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軍艦少女は死に至る夢を見る~戦時下の大日本帝国から始まる艦船擬人化物語~  作者: Takahiro
幕間

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第三十七章 終

「瑞鶴が長門達の第五艦隊を襲撃し、妙高と高雄が脱走したところから、およそ4年。長いようで、あっという間にも思える日々だったね。ついに瑞鶴と大和は自由と安全を手に入れ、この物語はほとんどお終いだ。


 しかし、瑞鶴の目的はほとんど完全に達成されているが、妙高の目的はまだ目処がたったというところに過ぎない。これからも月虹改め常設国連軍は戦いを続けるだろう。


 それに、そろそろ時代が切り替わる頃だ。列強は間違いなく世界最強の戦艦だった薩摩が妙高らに大破させられたのを見て、いよいよ大艦巨砲主義が終わることを痛感した。これからはミサイルか魚雷が主要な対艦兵器になっていくことだろう。


 実のところ、ソ連は海上戦力の不利を挽回する為、実験的ながら艦対艦ミサイルП-15を既に完成させていてね。日本が実用化している一四式対空誘導弾と合わせて、間もなくミサイルが主力になる時代が訪れるだろう。


 国連海軍も当然、もうじきほとんどの艦艇が時代遅れになる。近代化改装にも限界があるだろうから、船魄達はいずれ今の身体を捨てて、次世代艦として生まれ変わることになるなろう。


 かく言う私――もう博物館になっている方が自然な装甲巡洋艦八雲も、どうなることやら。まあ現時点で戦力としては全く期待されてないし、廃艦になっても文句はないけど。


 さて、ここから先は、常設国連軍が設立した後の世界を軽く見ていこう。もう少しだけつき合ってね」

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