてユウキに婚約を申し込む気ではいるらしい。

凄い、ここに来てユウキの恋人ダービーで一位になりつつありますよ貴女。

なお重度のBBチャンネル信者であり、イクシアが落選した公開収録にもばっちり当選したのだとか。






ナシア フラウニー(ナーシサス)


グランディアにある国、セリュミエルアーチの聖女。

神話時代から続く役職であり、その扱いは『国の象徴』つまりは権力ではなく信仰の対象であるらしい。

初代聖女の魂が未だに国の聖地に残っているらしく、聖女とはその声を聞く、もしくは魂を宿す事が出来る人物が選ばれるという。


古い一族『花の一族』の人間らしく、少々変わった一族であるらしい。

また、聖女は代々花の一族からしか排出されないのだとか。

極めて強力な魔導師であり、現状最も強力な魔導師とされている。

その潜在能力は、イクシアをも超える程。

また体の成長が止まっており、永遠のロリエルフであり、大きい危険思想のお友達の毒牙にかかりそうになっていた。

イエスロリータノータッチ。






ニシダ ヨシキ(ジョーカー)


自称世界最強の男。

ニシダ主任の実の兄であり、リョウカの古い友人であるらしい。

また重婚をしている男の敵である。

極めて強い、強すぎる力を持つが故に、価値観や人格が歪んでしまうのを恐れ、常に自分を律し、演じ、力を振るう条件を厳しく設けている。


基本的に優しくはないが、面倒見は良いという、どこか矛盾した人間。

そしておちゃらけているようでいて、時折老人のような、何かを諦めているかのような、悟っているかのような価値観で物を語る。

彼の言う『正しさ』とはいったいどういう物なのだろうか?

うっせぇわとは無関係です。正しさとか見せつけなくて良いです。






ジェン ファリル


ユウキ達SSクラスの担当教官。

実はセリュミエルアーチの名家のお嬢様らしい。

実力も申し分なく、実は成長してきたSSの生徒と戦っても、全力のユウキ以外には余裕で勝てるらしい。


最強種族ドラゴニアであり、現在地球上には彼女しかいないのだとか。

そもそも、ドラゴニアは極めて排他的かつ、外部との関りを嫌う種族なのだとか。

実はショタコン。ユウキ逃げて、超逃げて。






アキミヤ リョウカ


秋宮財閥の総帥にして、シュヴァ学の理事長である女性。

年齢は三〇を越えているはずなのに、いつまでも若々しく、仮面の下は美魔女とまことしやかに噂されている女傑。

国を相手に経済戦争を仕掛けるのもやむなし、とする苛烈な面も持ち合わせており、その気になれば日本の経済を全て牛耳る事も可能なのではないか、と密かにユウキは睨んでいる。


優れた情報網と人脈、そして何よりもジョーカーことヨシキと連絡を取る事が出来る数少ない人物であるが、ジョーカーが協力してくれるのは稀。

本当に世界の均衡が崩れる事態か、もしくは簡単な料理関係のお願いのみ。

そして、もしかすれば彼女は『アキミヤ リョウカ』ではないのかもしれない……とヨシキに示唆されていた。






(´・ω・`)(古より伝わりし高貴なる四足の獣)


らんらんきたわよ。


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