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清き一票を禁ずる
昔、小5の時に、
1番人気だった先生が生徒会の顧問をしていたので、
生徒会の選挙に立候補した事があった。
結果は、会計に当選。
夏休みにも先生に会えて楽しかった記憶があります。
その先生はT先生。
通勤にCBの大型バイクを使ったり、
交通違反で切符切られたり、
二日酔いで教壇に突っ伏したり、
中々の破天荒な先生でした。
T先生はマッチョで日焼けした体育会系男子で、
悪さをした生徒は鉄拳制裁や、
いつも持っていた棒で頭をコツンとされたりしたが、
間違えた事をしない先生だったから、
その行いは完全に支持されていたのである。
選挙の話に戻るが、
先生が選挙演説の時に絶対に言ってはいけない言葉として、清き一票を挙げていた。
大人になってみれば、
なんも知らないガキが何をもって清き一票などと宣うのだ?とは思うのだが、
子どもの俺は、先輩も代々使っていたものだから、
なんでいけないのだろう?と、
戸惑ったのを覚えている。
いやー良い先生だよね?
間違えた認識をきちんと正してくれました。
あんな先生は後にも先にもいませんでした。
懐かしいな…お元気だろうか?
人生には恩師と呼べる人間なんて数える程しかいませんが、間違いなくそのお1人であります。




