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プロローグ

「別れてくれないか」


 自分好みの顔をした人にそう言われたら別れるしかないでしょう? 

「いいですよ」

 そう言った瞬間、先輩は何故か泣きそうな顔になった。そんな先輩を見てわたしは思わず笑ってしまった。なんでですか、先輩。この場面で泣きそうな顔になるのは普通、わたしのほうですよ。

 ああ、でも、先輩は優しいから。きっと申し訳なく思ってるんだろうな。


 わたしのことは気にしないで下さい。だってわたしみたいな女が先輩と付き合ってたこと自体が奇跡みたいなものだったんですから。

 わたしと別れたのは、新しい彼女を作るためだろうか?それともわたしに飽きてしまったのだろうか? 


どちらにせよ、願うことはただ一つ。先輩の、幸せだけだ。

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