7月8日火曜日
「ンじゃ君が、身代わりってことで頼むわ☆」
部長!そんなこといわれても、、、、。俺、男なんですけど、、。
7月8日火曜日。夏休みまであと少しと思っていた午後。美術部に所属する俺はやることもなかったので鞄を枕にお昼寝をしようとした時だった。
悲劇は始まった。
キイィィィィィィィィイン
聞いたこともない、放送事故から始まった。
「はーい全校生徒のみなサ――ンどうも!生徒会長の木下です!!」
「同じく生徒会書記矢口です。」「同じく生徒会会計の白石です。」
なぜか、自己紹介から始まる生徒会の放送。
いつもならこんな時間にやらないのに、何かあるのだろうか?ふと周りを見舞わすと不思議な顔をしながら放送機を見つめている部員約30名..ただ一人考え込む顔をする部長..って走ってどこかにいってしまった。
部長の行動も気になるが今は放送の方が気になる。
「えー今日は大切なお知らせがあるためこんな時間に放送を流していまぁーす。」
「今の日本はいつ財政が崩れても不思議でない状況下に陥っています。そんななかぁ政治家は私達のご家族のみなさんがぁ必死に働いて払わされているぅお金を国の何になるかわからないものに使ったり、挙句の果てには余ったお金を我先にと自分の私腹に入れる輩もいます。そんなの僕は許せないんです。」
何の関係性があってこんな放送しているんだろうか社会勉強の強化月間とかか?いや、まて社会勉強にはこんな放送流せないな。それにしても、いつもいたずら大好き、面白いこと大好き会長がねえ?がらじゃないなぁ。
もともと、そうゆう人だったのだろうか?
「話は変わりますが、ろくでもない政府考えたの勉強をするくらいなら皆で遊びましょう!ちょうど僕達が作ったゲーム機ができたんです。生徒会のみんなで作ったのでとぉっても楽しいですよ、ああそうだ!ゲームに賞品をつけましょう!そうですねえ、見かけだけの教育委員会のお食事会用のお金を皆さんの中でゲームにかった人にあげますかねぇ。」
げ、ゲーム?いきなりそうなるのか。
「でも、仲間がいないのはきついんだよね。このゲームだよね?矢口君、白石君」
「「はい会長」」
「よおぉぉぉぉし」
「んじゃね部活!部活のメンバーでやるよ!!コレ賞品は部費にするってことで!!」
なんなんだ部活で?ゲームって。
部費かぁそういや美術部ってほぼ自己負担だから欲しいなぁ部費
「明日ルール言うからお楽しみにぃ」
ブチッッッ
やな音だな。