日常
俺、辻岡 海星は現在、学校の中にいる。
「おい、カイなに眠そうな顔してるんだよ」
今俺に話しかけてるのは高校に入ってから付き合い始めた友達の君山 貴宏。
「昨日の夜に課題終わらせてないの気づいて急いでやったからあまり寝てないんだよ。」
「課題かぁ……今世間じゃアメリカの異能力者の話で大騒ぎなのになぁ、俺も異能力使えるようになんねぇかな」
「異能力? あんなニュース信じてるのか?」
「信じてるもなにもアメリカ以外の国もアメリカの異能力者をどういう扱いにするか決められず騒ぎになってるんだぜ」
「じゃあ、異能力って本当に使える人間がいるのかよ」
「はぁ、お前本当になにも知らないんだなネットで調べればある程度のことはわかるぞ」
「昨日は課題のこと考えてたし異能力なんて全く信じてなかったからな」
「周りの話聞いてみろよ大体その話だぞ」
「おい、昨日のニュース見たか」 「見たに決まってんだろ」 「異能力すごいよな」 「俺も異能力つかいてー」
「本当にその話で持ちきりだな、まぁ俺たちには、そんな話関係ないだろうけどな」
「そうだとしても少しぐらい夢見させろよ」
異能力者の話はみんな興味を持っていだがそれ以外はいつもと変わらない日常を主人公たちは過ごしていた。
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