古巣帰のお話 前編
ここは、路地を幾つも越えた先にヒッソリと建つ『万屋 矢尾』その店内。
食事を食べたり寛いだりする居間。古物買取受付へも通じているのだが、今は矢尾が接客中だ。
大学は、一週間ほど前に夏休みへと突入した。これから一ヶ月半ほど授業はない。
人によっては海に海水浴へ行ったり山へキャンプへ行ったりと、行楽をするのが一般的だろう。
しかし、榮にそういった趣味はない。自分から行こうとは思わないのだ。
岡谷や諏訪に誘われればもちろん乗るが、どうにも二人は忙しいらしい。
岡谷は長期休暇を利用してへ旅行に行っている。
休み前には『うどん食い倒れの旅に行ってくるよ!』と息巻いていた。
うどんの有名な四国のあの県へ行くのだろう。
諏訪は実家の手伝いで遊びに行く暇はないと言っていた。
氏子さんへの挨拶やら掃除やら祈祷やら。とてもとても忙しいと。
榮には計り知れないが、神社は年中無休なのだと言っていた。
そして問題の榮。
八月の初週を終わろうかという頃。実家へ、帰郷の連絡をするのを忘れていた事を思い出した。
黒電話の受話器を上げてダイヤルを回し、実家へと電話を入れた。
もちろん、矢尾には一言断り、使わせてもらっている。
数度の呼び出し音の後、ガチャリと受話器が取られた。
『もしもし、どちら様?』
「あ、お母さん。私」
『ウチに私なんて娘はおりませんよ』
そうしてガチャリと切られた電話。
もう一度同じ番号を回す。次はワンコールで受話器が取られた。
『何よ、いま忙しいんだけど』
「お盆に戻るつもりなんだけどさ、旅行とか予定入ってる? そうならその日は避けるけど」
『んー? 別に予定はないね。大体、このクソ暑い中外に出るなんて正気じゃないでしょ。クーラーの効いた部屋で涼んでるのが一番』
きっとソファに座って冷たい麦茶でも飲んでいるのだろう。榮の母親はそんな人だ。
海には日に焼けるからと行くのを拒み、山には虫に食われるからと行くのを拒む。
榮の出不精も彼女から伝わったに違いない。
『そういえば、アンタの借家燃えたって聞いたけど、今ドコに居んの?』
「バイト先で部屋借りてるよ。お盆入りに戻るから、よろしく」
『あーそー。そんじゃー』
ガチャリと音がし、通話が途切れた。
さていつ戻ろうか、と考えているとジリリリリン! と黒電話が鳴る。
慌てて受話器を取る榮。
「はい、万屋―――」
『そうそう。本家が痺れを切らしてね。今年は絶対に来いって。アンタも来なさいね』
「え!? ヤダよ! お母さんだけ行けばいいじゃん!」
『口答えしない! 鍵閉めてくから現地集合! いいわね!』
ガチャリと電話が切れた。再度かけても呼び出し音が続くだけ。どうやら受話器を取る気がないようだ。
はぁ、と深くため息を吐く榮。
―――最悪だ…
お墓参りはしているが、あの家に泊まりたいとは思わない。
例年はコッソリとお墓参りだけをして、本家には目を向けずに実家へと戻っているが、今年はそうもいかないようだ。
榮が小学校に入学して数年後、祖母が亡くなってからは疎遠になっているのだ。
本家。
榮の母親は本家の長女。下には二人の弟と一人の妹がいる。
つまり榮には、二人の叔父と一人の叔母がいる事になる。今は祖父の下に叔父の一人が就いて、家を継いでいるとかなんとか。
母親が食事中に言っていた事を右から左へ流して聞いていたので曖昧だが。
―――もう帰らなくても…けど、お墓参りはしたいし…
色々と考えていた時、古物買取受付から続く襖が開かれた。
「お待たせ。何回か電話来てたけど、依頼かしら?」
黒いドレス様な衣装に身を包んだ妙齢の女性、矢尾だ。
この『万屋 矢尾』の店主であり、榮の住むこの家の家主でもある。
榮は二十代後半くらいだと勝手に考えている。実年齢は知らないし、知る気もないが。
矢尾のその手には何かが掴まれていた。
青錆色で丸く、直径は20cmほど。デコボコした表面が榮の方を向いていた。
銅鏡かなにかだろうか。
「あ…いえ、私の実家からで…矢尾さん、お盆の間、休めますか?」
ここで、矢尾に休む事が出来るかを聞いた榮。
もしも休むなと言われれば、これ幸いとバイトに精を出す事が出来る。
「別に構わないわよ。盆暮れ正月は休みだし。里帰り?」
神は死んだ。いや、欠片も信じてはいないが。
「ええ…はい…それじゃあ、お盆、休みます…」
魂が抜けたようにフラフラと立ち上がる榮。
依頼が入っているのだ。
今日は茅野さん宅の庭の草むしり。それに大鹿さん宅の我王の散歩。
それに加えて、二丁目の喬木さん宅。『作物の収穫の手伝い』を依頼された。
喬木さん宅のご夫婦は近くに畑を持っていて、自家農園をしていると聞いた。
四月の終り頃にはトウモロコシの種を植えたし、その後も度々手伝いをしてきた。
今日はその収穫だ。
しかし、お昼を過ぎた辺りの今、我王の散歩には少し早い。
茅野さん宅の草むしりをして、喬木さん宅の収穫の手伝いを終わらせてから我王の散歩に行こうと決めた。
「それじゃあ行ってきます…」
麦わら帽子を被って靴を履き、バケツには草刈鎌とビニール袋を入れて自転車の前かごに乗せる。
榮の乗っている新品の自転車ではなく『万屋 矢尾』で使っている共用の物だ。
日がカンカンに照り付ける中、榮はスタンドのロックを蹴り付けて外し、ハンドルを持って前に押し出しそのまま勢いに乗って走り出す。
遠くの山には厚い雲がかかっているのが見えた。
夕立が来るのだろうか。
それならば、と。
榮は自転車を漕ぐ足を速め、急ぎ茅野さん宅へと向かった。
―――
「た、ただいま戻りました…」
雨に濡れた榮が『万屋 矢尾』へと戻ってきた。
ズボンの裾は黒く塗れている。夕立に降られてしまった。
茅野さん宅の草むしり、喬木さん宅の収穫の手伝い。
この二件の依頼を済ませた時には、空に雲一つなかった。
しかし、大鹿さん宅の我王の散歩を始めて十分ほど経った時、空の様子が一変した。
厚い雲が空を覆い、日は遮られ薄暗くなり、土砂降りの雨が降って来た。
夏の天気は変わりやすいとは言う、あっと言う間だった。
こうまで急に降られるとパニックになってしまう。
我王ははしゃいで興奮していたが、榮はそれどころではない。
リードを引っ張って我王を引き摺り、元来た道を戻って大鹿さん宅まで戻ってきた。
バスタオルで我王を拭い拭き、ドライヤーで水気を吹き飛ばした。
なんとか乾かした後、榮は大鹿さんから借りたタオルで髪を拭った。
雨が弱くなるまで待たせてもらったが、三十分経っても弱くなる気配が無い。
大鹿さんから傘を借り、自転車を押して『万屋 矢尾』まで戻ってきたのだった。
「お帰りなさい。ご苦労様」
缶ビールを片手に持った矢尾が榮を出迎えた。
タオルを差し出されたので受け取り、片手に提げていたビニール袋を矢尾に渡す。
中には、喬木さんご夫婦からお裾分け頂いた野菜が入っている。
トウモロコシにミョウガにオクラ、ゴーヤにキュウリに枝豆トマト。
スーパーで買えばそれなりのお値段はするのだ。
「台所に置いておいて下さい。お夕飯に使いますから」
「喬木さんご夫婦? あの人たちの作る野菜、美味しいのよね。任せたわよ、榮」
「任せてください! チャンプルー作りますから!」
髪を拭い終わり、笑顔で答える榮。
こういう時、短い髪は助かる。
小学校の高学年から高校生までは長めだったのだが。面倒なのだ、シャンプーをするにも乾かすにも。
大学デビューというわけでもないが、大学に入学してからは短めにした。
岡谷ほどに短くはないが、女性としては短い方だ。
服を部屋着に着替え、台所へ向かう。夕飯を作るためだ。
まずはミョウガだ。味噌汁にするのだ。
片手鍋に水を入れ、火にかけて沸騰させておく。
ミョウガを軽く水で洗い縦半分に、それをまた半分に切る。
出汁は頭とワタ取った煮干しを。わざわざ引き上げたりはしない、そのままだ。
ミョウガを入れて味噌を入れ、少しだけ煮立たせる。これで出来上がりだ。
蓋をして脇に置いておく
次に、ビニール袋からゴーヤを取り出し水で洗う。
ヘタを落とし、縦に半分に切る。ワタを落としてザクザクと切り、水を溜めたボウルに入れて置く。
ゴーヤは確かに苦いが、水に晒せばそれが和らぐのだ。
その間に別のボウルに水を溜め、高野豆腐を戻して水気を切っておく。同時に、深めの鍋に水を入れて火にかけておいた。
フライパンに油を敷いて温め、温まる間にニンジンをイチョウ切りに、鶏の胸肉を一口大に。
卵を二つ小皿に割り入れてて溶いておく。
十分に温まった所でゴーヤを、次にニンジン鶏肉を。
水が出てきた所で、一口大に切った高野豆腐を投入、醤油と砂糖で味を付ける。
クツクツと少し煮立たせて水気を飛ばす。
水を入れた鍋が煮えてきた。
塩を適当に入れ、軽く洗った枝豆を入れておく。
枝が付いたままの枝豆だ。
チャンプルーの水気が飛んだ事を確認し、溶き卵を流し入れて少しばかりかき混ぜる。
さっと火を通して出来上がりだ。
もういいだろうと、枝豆を一房千切って食べてみる。
少し辛めの味付けだが、お酒の入っている矢尾にはちょうど良いだろう。
これで大体は出来上がり。
拳ほどの大きさのトマトを二つ、四等分に切り分け小皿にいれた。
キュウリは一口大ほどに切って味噌を添える。
―――ピーッ、ピーッ、ピーッ。
丁度ご飯も炊けたようだ。
茶碗に盛りつけ、料理をお盆に乗せて居間へ持っていく。
「お待たせしました。出来上がりましたよ」
「ありがとう。それじゃ、頂くわね」
机の上にはビールの空き缶が二本転がっていた。
その缶をゴミ箱へと投げ入れた矢尾。榮は苦笑いをして缶を持ち上げ、台所へ持っていく。
缶や燃えるゴミやプラスチックは分別しなければならない。
榮が戻ってくると、矢尾は枝豆を半分ほど食べ終えていた。
手を合わせて頂きますをして、まずはゴーヤのチャンプルー風へと箸を伸ばす。
僅かな苦み。卵のおかげか、苦味は随分と抑えられている。味付けは、少し濃いくらいか。
「矢尾さん、チャンプルーどうですか?」
「ええ、良い味付けだわ。少し濃いのが丁度良いわ」
どうやら、矢尾にも好感触だったようだ。
ホッと一息吐く榮。
初めてだったが、存外上手くいった。
黙々と食べ進め、あっという間に皿が空になった。
食べ終わったら次は片付けだ。
スポンジへ洗剤を付けて皿を擦る。
隣では布巾を持った矢尾が立っている。珍しい事もあるものだ。
いつもはラジオを聞きながらお酒を飲んでいるというのに。
「ところで、榮」
「はい、なんですか?」
榮に手渡された皿を拭きながら、矢尾は問いかけた。
「お盆、実家に帰るのよね?」
「ええ、電車で戻ります」
この街から榮の実家まで、最寄りの駅から電車に乗って四十分ほど。
気軽に帰る事が出来るようでそうでもない。ゴールデンウィークも今は無き借家で過ごしていた。
「けど、今年は本家に集まるみたいです。実家には入れてもらえなさそうです」
本家までは更に遠い。
一日に十本ほどのバスに乗り、揺られ揺られて二時間。
バス停から更に歩いて五十分。山道を抜けた森の中に建つような家だ。
「ふぅん、あんまり乗り気じゃなさそうだけど」
「え…そう見えましたか?」
「こんな商売をやってるんだから、すぐに分かるの。表情の硬いあなたでもね」
態度に出していたつもりはないのだが、どうやら矢尾には筒抜けだったようだ。
しかし、自分はそんなに表情が硬いのだろうか。
「まあ、あなたの表情の硬さはおいておいて、相談になら乗るわよ。これでも、あなたよりはそれなりに長く生きてるから」
最後のお皿を拭き終わり、水切りへと入れた矢尾。
二重の綺麗な眼で、矢尾は榮を見つめる。なんだか、心の奥底まで見透かされているような、不思議な感覚だ。
「実は…」
―――
「なるほど、そう言う事」
祖母が亡くなってから本家へ行っていない事。
お墓参りには毎年行っていたが、まるで母親が本家を避けているような事。
そして同時に、本家も自分たちを邪険にしている気がする事。
それらを矢尾に打ち明けた。
ふんふんと頷き、矢尾は言った
「なら、行かなくていいんじゃない?」
確かにそうだ。それが最善策だ。
母親からは恨まれるだろうが、それさえ除けば一番良い。
「お店は休みだけどあなたの部屋はあるんだし。それに、もう二十歳になるんでしょ? 」
「けど…祖母のお墓参りには、行きたくて…」
「我が儘ねえ。ま、らしいけど」
矢尾はそう言って、黒電話を手にした。
ダイヤルをジーコジーコと回し、どこかへ電話をしているようだ。
「もしもし私…知らないって? 寝ぼけてんじゃないわよぶち殺すわよ」
殺人予告から始まった電話だったが、その後はいたって普通の会話だった。
どうやら、矢尾とは見知った仲の様だ。
数分程口論をした後、カチャリと受話器が置かれた。
「あの…どなたに?」
「少し偉い奴にお願いしたわ。ま、お盆までにはなんとかなるから」
「えっと…何が、ですか?」
「色々とね。さ、もう遅いから寝ましょ」
そう言われ、榮も渋々と部屋に戻って床に就いた。
疲れていたのか、毛布を被ってすぐに眠ってしまった。
そして、あっという間にお盆に入った。
それまでの間、特筆する事はあまりない。
大鹿さんの依頼で我王の散歩をしていたり、喬木さん夫婦と共に作物の収穫をしていたりだ。
現在は朝の七時。
台所のガスの元栓を閉めブレーカーを落とし『万屋 矢尾』の戸締りをして、二人して外へ出た。
眠たい目を擦りつつ、今は矢尾を待っている所だ。
肩にかけた鞄の生身は数着の下着。ついでに代えの衣服。
それに極楽丸とカメラだ。
カメラは、最近の趣味になっている風景写真を撮るためだ。代えのフィルムも三本持ってきた。
意思を持つと極楽丸は言っているが、榮には知りようがない。
極楽丸は放置していてもよかったのだが、ギャーギャーとうるさかったので、布切れに包んで持ってきた。
戻ってきた時に切れなくなっていても困るし。
あれこれ考えていると、榮の前に車が停まった。
昨日の夜、矢尾が車を貸してくれると言ったのだ。
榮は車に酔いやすい質である。電車ならばある程度耐えられるのだが、バスに長時間乗るのは負担が大きい。
加えて、電車賃やバス代の事もある。案外バカにならない。
「さ、行きましょ」
運転席から降りてきた矢尾が言う。
そちらに目をやる榮。
オート三輪かと考えていた榮は、目の玉が飛び出すほどに驚いた。
まるで光を反射している黒い車体。
円に十字の切込みが入った、白と青のエンブレム。アルファベットの三文字が刻み込まれている。
車に疎い榮でさえも知っている、高級車だった。
「べ、べーえむべー…」
以前に乗った、オート三輪はどうしたのだろうか。
それに『行きましょう』とは…
「ど、どうしたんですかこの車…それに行きましょう、って」
「買ったの、泡銭が入ったから」
そう言って、矢尾は右側のドアを開けて乗り込む。
そこは助手席なのだが…
「あの…運転は?」
「免許持ってるんでしょ? それに本家、だっけ? 道分からないから。よろしく」
「は…?」
そう言って、榮に鍵を投げ寄越した矢尾。
反射的に受け取ってしまった。
「や、矢尾さんが運転してくださいよ! それに一緒に来るんですか!?」
「もうシートベルトしちゃったから。それに、一人じゃ寂しくて心配なんでしょ? だから一緒に行くの」
意味の分からない事を言う矢尾。
ますます慌てふためく榮。
「わ、私ペーパーですよ!」
ペーパーでペーペーなのだ。
通学は自転車だし、車を買う気も無いので運転など以ての外。
身分証明書だと割り切って取得したのだ。
「事故らなければ問題ないわ。それに、時間が勿体ないわよ。ハイヨーシルバー、ってね」
お昼までに着くためには、そろそろ出発しなければならない。
お盆の時期は、高速道路が混雑してしまうのだ。
渋々と運転席に乗り込む榮。
鞄は後部座席に置き、シートベルトを締めた。
公道での初めての運転が外車になるとは思いもしなかった。
身体の芯まで響くエンジンの振動に怯えながら恐る恐るクラッチを繋げ、榮は運転を開始した。
目的地まで、およそ二時間。
・名前:榮
性別:女
職業:大学生
好物:ゴーヤのチャンプルー風
設定:
至って普通の大学生。
大学は長い夏休みに入った。しかし出不精の為、遊びに出る事は少ない。
母親との仲は普通。しかし普段は連絡を取らない。『便りが無いのは元気な知らせ』を本気で言っている。
どうやら、本家にはあまり良い印象を持っていないようだ。
・名前:榮の母親
性別:女
職業:専業主婦
好物:かき氷
設定:
至って普通の専業主婦。
下には弟が二人、妹が一人いる。
久しぶりに掛かってきた娘からの電話をにべもなく切った。成りすまし詐欺の対策は実際大事。
彼女の実家から強い圧力が加わったらしく、本当に仕方なく本家へ行く事にした。実家へ戻るのは何年振りか。
娘が小学校の高学年辺りから実家へは戻っていないが、母親のお墓参りは娘を連れて、欠かさずしていたようだ。
・名前:矢尾
性別:女
職業:万屋店主
好物:酒
設定:
路地を何本も進んだ先にある、古びた万屋の店主。
榮よりも『それなりに長く生きている』と言い、彼女の悩みを聞いた。どの口が言うのだか。
『少し偉い奴』に電話をしたようだが、その相手は不明。
誰かさんから脅し取った『泡銭』で新車を購入した。オート三輪は近くに駐車場を借りて、そこに置いている。
・名前:喬木さん夫婦
職業:無職
好物:カボチャの煮つけ
設定:
『万屋 矢尾』へ依頼をした高齢のご夫婦。
街の一角に広めの畑を持っており、毎年この時期は凄く忙しいようだ。
榮への印象は『一見ひょろっちくて頼りなさそうだけど、畑に入ると生き生きしてる』だという。
三人で収穫したトウモロコシ、ミョウガ、オクラ、ゴーヤ、キュウリ、枝豆、トマトを榮にお裾分けした。




