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船魄紹介【ソビエツキー・ソユーズ】

挿絵(By みてみん)

【Советский(サヴィェーツキイ) Союз(サユース)】

・艦として

 ・艦種:戦艦

 ・艦級:ソビエツキー・ソユーズ級戦艦一番艦

 ・前級:インペラトリッツァ・マリーヤ級

 ・次級:レーニン級

 ・建造:オルジョニキーゼ工廠

 ・進水日:1944年11月8日

 ・所属:太平洋艦隊第一隊群

 ・全長:272m

 :最大幅:39m

 ・基準排水量:59,000(トン)

 ・対艦兵装:406mm Б37 3連装砲×3 152mm Б38 連装砲×6

 ・対空兵装:100mm Б34 連装高角砲×10 37mm 46К 4連装高角機関砲×20

 ・対潜兵装:なし

 ・搭載機:約4機(偵察用)


 艦名は正にソビエト連邦そのものを意味する。当然ながら初使用。ロシア帝国時代に建造された戦艦しか保有しておらず旧態依然であった赤色海軍にとって初の現代的主力艦であり、全長だけならあの大和を超えるほどの大型戦艦である。


 武装はアイオワ級と同等の41cmを3連装砲塔で3基装備しており、アイオワ級や大和型と同様の配置方法である。また最大射程は45kmと、大和型と同等の射程を持つ。副砲は152mm砲を12門となかなか多く、舷側に並べる典型的な配置がなされている。高角砲は100mm砲を舷側に並べる形で20門装備している。


 主砲がほぼ同じにも拘わらずアイオワ級より1万トン以上重いのは、砲撃時の安定性を出す為に横幅を広く取ったからである。このせいで航洋性能は悪化するが、ソ連海軍に遠洋で活動することは求められていなかったので、特に問題とはされなかった。船体に余裕があることから装甲も厚く、25km以上離れていればアイオワ級の攻撃は全く通じない。


 大祖国戦争の勃発に伴って建造は中止され、半ば放置されていたものの、日本が開発中の船魄の情報をいち早く察知。スターリン書記長の判断によって大量の資源と資金が投入され、完成にこぎつけた。また船魄搭載艦とするに当たっては、先にエンタープライズの開発を開始していたアメリカからの情報提供を受けている。ドイツのグラーフ・ツェッペリンの完成の独壇場となっていたヨーロッパに出撃し、彼女に傷と負わせることで独ソの勢力を均衡させることに成功した。


 戦後はスターリン亡き後にソ連を継承したフルシチョフとの折り合いが悪く、太平洋艦隊に所属している。



・船魄として

 ・技術系統:米式第一世代

 ・身長:173cm

 ・体重:68kg

 ・血液型:A型

 ・髪:灰色

 ・目:緑

 ・好きなもの:スターリン主義・ウォッカ

 ・苦手なもの:距離が近い人・日本酒


 ソ連という名を冠するだけあって、社会主義に忠実な模範的労働者である。基本的には真面目で良識ある人物だが、社会主義の話になると急にやかましくなる。人付き合いはほどほどに留めているが、この時ばかりはグイグイ来る。中央から離れたとは言え、赤色海軍最初の船魄という自負は全く失っておらず、仲間を傷つける者には容赦せず、またソ連の体面を非常に重んじている。

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