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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢の戦闘 PART11

 これは現実だ。

「…って、事はソージ君達はそのまま永遠にユメの夢の中に閉じこめられ仮死状態に?」

ジュンコはタケルに聞く。

「そう言うことだ。」

タケルは悔しくてたまらない。

「方法はないの?」

「もう、ソージ達もユメも殺すしかない。」

ジュンコは殺伐とそれを受け入れた。

「わかった。私が殺すわ。あなたは幸せに生きてちょうだい。」

「何を言っている。お前が幸せに生きろ。」

 そこへ、所長が割ってはいってきた。

「何をさっきから言ってるかわからんが汚名なら私が背負おう。」

「所長…。」

タケル達は一連の騒動を反す。

「と言うこ事は、ユメちゃんが人類の敵でソージ君達が戦っていると。そして、あのユートまでが?」

所長は深々と考え込んで顔をこわばらせる。

「やっぱり信じれないか。」

「私だって最初は信じれなかったし。」

暫し黙っていた所長が口を開く。

「ふん、面白い夢物語だよ。協力しようじゃないか。」

 思ってもいなかった答えが返ってきた。」

しかし、所長はあくまでも自分の気にくわない奴らの処分としての協力である。

ひん曲がった協力ではあるが、ソージ達の殺害は行われようとしていた。

「殺害方法は安楽死の駐車を討つ。」

所長は裏ルートの医者に連絡して、知り合いの警察をお金で回し裏取引は成立した。

「元ヤクザの俺でもこんなマネはできねぇぜ。さすが所長だな。」

 関心するタケルに対しジュンコは内心困惑して泣いていた。

そして本音が出てしまう。

「ほかの方法があれば…。」

「ないんだよ。もう…。」

タケルがジュンコを抱きしめて慰める。

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