野球漫画といえば?
『グラゼニ』シリーズ
作・森高夕次 画・アダチケイジ→足立金太郎
野球漫画といえば?
最も漫画の題材されてきたスポーツ=野球。みんながそれぞれ、思い入れのある作品満載の中、敢えてこの作品を推す筆者のセンス……。
「グラウンドにはゼニが落ちている」の略称である漫画タイトルを背に、しがない中継ぎピッチャーの凡田夏之介がサクセスしていく一大叙事詩。移籍して始まる東京ドーム編、パ・リーグ編、大リーグ編とシリーズを重ね、スピンオフとしては、青春編と夏之介をスカウトしたスカウトマンの選手時代の話、昭和のグラゼニ編などまであるのだから、かなりの人気作品といえる。アニメ化もされているそうで、そちらで夏之介の声優をしているのは、落合博満の息子、あの福嗣くんだというのだから、いろいろと面白い。
ただ、他に面白かった野球漫画タイトルも、いちおう書いておこう。クレームが入る予防線として。
・ドラフトキング
・ベー革
・砂の栄冠
・ダイヤモンドの功罪
・ストッパー毒島
・ONE OUTS
こうやって挙げてみると筆者の好きな傾向が見えてきますね。いわゆる「オルタナティブ」、王道は避ける傾向にあるようです。頭脳戦、あるいは不器用系、変化球を好む傾向が如実です。王道も読むには読むけど、けっきょく何も残らない的な……(余計にクレーム入りそうだな、これ)。あ、あだち充の野球シリーズは別枠やで。




