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軍艦少女は死に至る夢を見る~戦時下の大日本帝国から始まる艦船擬人化物語~  作者: Takahiro
第八章 帝都襲撃

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船魄紹介【土佐】

挿絵(By みてみん)


土佐とさ

・艦として

 ・艦種:戦艦

 ・艦級:加賀型戦艦二番艦

 ・前級:長門型

 ・次級:天城型・大和型

 ・建造:三菱造船長崎造船所

 ・進水日:1921年12月18日

 ・全長:234m

 ・最大幅:32m

 ・所属:ハワイ警備艦隊

 ・基準排水量:40,000(トン)

 ・対艦兵装:四十五口径三年式四十一(センチ)連装砲×5 五十口径三年式十四糎単装砲×12

 ・対空兵装:九八式十糎連装高角砲×16 五式四十(ミリ)連装機関砲×32 同単装砲×20

 ・対潜兵装:なし

 ・搭載機:約3基


 艦名は戦艦の通例通り旧国名から。この名が使われるのは初めて。


 加賀型戦艦は長門型戦艦に始まる八八艦隊計画において長門型の次級として計画された戦艦であったが、華府海軍軍縮条約で長門型以降の戦艦を保有することができなくなり、標的艦として処分されることになった。関東大震災で天城が被災したことで加賀が空母に改装されることになった一方で、土佐は生まれた瞬間から廃艦が決まっており、兵器の実験台とされ沈められた。因みに八八艦隊計画に基づいて戦艦として完成したのは長門と陸奥だけである。


 大東亜戦争の後、貴重な過去を持った有力戦艦として再建造された。船体、41cm砲10門の主砲はほとんど当時の設計のままであるが、副砲が減らされ高角砲や機銃が大量に配備されているなど、現代の戦闘に対応できるよう設計変更が為されている。


 戦艦としての能力は長門型をほとんどの面で上回るものであり、41cm砲戦艦としては世界最強の一角であるとみなされている。なお主砲配置については、艦橋の前に2基後ろに3基という配置であったが、3番主砲塔の位置が低くて左右にしか撃つことができず、少々無駄があった。


 現在は変わり者を集めたハワイ警備艦隊で旗艦を務めているが、実戦経験は一切ない。


・船魄として

 ・技術系統:日本式第二世代

 ・身長:171cm

 ・体重:75kg

 ・血液型:O型

 ・髪:青紫

 ・目:紫

 ・好きなもの:武士・生姜

 ・嫌いなもの:条約派・加賀


 何事にも無気力な少女。加賀に似たのんびりとした口調で話すが、こちらは本人の思考ものんびりしている。しかし何を考えているのか分からない不気味さもある。艦隊旗艦としての任務も微妙なので、大抵の仕事は部下の大鷹が行っている。生まれた瞬間から死を宣告されたことは非常に大きな心の傷になっており、空母として生き残った加賀や軍縮条約に調印した連中(今では多くが死んでいるが)を恨めしく思っている。

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