アート漫画といえば?
『ギャラリーフェイク』
作・細野不二彦
悪徳画商・藤田を主人公とするアート作品と業界を巡る物語。筆者がアートに興味を持つきっかけともなった作品。専門家に言わせると、けっこう間違った認識・情報なども含まれているようだが、フィクションなんだから、かまわんやろがえ!
同時代の作品でいえば、『ゼロ THE MAN OF THE CREATION』が思い浮かぶが、こちらの主人公は高慢に過ぎて、けっこう序盤で投げたのだが、いま読むと面白いのかな?
そして、いまアート漫画といえば、やはり『ブルーピリオド』が一番におもい浮かぶひとも多いことだろう。筆者も連載開始時から目を付けており、楽しんでいたのだが、人気が出ると熱が冷めるマンなので、途中から長らく放置している。手元にはあるのだから、続き読まなきゃ。
面白いのでいうと『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』なんてのあるよ。あ、また思い出したけど、かわぐちかいじの『心(COCORO)』もレオナルド・ダ・ヴィンチを描いた作品で、そこそも面白かったと記憶している。
今はもうアート関連は、山田五郎氏のYouTubeチャンネル『オトナの教養講座』が抜群なので、これでお腹いっぱいの感じもある。五郎さんは、現在ガン闘病中なのだが、何とかええ塩梅になって欲しいものである。