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短編集

佐藤さんの日曜日(本日の天気は快晴です。)

作者: 亜桜蝶々

ハローワールド!ハローMonday!

おはよう!世界!!


私は佐藤。今は午前6時。只今起床致しました大佐!!

そんなノリでガラッと自室のカーテンを勢いよく開く。

太陽は姿を完全に現して天を駆け上がりながらこの街を暖めていく。

今日は雲一つない快晴だ!日曜日には最高の天気だね!!


私は服を着替えて一階に下りる。

とりあえずは家族の分の朝ご飯を作らないとね。


朝ご飯は何にしようか…。無難にパンと目玉焼きとソーセージかなぁ。お母さんは寝込んでたから雑炊にしよう。


トースターでパンを4枚焼く。みんな育ち盛りだから二枚以上は食べるだろうから…12枚も焼けば良いかな。

片手で卵を割って熱したフライパンに入れる。隅の方でソーセージを焼こう。

雑炊も良い感じだし、我ながら美味しそうな朝ご飯だね。


「あら?もう出るの?」


唐突にダイニングキッチン付きのリビングのドアの方から声。


「うん。ご飯はつくっといたよ。お母さんは病み上がりだから卵雑炊作ったよ。」

「ありがとう。毎日朝ご飯つくってくれて。」


そんなことを言われたので気恥ずかしくなった私は


「お母さんより、私が作るほう美味しいからね。」


なんて言った。お母さんにはクスクスと笑われている。


「あ!ほら、もう行かなくて良いの? もう、7時よ?」

「え?わ、ホントだ!?行ってきます!!」


私は手早くトーストに目玉焼きとソーセージを挟む。左手で持って食べながら職場に向かう。


家を出たところでお隣さんと出会った。


「おはようございます。田中さん。」

「お仕事?流石ねぇ。私の家のドラ息子にもしっかりして欲しいわ!!」


私は苦笑した後、田中さんに会釈をして職場に向かう。


職場がある、商店街の入り口の辺りで商店街でバーを経営してるマスターに会った。


「あ、佐藤ちゃん、おはよう!今日も可愛いねぇ。」

「ありがとうございます。マスターはなんでここに?家に帰らないんですか?」

「ちょっと嫌なことがあってやけ酒を飲んでたの。話、聞いてくれる?」

「すいません。今、職場に向かってる途中なんです。」

「あ、そうか。ごめんね?引き止めちゃって。」

「いえいえ。暇が出来たらマスターの所に行きますよ。」

「ありがと!だから佐藤ちゃん好き!!」


その後も会話をしつつ職場に着いた。

喫茶店、マリン。私のお店だ!!

裏のドアを開けて店の中に入る。今日も1日このカフェで働くのだ!

私はお客さんが大好きだ。皆にこのカフェでくつろいでリラックスして欲しい。

だから、今日もこの喫茶店を開店する。



「喫茶店マリン。開店しましたー!!」










◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

佐藤さん

性別、男。

年齢、35歳

常にテンションの高い気の良いおっさん。なかなか良い顔立ちをしている。上は中学生から下は小学生までいる四人の子どもと母親の6人で暮らしている。嫁は既に他界。


母さん

性別、女

年齢、70歳

めちゃくちゃ若々しい母親。


田中さん

性別、女

年齢、75歳

5人の子どもの内、二番目の息子がニート。


マスター

性別、男

年齢、40歳

おネェ。佐藤さんを佐藤ちゃんと呼ぶ。佐藤さんに恋してる。




若い子だと勘違いした方は是非感想を。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 前向きになれる、いいお話ですねえ。 日曜日の夜または、月曜日の朝に読むのにピッタリですねえ。
[良い点] 二十歳前後の女性だと思って読んでた。 でも何よりも中々に大変そうな境遇でこんなに明るく前向きで元気良く生きている佐藤さんがかっこいい。
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