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8話:塔ノ岳お宝探し2

 色のついた水晶と言った感じで紫、青、赤、水色と透明なで小さめの物が

5つあったが、ひょっとすると宝石かも知れないと思い、掘った場所を

直ぐに元の様に戻して5つの綺麗な石のような物をリュックサックに丁寧に

詰め込んだ。その後、戸沢山荘で一休みし熱々のうどんを食べてから、

公衆電話を借り渋沢のタクシー会社に電話し迎えをお願いした。20分程

で到着すると言われて待つと迎えのタクシーがきた。


 12時には、渋沢について小田急で午後2時過ぎに新宿、池袋のマンションに

午後3時前に着いた。マンションの母の所へ行き、お茶を飲みながらプラスチック

を開けて、きれいな石を見せると母が驚きルビー、サファイヤ、ダイヤモンド

、アメジスト、エメラルドじゃないかと言った。どれも大きくてきれいだった。


 水晶にしてはキラキラ輝くのでダイヤモンドかもと言い、もしダイヤモンドなら

、高いよと母が笑った。そこで気になるから、これから銀座で、以前、赤珊瑚を

売った店に行ってみようと思い、母の持っていた宝石箱に入れ替えた。その後

、虎吉が銀座へ向かった。


 4時に着き以前の赤珊瑚を鑑定してくれた人がいて何か鑑定しますかと聞かれ

、実はと言い個室に案内されて見せると、彼は思わず笑みを浮かべて、ちょっと

お待ちくださいと言い宝石商の使う拡大鏡と汚れを落とす粉と布を持って来て、

汚れを丹念に落としてから拡大鏡で見始めると最初に透明な石をみて間違いなく

ダイヤモンドです。輝くも良くカットも美しいと誉めた。

 

 次にルビー、サファイヤ、アメジスト、エメラルドだと鑑定した。お値段も

出してみますかと聞くので、是非、お願いしますとと言うと、お待ちください

と言って10分程して戻って来て全部で700万円だと言った。一番高いのが

、ダイヤモンドで、このサイズ、他の宝石と同じ大きさ、なかなか、これだけ

の物は、めったに見ないと言いダイヤモンド1つで500万円と言った。


 その他、4つの宝石の合計が200万円だと言った。もう一声、何とか

ならないと言うと厳しいですねといい、また持ち込む物ができたら宝石類は

、全て、ここへ持ってくるから何とかと言い以前からの付き合いじゃない

ですかと優しいが眼光鋭く駄目なら他を当たるからと静かな声で言った。


 すると社長に相談してくるから待って下さいと言い5分して社長が出てきて

、毎度、ありがとうございますと言い750万円で買いますと言うので、来た

甲斐があったと、お礼を言った。


 そして担当者の人に、あの方法で継続して、お願いしますと言うと耳元で

300万円ずつ毎年ですねと確認するので、それで宜しくと言い彼の肩を

たたいて店を出て来た。

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