船魄紹介【飛龍】
【飛龍】
・艦として
・艦種:航空母艦
・艦級:同型艦なし
・前級:蒼龍
・次級:翔鶴型
・建造:横須賀海軍工廠
・進水日:1937年11月16日
・所属:第一艦隊
・全長:228m
・最大幅:22m
・基準排水量:17,300噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:八九式十二糎七連装高角砲×10 九六式二十五粍3連装機関砲×25
・対潜兵装:六式墳進爆雷砲×4
・搭載機:A9N1瓢風(艦戦)×26 D6Y2明星(艦爆)×20 B9M1霊山(艦攻)×20 C7N6祥雲(艦偵)×2 T1K4七式螺旋翼機×2
艦名は文字通り「上空を行く龍」の意である。幕府時代の輸送船飛龍丸に次いで二代目。
建造された経緯、設計の特徴などは蒼龍に似る。元は蒼龍と全く同じ設計の二番艦になる予定だったが、ロンドン条約が期限切れになって排水量を気にしなくてよくなってので、飛行甲板の幅を1m広くする、甲板を一層増すなどの改良が行われて蒼龍より重くなっている。搭載機数は蒼龍とほぼ変わらないが、艦内が広いので作戦室などが置かれ、蒼龍を差し置いて第二航空戦隊の旗艦として運用されていた。ただし艦橋が左舷にあることは、左に曲がる癖があるレシプロ機の着艦の際の障害となるので失敗であった。
1940年4月、中国に対する爆撃を行った。9月には北部仏印進駐を支援。10月には紀元二千六百年特別観艦式に参加した。1941年7月、南部仏印進駐への支援も行った。その後は蒼龍と第二航空戦隊として行動を共にする。
大東亜戦争緒戦では真珠湾攻撃、ウェーク島の戦いに参加する。1942年2月、ダーウィン空襲に参加。3月1日には駆逐艦一隻を航行不能にし、5日にはジャワ島を空襲して17隻を沈めた。4月にはセイロン沖海戦に参加し、イギリス海軍に空母と重巡を含む壊滅的な打撃を与えることに成功した。6月9日、ミッドウェー海戦では4発の爆撃を受け、エレベーターが吹き飛んで飛行甲板に突き刺さるほどの損傷を受けた。その攻撃で沈むことはなかったが、火災が激しく消火は不可能と判断され、自沈処分とされた。
戦後は再建造され、蒼龍や赤城・加賀と第一艦隊の空母機動部隊を編成している。
・船魄として
・技術系統:日本式第二世代
・身長:163cm
・体重:69kg
・血液型:B型
・髪:橙
・目:蒼
・好きなもの:平和・味噌
・嫌いなもの:幽霊・異動
争いを嫌う穏やかな少女。癖の強い空母が集まる第一艦隊では一番マトモな人材である。またミッドウェー海戦で最後に沈んだ空母なので、人を守ることへの責任感が強い。蒼龍のことは姉妹として普通に好きだが、蒼龍ほど姉妹に執着している訳ではないので、普通に話は通じる。それゆえ第一艦隊の連絡窓口として重宝されている。