夕暮れから
陽も 沈みかけ
うっすらと 暗くなる
夜だな だんだんと
最近は 夜が キライだ
特に することも なく
ぼんやりと しているだけだから
時折 屋根裏を ネズミが
快走している
食べることも キライになり
すべてに 興味が
なくなりかけて来た
心の奥深くでは
エネルギッシュに 動きたいと 思うのだが
気力と体力が 言うことを
聴かないようだ
年齢と共に 衰えると
言うけれど 実感してみると 非常に 辛いものだ
体が アンバランスな状態だから
行動が ちぐはぐに
なってしまう
集中力も 30分も
持てば 良いぐらい
このまま もぬけの殻で
終えるのかと 思うと
情けなく 悲しい
せめて 病だけでも
軽く なってくれれば
心が 落ち着くだろう
しかし そう簡単には
いかず
薬漬けの日々の果てだ
人間は 自助努力だけでは
不可能な場合もあると
身にしみて 感じる
また 暗い夜を
乗り切り
明るい日差しを 見ることが 楽しみなんだ