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算術漫画といえば?
『天地明察』
作:冲方丁 画:槇えびし
小説からのコミカライズ作品。
岡田准一主演で映画化も。
碁打ちの安井算哲(後の渋川春海)が主役。
算術と天文好き。神社に奉納された算額絵馬から、和算家の関孝和の存在を知り、のめり込む。そして、その素養を見込まれ、幕府からは(改暦作業に伴い)「北極星を見て参れ」と測量の指示を受ける。
算哲が、若くして白髪頭で描かれている意味は分からないが、そこはまぁ、漫画である。数学というよりも「和算」の世界。
数学漫画でいえば、『はじめアルゴリズム』も面白い。
こちらは、老数学者が若き才能と出会い、育成する物語。もちろん文系が読んでも、十分に面白い漫画。
画的にも、この二作はゲブラの好みである。




