夢見る少年 PART15
舞踏会では王子様のソージをたくさんの女性達がまっいぇいた。
そして、王子様の登場は女性達を騒がせる。
「キャー、ソージ様よ。」
「すてきだわ。」
その中にユメも混ざっていた。
「どきなさい、王子様はあたしのものよ。」
ユメ人をかき分けて目に躍り出る。
「ソージ様、あたしを妃にしてください。」
誰もが羨む中ソージはユメを抱きしめる。
「やっぱり、ユメ様にはかなわないわ。」
他の女性達は諦めムード。
しかし、マイコが白馬から降り走ってきて、ソージからユメを引き離すと女性達が見ている前でキスをした。
当然、周囲の女性達はマイコの行動に腹を立てて靴を投げつける。
ユメはマイコに対を押し倒してヒール踵でマイコの顔をグリグリと痛めるつける。
「なんなのあなたは、あたしのソージ様に何をしたかわかっていらっしゃるのかしら?}
ユメは他の女性達にマイコを痛めつけるように命令する。
「よくも、私達の王子様と勝手に口付けだきたものね?」
「そうよ、新入りの分際で。」
「どこから来たの服も見窄らしいじゃないの。」
暴行を受けるマイコ。
しかし、マイコは負けなかった。
「ソージ様とウチはフィアンセなのよ。」
マイコは隣の国の紋章を周囲にみせる。
「あれは、マイコ姫では?」
周囲の女性達は恐れおののきひれ伏するがユメだけはしなかった。
「あら、どこの誰かと思えばあの貧乏な国のお姫様だったの?」
ユメは大国家かお姫様でマイコは権力では及ばない。
「知ってるわよね、あたしに逆らえばあなたの国なんかいちころよ?」
「く…。」
マイコはひるむ。
しかしここでソージがマイコを庇う。
「君の国家より僕の国の方が権力はあるのを忘れたのか?」
ソージの言葉にユメは逆にひれ伏してマイコをいじめるのをやめる。
「ありがとうウチの王子様。」
こうしてソージとマイコは幸せに暮らし子宝にも恵まれたのであった。
これはマイコの夢であり現実ではない。
現実に戻そう。
「ああ、ソージ様…。」
マイコが目を覚ますとまた自慰をしていた。
「ウチ夢を見てこんな事を…。本当に変態女だ。」
マイコは強烈な罪悪感を感じていた。




