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夜空散る花  作者: 雨宮雨霧


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11話

なのはは教頭先生と病院に行った。

私はいつも通り授業に出席する。

だが、なにも頭に入ってこない。

ノートも取らないまま昼休みになった。

スマホを見ると、なのはからのメールが来ていた。


「一緒に夏祭り行こう。」


なにを言っているんだろう。

そう思いながらいいよと返信した。

夏祭りはどうも今日らしい。

なのははよくわからない。


あっという間に残りの授業が終わり、部活に行く。

しっかり準備運動をし、水分を摂る。

顧問に見張られながら、走り続けた。


部活が終わると、なのはが校門に居た。

「おつかれ。行こ。」

ぶっきらぼうにそう言う。


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