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魔王が恐れて何が悪い!

 簡易テントで野宿を繰り返しながら砂漠を横断していたエイネル達は東から昇って来る朝日の眩しさに目を細め、同時に地平線に見えた大きな建造物の頭が砂漠の旅の終わりを告げた。

 先ほどまで寝ぼけ眼だったエイネルは朝日の美しさと西側に残る星達の輝きに心打たれ満面の笑みになり、遠目に見てもグリーンシュタットと同等かそれ以上の大きさを誇る建造物群に胸の高鳴りが抑えきれない。

 朝日が逆光になって分かり辛いが目を細めて良く見ると街全体が色取り取りの明かりに包まれており、まるで例え今が夜でも街全体がしっかりと見えそうなぐらい光に満ちている。

 確かに美しい光なのだがどうも自然が作り出す淡く優しい光とは違い、同じように淡いはずなのだが自然の摂理から外れたような、元来ない場所に無理やり生み出した様な違和感をエイネルは感じていた。


「綺麗な都市だね。何と言うか、不自然なぐらいに」

「あれが人工発光都市『カラフルデイズ』だ。ファロ……マーナルファロンやその他の鉱山で採れる光石ライトストーンを大量に使っている都市でな、年がら年中あんな感じなんだよ」

「さすがの魔界にもあそこまで光っている街はないかも。それよりリンク、あの都市ではどんな食べ物が美味しいの!?」

「食い意地だけは一丁前だな。言っておくけど、余り長く滞在しないぞ。それにカラフルデイズには大した特産品はないんだ、あそこはどっちかっつーと芸術性の都市だからな」

「芸術性?」

「例えばアイドルやアーティスト、ミュージシャンや芸能人、そんな感じの奴らが多く排出される都市なんだ」


 美味しい食べ物がないらしいので少し気落ちしたエイネルだが、アイドルやアーティストが大量にいるとなればそれはそれで人間観察の観点から見れば面白いかもしれない。

 カラフルな街並みとは対照的にぼろぼろになった『ディッゴ』と書かれた看板の横を通り過ぎ、視界の端にその看板を捉えたエイネルは何となく気になってリンカードの肩を軽く叩いた。


「ねえねえリンク、この辺には別の都市もあるの?」

「いや、ないな。何でだ」

「看板に『ディッゴ』ってあったから、ちょっと気になっただけ。見た感じカラフルデイズ以外に都市はないのに」

「ディッゴはカラフルデイズの古い都市名だ。ディッゴじゃダサいって言ってな、改名したらしい」


 「ふーん」っと適当な生返事をしながら、エイネルは錆だらけになった甲板を見返していた。

 随分昔だが父親であるデストラから聞かされた話の中で出て来たディッゴと言う都市は、織物や着物など文化的な芸術品が溢れているきらびやかな街だと聞いた記憶がある。

 魔王であるエイネルやデストラに取って数百年とは決して短くはないが人生の一部に過ぎず、その間に人間は何世代も移り変わり価値観も変わっていく。

 潜在意識の中で少なからず楽しみにしていた人間文化の最先端が取って代わり、綺麗ではあるが人工的な光で埋め尽くされてしまって居る現実を目の当たりにした不思議な虚無感。

 文化や時勢が移り変わる。そんなものはエイネルだって分かる。現に魔界も昔は激しい戦争が続いていたらしいが現在では完全な冷戦状態。

 寿命が長く人間より上昇意識や自己の研鑽と言う支配欲以外の欲望が決定的に欠如していた魔物の世界ですら、時間によって都市や種族間での掟や流行は違う。


「……まぁ、無理のないことだよね」

「何か言ったか?」

「別に。ただ古い物ってさ、そんなに簡単に捨てて良い物なのかなって。ジュルジェも言ってたけど、グローバルスタンダード? 言葉や世間体に踊らされ過ぎてないかなって」

「随分突拍子もないこと言うな。グローバルって、国一つを完全に統治することすら無理な人間に、世界を巻き込んだ思想は無理さ。てかジュルジェって誰だ」

「どうだろうね。太古では村レベルですら争ってたって言うじゃない、案外数千年後には国同士の連合が出来てるかもよ。あとジュルジェは私の配下」


 適当な会話を繰り広げている間に太陽はさらに昇って淡い光は眩しい輝きに変わり、二人はカラフルデイズの外れに到着してラクダを降りる。

 事前にカラフルデイズに駐留しているラクダ貸しの定員が迎えに来る手筈になっていたはずだがリンカードが辺りを見渡しても人影はなく、代わりに『貸しラクダはここに繋いでおいてください』と言う看板だけが立てられていた。


「ふむ、これはあれだな……ラクダ一匹分踏み倒しても気付かれないな」

「おおぅ、相変わらず黒いねリンク。でもそれはどうかと思うよ」

「冗談だ。あの犯罪商人のバッグからさり気なく財布を抜いておいた、丁度ラクダ一匹分ぐらいの金はあるから大丈夫だろう」

「リンクって、本当に自称勇者なの?」

「自称勇者は正統勇者とは違って収入も安定しないしサポートも無いからな、強かに生きる必要があるのさ」


 懐からシャイルの財布を取り出したリンカードは中身を確認して少し眉を顰めたが、計算が面倒なのか多分足りてるだろうと勝手に判断してラクダの鞍に掛けておく。

 尤もこんな如何にも盗んで下さいと言わん場所にラクダを放置する方にも問題があるのだから、リンカードが置き引きから守る必要などは特にない。

 都心部から離れた郊外にも拘らず既に通りは華やかさを放っており、行き交う人々の服や髪型も都市名通りでまさに色取り取りでエイネルとしては面白いのだが半面少し目が痛い。

 自然界にはありえない不気味な配色も多いのだが反面それ故に人が特別な存在だと言うことも分かり、エイネルにとってこれはこれで面白いので悲観にくれることは無さそうだ。

 ストリートの左右では綺麗な店が立ち並び、通行人を引き付けるダンスをしている人や歌を歌っている人がいたり、街全体が非常にエネルギッシュな活気で満ち溢れている。


「さっきはちょっと心配したけど、人間はこう言う感じで良いのかもしれないね」

「何の話だ」

「私はパパの話で聞いたような街並みを思い浮かべて、そんな世界を旅で斬ることを楽しみにしてた。だけど違う、これはこれで十分に楽しい」

「語り聞いたことを体験するのも良いかもしれないが、見たことも聞いたことも無い場所に行く。それが、旅の楽しみだ。まあ俺は何回も来てるけどな」

「むぅ、リンクの意地悪い」

「まあ楽しんで行け。ただここはしつこい勧誘とかも多いからな、なるべく一緒に行動するぞ」

「そう言えばグリーンシュタットでは殆ど別行動だったもんね、ちょっと楽しみ」


 笑いながらエイネルはリンカードの手を掴もうとするが露骨に避けられ、何度か手を繋ごうとチャレンジするも尽く宙を切る。


「リーンークー! 何で手を繋がないのさ!?」

「何でってお前、良い年した男が見た目はガキな奴と仲良く手なんか繋いで歩ける訳がないだろう」

「もしかして、恥ずかしいの?」

「当たり前だ。全く、良い年してお前は両親や兄と手を繋いで歩くのかよ」

「どうだろう。パパは勇者にやられたし、兄弟もいないから分からない。ただ小さい時はパパに手を繋いでもらって歩いたけど、嬉しい気持ちになったよ」

「……お前が笑顔になっても俺は嫌だから断る。まぁ、一緒に歩く程度で我慢してくれ」


 エイネルの父親が勇者に殺されてることは勇者界では周知の事実なので、若干申し訳なくなったリンカードは愚痴を漏らしつつも歩く速度を彼女に合わせて少し緩める。

 言動そのものはぶっきら棒だがリンカードが共に歩いてくれると分かっただけで何となく嬉しくなり、心成しかストリートの輝きや騒音のように五月蠅い音楽が幻想的なものを帯びた気がした。


「ようやく見つけたぞ! 殺してやる!」


 少しばかり感じていた幻想的な雰囲気は横から響いて来た野太い男の声で粉々に粉砕され、さらに店のショーウィンドウが声と同様見た目がゴツイ男の拳で粉砕された。

 通行人同様立ち止まった二人が怒鳴り声のした方を見ると、三人ほどの屈強な男が一人の少女を鋭い得物を携えながら囲んでいる。

 少女の見た目からして恐らく10代半ば程、黒色のショートヘアーに茶色の瞳を有しておりどうも白色系が多いカルティナ王国の国民とは雰囲気が異なっていた。

 何よりも気になったのは少女が異様なほどに全身黒ずくめの服装に身を包んでおり、顔も茶色の瞳と髪の毛以外はスカーフで見えず、胸の膨らみが無ければ女と言うことすら分からなかっただろう。

 音に反応した店主が扉を開けて出て来たが屈強な男三人に眼を飛ばされると委縮して後ずさってしまい、周りの通行人も男たちに睨まれると一様に視線を逸らして誰も助けようとはしない。

 見兼ねたエイネルが前に出ようとしたがリンカードが手でそれを遮り、彼女の腕を掴むと少し離れた場所のベンチに座ってからその様子を眺める。


「リンク! 何で助けないのさ!?」

「相手は屈強な男が三人、態々危険を冒して助ける必要もないだろう。それに、ちょっと気になることがな」

「気になること?」

「あの女、あんな状況なのに全くうろたえた様子がない。もしかすると、見た目と真実は逆かもな」


 リンカードの言葉通りエイネルが少女を見るとその表情には不安や焦りがまるでなく、まるで汚物を見る様な感情のない様な目で男達を見つめている。

 その態度が気に食わなかったのか一人の男が巨大な斧で再びショーウィンドウを破壊したが、少女は相変わらず慌てた様子が微塵も無い。


「お前が俺たちのリーダーを捉えたせいでクランは壊滅だ! どう落し前付けてくれるんだ!?」

「隊長の言う通り、この格好はこの街では些か目立ち過ぎでしたか」

「良いか、俺たちは正統勇者なんだぜ! お前みたいな小娘が何の権利があってうちのボスを捕まえて連行する権利があったんだ!?」

「公務執行妨害、以上。私は仕事があるのでこれで……忍者がこんな簡単に見つかるとは、私もまだまだか」

「何訳の分からんことを言ってうおわぁ!?」


 徐に懐から小さな玉を取り出した少女はそれを足元目掛けて投げ付け、狭い範囲だが一面が真っ白な煙に包まれた一瞬の隙に少女の姿がその場から消えて無くなった。

 弱い横風に靡かれて煙が晴れた頃には男達は完全に少女がどこにいるのか見失い、通行人もリンカードもどこに消えたのか見切れなかったがエイネルだけは全く別の方向に視線を向けている。

 その先には黄土色のマントを羽織った小柄な女性が悠々とその場から離れていくのが見え、あの一瞬で大衆の目を欺き逃げ切った彼女の手腕はエイネルと言えど感服せざるを得ない。

 煙が発生したその瞬間に少女は懐から折り畳んでいた黄土色の布切れを取り出して羽織ると低姿勢でその場を抜け出し、地面の色と同化しつつあっと言う間に人混みの中へ溶け込んだ。

 しかしエイネルが感心している横で突然女性の悲鳴が響き渡り、振り向くと先ほどまで猛っていた男達の胸元が激しく出血し、三人がほぼ同時に血を流しながらその場に倒る。


「エイネル、何が起きたか分かるか?」

「あの人、逃げるだけじゃなくてその瞬間に攻撃してたのかもしれない。まだ地上に慣れて無いとは言え、私の眼すら欺くスピード……只者じゃないね」

「信憑性は別として正統勇者を名乗る奴らを容赦なく殺した。もしかすると、政府の特殊部隊の一員かもしれん。声を掛けなくてよかったな」

「うん、正直ちょっと驚いた。人間が道具や武器に頼らないのにここまで強いなんて」

「魔物は人間が武器や防具で強くなっていると思っている節があるが、実際に訓練を積んだ本物は生身でも魔物と普通に渡り合う。魔王なのにそんなことも知らなかったのか?」

「魔界ではそもそも人間に会うことが稀だから、人間に対する古い考えがどうしてもあるの。人間って、結構怖いんだね」

「おいおい、魔王が本気で人間恐れて良いのかよ」

「今の私は全然本気が出せない。だから弱い者の立場がそれなりに分かるつもり。それに、魔王が人間を恐れて何が悪い!」



リンカードとエイネルの解説コーナー


『魔王達は何故堂々と人間界を攻めないのか』


<<マイク:ON>>

エイネル「さて、毎度おなじみこのコーナーの時間です。今回は何故三人いると言われる魔王達が人間界に堂々と攻め込まないのかについて述べるよ」

リンカード「確かに不思議っちゃ不思議だよな。ゲームとかでもそうだが、何故幹部を数人倒された時点で魔王が動かない。いやもっと言えば、幹部も完全に勇者様ご一行の待ち状態だ」

エイネル「一応彼らにもテリトリーを護るって役目があるけど、逆を言えばそれは人間が反旗を翻すと危機になることを知っているからね」

リンカード「カルティナ王国では基本的に人は自由奔放に暮らしているが、一部では魔物が占拠してしまっている場所もある。彼らはもし勇者が攻めて来た場合、村人を皆殺しにするとまで公言している。そもそも勇者は行くことすらできない。なるほど、確かに自分が不在中に人間に逃げられたら意味無いわな」

エイネル「デスゲートの配下はそんなことして無いよ、少なくとも報告されてる限りでは。さて、とりあえずここに魔界の現状を示したボードを用意しました」


ボードを立てる


リンカード「……エイネル、ラジオだから見えないぞ」

エイネル「えっ? あ、し、知ってたよ! ままま魔王の私がまさか忘れてたわけないじゃない! これはその、ノリよノリ! べ、別にリンクのために態々用意したってわけじゃないんだからね!」

リンカード「なんだそのツンデレのテンプレみたいな言い方。まあいいけど、こうして見ると分かりやすくまとめてあるな。これを口頭で説明すれば良いだろう」

エイネル「わわわ私は最初からそのつもりだったんだから!」

リンカード「はいはい、そう言うことにしておこう。ふむ、魔界には魔王が三人いるんだな。デスゲート、ノーライト、ヘルエデン、どれも人間界では有名なも魔王としての名前だ」

エイネル「うん、それぞれが固有の領土を持っている。一昔前は魔界でも戦争が起こってたけど、前に述べた通り今は冷戦状態なの」

リンカード「なるほど。それで、人間界に大手を振って侵略出来ない理由は何だ?」

エイネル「人間界は大半の人間が思っている以上に強い。勇者も沢山いるし、何より人間界では魔物の強さは最高でも10分の1程になる。いくら魔王でも、真に強い勇者の軍団と戦ったらまず勝ち目が無いの」

リンカード「そういうことか。てことはエイネルは今は1000分の1ぐらいって言ったが、最高でも10分の1、今の100倍までにしか強くならないんだな。十分脅威だが」

エイネル「大正解。そしてここに魔界の勢力図を示したボードがあります」


再びボードを立てる


リンカード「……エイネル」

エイネル「言わないで! せっかく用意したんだから使わないと何か勿体無いのよ!」

リンカード「まさか魔王から『勿体無い』なんて言葉を聞くとは思わなかった。まあいいや、どれどれ」

エイネル「現在魔界で一番の勢力を誇っているのはデスゲート、次にヘルエデンとノーライトが並んでいる状態。さて、まず魔界の覇権について考えるよ」

リンカード「これは説明するまでも無いな。三つ巴状態なんだ、誰かが仕掛ければ第三者が得をするだけだな」

エイネル「仮に二組が組んでも壊滅させるまでに時間が掛かるだろうし、その間に人間界の勇者が一気に攻めて来たら恐らく対処しきれない。だからそもそも攻撃を仕掛ける魔王が居ない」

リンカード「魔界全土が手を組んだら?」

エイネル「それはない。現在のデスゲートの魔王は私、何があってもあの二人とだけは絶対に手を組まない。絶対」

リンカード「なるほど、魔界の覇権争いは当分平穏そうだ。そして人間界にはさっき言った理由で攻め込めない」

エイネル「そう言うこと。だから他の魔王二人にとっては人間界を手に入れることが大事なの。人間界を手に入れた魔王は、間違いなく魔界の覇権も取るから」

リンカード「お前はどうなんだエイネル。人間界と魔界、欲しくないのか?」

エイネル「平和になるなら良いけど、多分そうならないからいらない。私は今、この瞬間が好きだから」

リンカード「そうか、時間だな。そろそろ終わりだ」

エイネル「そうだね。それじゃあまた今度ね! 魔王が解説して!」

リンカード「何が悪い!」


<<スタッフルーム>>

ジュルジェ「エイネル、良い子に育ったな……」

スタッフ「ジュルジェさん! 三階男子トイレ掃除終わってませんよ!」

ジュルジェ「すみません、すぐに行きます!」


<<舞台裏>>

リンカード「エイネル。お前は人間界をいらないって言ったが、お前の部下はそれで納得するのか?」

エイネル「うん。パパの頃もね、本当は侵略には乗り気じゃなかったって聞いたことがある。理由は分からないけど、多分パパは人間界が好きだったから苦悩したと思う」

リンカード「だが結果としてデストラは人間界で恐れられる魔王になり、そして討伐された。デストラの心中がどうあろうと、それは事実だ」

エイネル「そうだね。でも私はパパが人間界を想ってやったことだって思ってる。人間界を強制的に支配しようとしなければいけないほど、何か理由があったんだって」

リンカード「今となってはどうでもいいことだ。帰るぞエイネル、今日はビリヤードでもやるか」

エイネル「駄目! 今日はボーリングでリンクに絶対に勝つの! ボーリング行く!」

リンカード「お前は本当に我儘だなぁ。まあいい、行くか」

エイネル「レッツゴー!」



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