将棋漫画といえば?
―― さて、これは非常に難しい。
どれを一番に選ぶのか?
どれも好きだし、その日の気分で一位も変わる。なので、とりあえず好きなものを羅列しよう(早くも形式破綻)。
『リボーンの騎士』
作:鍋倉夫
奨励会を年齢で退会し、カラオケのアルバイトスタッフになった主人公が、再生を目指す物語。
『ひらけ駒』
作:南Q太
将棋にハマった小学生の息子とお母さんの物語。女性漫画家らしい、味わいの作品。
『或るアホウの一生』
作:トウテムポール
こちらも女性漫画家によるもので、味わいが良い。打ち切りもったいねぇ。
『将棋の渡辺くん』
作:伊奈めぐみ
嫁が描く、実在の棋士・渡辺明の日常。昨年、離婚したそうだけど、同居は続けているらしい。
『目の前の神様』
作:久野田ショウ
プロに成り立ての新人棋士の物語。「関係性」の描写が多いが、作者は女性?
『月下の棋士』
作:能條純一
昭和~平成初期の味わいのザ・男の世界。
『ハチワンダイバー』
作:柴田ヨクサル
ひとつだけ毛色の違う、異次元。将棋でひとが死ぬくらいのバトル将棋漫画。
―― 『将棋指す獣』なども紹介したいところだが、これも打ち切りなので……。『三月のライオン』は、将棋以外の要素が多すぎて省いた。
『龍と苺』は、『響 小説家になる方法』の柳本光晴の作品で、響と大筋同じメソッドで描かれた漫画だが、途中でいきなりぶん投げやがったので、こちらも読むのをやめた。