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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢の戦闘 PART5

 騙されているとは知らずにソージ達は、急いでジュンコの車に乗り込み東京へと向かう。

「先生、ユメはそこまで強力な能力を見に付けたんですか?」

ソージは不信そうに聞く。

「現時点ではわからないけど…。念のためスタンガンを用意したわ。」

「ウチ、ユメ探知なんて聞いたことないけど。」

ユートまでも疑う。

「待てよ、いつ探知されたんだろう?」

ソージは気づく。

「先生、施設にもどっちゃダメだ。」

「え、でももうすぐ施設よ。」

「今なら間に合います。」

しかし手遅れだった。

 ジュンコの車に後ろから車がぶつかってきた。

そして、バイクがジュンコの車を囲む。

そのまま誘導されるように施設へと戻って着てしまった。

 そこで待ちかまえていたのはタケルを鎖につないだユメだ。

そしてクスっと笑い一言

「おかえり兄さん。」

ソージに旋律が走る。

「うあー。」

ユメの恐怖がまた脳裏に浮かぶ。

「落ち着け。」

ユートはソージを落ち着かせようとするが、ソージはパニック状態。

「く、寝てねぇし夢耐性もできねぇか。」

「ウチも怖くなってきた。あれはもうウチの知ってる夢じゃない。」

ジュンコだけは冷静だった。

いや、冷静にならなければいけなかった。

「タケル生きていたのね。」

そして、車から降りてジュンコは夢に語りかける。

「あなたの要望は何?」

「ソージとこの犬の交換よ。」

ユメはタケルを蹴る。

 それを見たジュンコはあっさりとユメの取引を受け入れた。

「いいわよ。」

「あら、以外と素直ね。しょうがないか。大好きなタケル先生だものね。

 それを聞いたユートは当然頭にきてジュンコを殴ろうとすう。

しかし投げ飛ばされてしまう。

「裏切りものがぁ。」

ユートは更に殴りかかるが投げ飛ばされしまう。

「ふふ、いい気味。流石あたしのことも裏切っただけのことはある。」

ユメはまた、大笑いする。

「ちくしょう。」

ユートは地面を殴る。

「ウチも先生の事みそこないました。」

マイコまでもジュンコを責める。

「なんとでも言うと良いわ。私はタケルさえ無事でいてくれたらいいのよ。」

ソージはまだ混乱していた。

取引は行われる。

「やだ、先生俺を見捨てないで。」

「さあ、タケルをこっちへ。」

 しかし、ユメはタケルを引き渡そうとはしなかった。

「ふふ、まんまと引っかかったわね。誰が、いいですよなんて引き渡すか。」

「そうくると思ったわ。」

ジュンコは秘策を用意していた。

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