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きっと僕の夢になる。  作者: イフジタダヒロ
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夢見る少年 PART14

 ソージとユメはマイコに手を振る。

「またね、マイコちゃん

「バイバイ。」

マイコは手を振り替えす。

「バイバイ、ユメまた明日ね。ソージさんも、また会いましょう。」

ソージとユメの姿が消えた頃マイコも帰宅する。

 時計の針が八時を刺す頃マイコは自室でソージの事をかんがえていた。

「ソージさん、ウチどうにかなってしましそう。」

そしてマイコは自分の胸と股をまさぐる。

 その頃、夢ハウスではユメを挟んでソージとユートが話をしていた。

「ソージいつで出れるんだよ}

「知らね。」

「釣れないやつだな。」

両側から怒鳴り声が聞こえてくるものだから、思わずユメも叫んでしまった。

「うるさい、男子ども静かにしろ。」

ユメの一喝はソージ達を黙らした。

「ユメ、ごめんよ。」

「すまん。」

ソージとユートは静かになった。

「ふふ、仲がいいのね。」

ユメのこの言葉はまたソージ達をうるさくさせた。

「はぁ、誰が?」

ユートががっつく。

「こんな奴と仲が良いなんてあり得ん。」

ソージも少しムキになる。

「ふふ、似た者同士じゃない。」

「誰が似てるもんか。」

ソージとユートの言葉がハモる。

「ふふ、ほらね。」

ユメはおかしくてたまらなかった。

 一方でマイコは果てていた。

「はあはあ、ウチ変態だ。こんな事して…。」

マイコは自分を攻める。

「ウチ、好きな人の事思うとすぐに病気がでちゃう。」

マイコの性癖である過剰までの自慰。

それは強いストレスに影響していた。

マイコの両親は厳格で非常に厳しく、マイコに小さい頃からいろんな習い事や塾など無理強いをしてきたのだ。

それが、マイコの過剰なまでの自慰に繋がっているのだが本人はその事を自覚していない。

「寝よう、そして良い夢みよう。」

マイコは電気を消すとベッドに潜り込む

そして、マイコは目を閉じ夢のイメージをする。


 これは夢であり現実ではい。

マイコの夢。

そこはファンタジー少女マンガのような世界だである。

お花畑でマイコは王子様を待っていた。

ここで夢の操作は始まる。

これはマイコの意志であり、ユメの能力ではない。

マイコは自分の夢を好きなようにコントロールできる「夢自由型」という特殊能力の保持者である。

そこへマイコはソージを登場させた。

「マイコ姫、僕の馬に乗りたまえ。」

ソージは白馬に乗った王子様で、マイコを白馬に乗せお城へと連れていく。

お城では舞踏会が開かれていた。

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