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夕暮れから

作者: 人間詩人

陽も 沈みかけ

うっすらと 暗くなる

夜だな だんだんと

最近は 夜が キライだ

特に することも なく

ぼんやりと しているだけだから

時折 屋根裏を ネズミが

快走している

食べることも キライになり

すべてに 興味が

なくなりかけて来た

心の奥深くでは

エネルギッシュに 動きたいと 思うのだが

気力と体力が 言うことを

聴かないようだ

年齢と共に 衰えると

言うけれど 実感してみると 非常に 辛いものだ

体が アンバランスな状態だから

行動が ちぐはぐに

なってしまう

集中力も 30分も

持てば 良いぐらい

このまま もぬけの殻で

終えるのかと 思うと

情けなく 悲しい

せめて 病だけでも

軽く なってくれれば

心が 落ち着くだろう

しかし そう簡単には

いかず

薬漬けの日々の果てだ

人間は 自助努力だけでは

不可能な場合もあると

身にしみて 感じる

また 暗い夜を

乗り切り

明るい日差しを 見ることが 楽しみなんだ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 闇の中、朝を待ち遠しく思う気持ちがストレートに伝わってくるところが良かったです。 [一言] 秋になり、夜の暗さがより感じられるようになると、物憂い気分も増したりしますよね。
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