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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢見る少年 PART6

 消灯時間になりソージとユメは寝ることにした。

だが、ソージは興奮してるせいか、なかなか眠りにつけない。

ごそごそと一号室から物音がきこえる。

ユメは気になりソージに聞く。

「兄さん何をしているの?}

「あ、いやなんでも…。」

ユメは不信感にさいなまれソージに聞く。

「まさかとは思うけど変なことしてないわよね?」

「え、変なことって?」

「ほら、その…。」

ユメは言葉を詰まらせる。

「え、何ユメ?」

「一人エッチよ。バカ。」

「してないよそんなの。」

ソージは思わず大声をだす。

「本当に?」

「うん、本当に。」

ソージは布団をずらしていただけであった。

興奮も治まったころソージは夢の中へ。


 これは夢である現実ではない。

そこは中世ヨーロッパ…。

魔女狩りが実行されてた時代である。

公開処刑のまっただ中ユメはは牢獄から出された。

ソージは直ぐに状況を把握した。

「何世紀のヨーロッパだよここは?」

公共の面前でユメはは公開処刑される。

ギロチンまでもが用意されていた。

「魔女ユメお前は悪魔と交わったか?」

裁判官がユメを尋問する。

 そして裁判官が刺すと刃が引っ込む仕組みのナイフをユメに突き刺す。。

処刑されるのはどうやらユメみたいだ。

ソージは錯覚によく似た感覚にさいなまれていた。

「夢の中かここは?」

「ソージ氏、君は妹をどう思うのだね?」

質問はソージに投げかけられた。

ソージは突然の問いに戸惑ったがが、数枚の金貨とナイフを見せつけられユメを裏切る。

「彼女は魔女に違いありません。悪魔と混じりあっていたのも見ました」

 そしてこの瞬間、夢の操作が始まる。

ユメは状況を置き換え死刑されるのをソージに変えた。

「え…ちょっと…え?」

「悪魔の手先ソージよお前はユメを殺した罪でギロチンの刑に処す。」

裁判官は所長のハルマに変わっており、ユメがどこにも見あたらない。

「俺はまだ死にたくない。そうだ悪のは全てユメなんだ。」

この言葉はユメの逆鱗に触れた。

「やっぱり裏切るんだ?」

ユメが悲しそうにゆっくり近寄ってくる。

ソージは手を縛られギロチンに首を通されていた。

さっきと場面が違う。

公開処刑の場じゃなく暗い部屋に入れられておりユメと二人きっりだ。

「じゃあね兄さん。」

ユメはギロチンのロープを切り、刃がソージの首に落ちてきて首を切り落とした。

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