贄之神
お待たせしました!
本当は昼には投稿したかったのですが…
2話のデータが一度全て消えましたwあれってセーブできないんすか?
「そうだった……教室で異世界転移(仮)をしたんだったな…。楓と大城が心配だなぁ」
(……あれ?これって帰れるのか?ヤバいヤバい!せっかく買ったラノベが!くそ!いや、待てまだ帰れないと決まったわけじゃない……)
と一人で終わりのない思考の海に沈みかけていたとき、その無駄な行為は意外な所から止められた。
「あの~、すいません……」
少女の身長は170cmくらい、白髪を背中の真ん中らへんまで伸ばしており、目は金眼で顔はまだ少しあどけなさを残しているが、何故か表情からはとてもシンよりも人生経験の少ない少女には思えない程の、生きるのに疲れた老人と同じような表情をしていた。
そして少女は鎖に繋がれているのを気にしていないかのようにごく自然に話してくる。
(あ……、すっかり忘れてた。というかこの少女、滅茶苦茶美人じゃねーか。髪は白髪……白髪?うんやっぱり日本じゃねーな。それに胸が楓よりもおおk……ゲフンゲフン!)
シンがそうやって一人で身悶えていると、
「だ、大丈夫ですか!?……やはり無理にこの空間に呼び寄せたせいでっ!いえ、でも呼ばなければ魂が消えてしまっていたかも知れませんし……」
と何やらシンからすれば「どういうことじゃわれぇえ!?」とついヤクザ口調でツッコミそうになる少女の発言にたいする大量の質問を理性で何とか後回しにして、
「あんたは誰で此処はどこなんだ?」
と、かろうじて必要最低限の事を聞く。それにたいして少女はシンが無事な事を知り、年相応にみえる笑顔になるがすぐに真面目な顔になり、
「此処は神封之牢獄。まぁ、今は私を捕らえるためだけの空間になってますね」
とさらりと凄い事を言う。それにたいしてシンは少し混乱が収まった頭でそれにたいしても質問する。
「なんだ?お前こんな所で一人で捕まってるとか、何をやらかしたんだ?」
内心の緊張を隠そうとしたためついからかい口調になってしまうシン。
「はい、その話をする前にこちらの事を説明しますね」
確かにお互いの自己紹介は大切だな。と思い、素直に頷く。
「コホン。まず私の名前ですが、ヘリスと言います。えーと……私が誰なのかですが」
意外と普通の名前なのか……と、シンは思ったが次の言葉に頭が真っ白になる。
「私は2000年程前まで生け贄、供物、対価を司る
――――――贄之神をしてました。」
読んでくださっている方すいません!
この対話が後少なくとも1、2話続きます!
て言うか1話1話が短いですね…
やる気が続かないんじゃない!区切りが良いだけなんだ!




