サッカー漫画といえば?
『BE BLUES!~青になれ~』
作:田中モトユキ
近年、サッカー漫画で人気を集めていたのは『ブルーロック』であったと認識しているが、筆者的には、この作品がベストか。
『神様のバレー』に続き、またスポーツ漫画かよ、と思うかもしれないが、そうです。スポーツ漫画はかなり好きです。だってサクサク読めるので(『神様のバレー』の方は、頭脳戦メインなので、実際にはサクサクではないが)。
で、今回紹介するのは『BE BLUES!~青になれ~』
これは主人公である一条龍の再生の物語。
(以下序盤ネタバレ)
天才の名を欲しいままにする小学生サッカー選手・一条龍が、友人を守るために事故に遭い、大ケガを負い、リハビリ生活へ。数年のブランクを経て、フィールドに舞い戻った元・天才は、復活できるのか?というストーリーライン。
小学校編、中学校編、高校編。尻上がりに面白くなっていく漫画で、高校編では、感動込みの鳥肌が立つシーンも連発。全49巻と長めだが、ストーリーものと比較すると半分くらいの感覚で読めるので問題ない。連載誌が週刊少年サンデーでなければ、もっと売れていたと思うが、サンデーだからこそ、長期連載が出来たという面もあるのかもしれない。
他にサッカー漫画でいえば、『フットボールネーション』や『ジャイアントキリング』なども勧めたいところだが、個人的イチ押しは、やはり『BE BLUES!』である。