エリュシオン紹介
この作品はWTRPG「エリュシオン」を舞台にした物語です。
ゲームを知らない方への簡単な世界設定説明となります。
ゲームの設定を知っている方は、このまま次のページから始まる小説をお楽しみください。
この物語はWTRPG「エリュシオン」のゲーム内で活動するキャラ、斉凛の物語です。
エリュシオンを知らない方が読むために、さらっと必要な事だけ、ご紹介します。
舞台は現代の地球と変わらない文明世界。しかしこの世界と別次元に、天使と悪魔という存在がいて、両者は長い戦争をしていた。
ある時、天使側が、自分達の戦力増強の為に、地球へ侵略し人々を襲い始めた。悪魔側も負けじと地球に侵攻し人間を襲い始める。天使も悪魔も、人間の魂を奪ってエネルギーにして戦力を高める事ができる為だ。
天魔に通常兵器は一切きかない。物質透過と言われる特殊能力で、自分の自由で幽霊のように物をすり抜ける事ができる為だ。そのため核兵器すら通用しない。
そんな人類の中から突然、アウルと呼ばれる超能力に目覚めた存在がでてきた。天魔に唯一対抗できる能力者だ。運動神経はオリンピック選手並みで、驚異的な回復能力を持ち、様々な特殊能力を持つ。その力を鍛えて天魔と闘うもの。それが「撃退士」だ。
日本の茨城県沖にとある人工島があった。その島に巨大な学園があった。「久遠ヶ原学園」日本で唯一の撃退士養成学校だ。初等部から大学院まであり、アウル能力者であれば誰でも入学可能。卒業後撃退士になれば学費も免除。学校のカリキュラムの中に、戦闘訓練がある以外は普通の学校と変わらない。
学校に通いつつ希望者は依頼を受けて天魔と闘えば、報酬ももらえる。
自由な校風の学園には、個性あふれる学生や居場所があり、みんなが楽しく学生生活を謳歌していた。
物語はとある少女が学園に来る前に、どんな人生を送っていたのか…を語ったお話です。




