ツッコミ不在の漫画といえば?
『女の園の星』
作:和山やま
女性ウケ。イケメン教師っぽい表紙ということで、ねっとりしたモテモテ女子高教師を描いている漫画かと思ったら、ツッコミ不在のククク笑いが連発するギャグ漫画(で間違いないよね?)だった。
星はスターという意味ではなく、シンプルに先生の名前が星三津彦。女子高の先生たちと生徒たちによる日常会話劇。全員が少しずつズレているけど、皆がそれを許容するナイスな漫画。
『夢中さ、きみに。』に続き、和山やまのおかわり紹介になってしまった。「いま、注目の漫画家といえば?」で全部括ってやった方が良かったかもしれんが、現在進行形で読んでいるので、もしかしたら、次も和山かもしれん(おい
―― そういや、このひとの作品に出てくる作中漫画。作者のオカンが描いているんだったか。最近ではだんだんオカンも絵が巧くなってきて困るとか、なんとか。現実も含め、面白い漫画だ。
『エターナル カオル』は『エターナル・カオス』が正解じゃね?(読んだひとにしか分からんこと書くな) でもって、星の脚本版で、笑いをこらえて、涙出たわ。伏線の回収がえぐすぎる(笑)。
全部種明かしされるミステリー「秘伝のペットOK」編も、冒頭とループするオチですげーな。ギャグの勉強になる。
注・これはファストで読めない漫画です(けど重くもない)。
画が真面目な分、余計に面白いんだろうな。
これも作画変えたるだけで、味が半減する可能性もあるので、「実写化」とかは、マジでやめておいた方がいい気がする(たぶん吉沢亮がやっても失敗する。いちばん顔のイメージ近いけど)。
とにかく、夢中さ、和山に。




