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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢の戦闘 PART2

 ソージは夢共有を使い、マイコの夢にユートを呼ぶ。

「すげぇ、ここがマイコの夢の中…お花畑だ。」

「関心してる場合じゃないぞ。」

ソージはユートの気を引き締める。

 ユメの戦いを想定してマイコは、自分の夢の中にユメを登場させる。

「ウチのユメのイメージだから実戦ではどのように動いてくるか分からないけど。」

 模擬戦が始まる。

ユメが、操作の操作で自分達を縛り上げた状態にした。

ここからそう動くかである。

当然このシミュレーションでは動くことは可能である。

「ユメだったらこのまま俺たちを空中に浮かして地面に落下させるとか?」

「なるほど、そこで俺の出番ってわけだ?}

ユートはまだうまく使いこなせない夢耐性の能力を使う。

「ソージさん、ウチの夢を共有してあたかもユメが操作してるようにしてね」

「わかった。」

 そして、ソージ達は空に浮かぶ。

地面に落下する瞬間にユートが夢耐性を使うはずがミスしてしまう。

「あ、ごめん。」

そのまま地面に落下してしまい相当なダメージをくらってしまった。

「もっと、ちゃんとしてくれよ。」

ソージは焦りからユートを責める。

それに対しユートは言い返す。

「誰のためにやってると想ってんだよ。よく考えたら俺だけ助かればいいじゃん。パスしようかな。」

ユートは紛れもなくユメとの戦いの要なくすわけにはいかない。

「ちょっと二人ともケンカしないでよ。ウチ達が人類を救うかもしれない戦いなんだから。」

マイコの言葉に二人は手を取り合いお互い謝る。

「ごめん、焦っていた。」

「俺こそ自分だけ助かろうなんて言って…。」

マイコは続ける。

「ウチらはチーム。共に手を取り合ってユメを止めないと。」

「だな。」

「おう。」

そして、昼寝の時間が終わりユメから覚める三人にジュンコはスポーツドリンクを手渡す。

「三人とも汗がすごい。そんなに夢の中での訓練は体力を消耗するのね。」

「そうみたいです。」

ソージが答える。

「ウチ、シャワー浴びたい。」

「そう思ってお風呂わかしてあるわよ。」

「さすが、ジュンコ先生気がきく。じゃあ、早速。」

ジュンコはユートのシャツを引っ張る。

「女の子のほうが先。行きましょうマイコちゃん。」

「はい、先生。あ、覗いちゃダメだからね。」

「誰が覗くか。」

ユートはふてくされて少し怒鳴り口調で言い返す。

「お雨はお子さまだな。」

ソージまでもがユートをからかう。

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