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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢の戦闘 PART12

 すぐさまタケル達はソージ達の安楽死の準備をする。

一刻一刻せまるソージ達の処分。

たった一人の少女のために三人もの犠牲。

幸福の人生を歩むはずだった少年ソージ。

平凡な日常を過ごしていた少年ユート。

何不自由ない家庭で育った少女マイコ。

そして、不幸にさいなまれ暴走した少女ユメ。

 大人の身勝手な判断で死の淵までたたされる少年少女達。

だが、四人殺害するだけで世界中の人類は救われる。

人類の敵ユメはいなくなる。

「やりますよ?」

カウンセリング室に横たわる少年少女達に注射針がささる。

液体が体内に入っていく。

「うう…。」

涙を流すジュンコ。

タケルもこんな結果に腹の虫が治まらない。

「くそー。」

「いいじゃありませんかこれで世界は救われる。私たちは世界を救った英雄ですよ。」

所長が笑いながら言う。


これは夢ではない現実である。

 第一部【きっと僕は夢の中。】 ー完ー

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