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短編集

人魚姫と王子様

作者:

人魚姫は地上の王子様に恋をしました。


恋した王子様に会うために人魚姫は綺麗な声と引き換えに地上を歩く足を手に入れました。


だけど、王子様は人魚姫ではなく別のお姫様と結婚してしまうのです。


ああ、恋する人を失った人魚姫は悲しみのあまり小さな泡となってしまったのでした。



これは恋物語。人に恋してそして報われずに最後は人魚に戻ることも選ぶことが出来ずに海の泡となったひとりの人魚の悲恋。


さて、これから語る人魚の物語はどうなるのでしょうか?



「いひひひひひひひひひひぃ………………」


ごぼごぼと怪しげな液体が紫色の煙を上げています。それをかき回しつつ怪しすぎる笑い声を上げている人はやはり怪しさ抜群です。


黒いぼろぼろのローブを頭にすっぽりとかぶる小柄な人影。性別は判別できないが笑い声から辛うじて女性?だと思われます。


物語に出てくる悪い魔女に見えるこの人は予想を裏切らず魔女でした。


悪いではなく割りと善いほうの魔女なのですが外見と言動の怪しさがどうにも彼女を誤解させています。

人魚達の住まう海底の国の片隅にひっそりと立つ魔女の家。そこから聞こえてくる怪しげな声にご近所さんも慣れているのか「あら、魔女さんの所から笑い声が聞こえてきたわ。そろそろ旦那様が帰ってくる時間ね」と時計代わりにまでされています。

外見に似合わず時間にはキッチリしている魔女でした。


「うひょひょひょひょひょ………げほっ」


調子に乗りすぎて煙を吸い込んだらしい魔女は咳き込みます。どうやら調子に乗りすぎると周囲の状況を忘れるタイプのようです。


「げほげほっう、けむい………」


魔女が涙目になっている間に魔女の住む海底の国について基本的なことをお話しましょう。

海底の国とは文字通り海の底にある国です。そしてそこに住んでいるのは人間ではなく優美な尾を持つ人魚達でした。

ただ、利便性を考え海の底の国はドーム型の結界に包まれており結界の中には水はなく人魚達も人間と同じように二本の足で生活していました。

海底の国も人間の国と同じような政治体制をとっているため王政ですが地上の国々とはあまり交流はなく、上層部レベルで表面上の付き合いがあるぐらいでした。


人間と人魚。


二つの種族はあまり関わることなく暮らしていたのです。



「げほげほっ!で、できた………」


説明をしている間にどうやら作っていた何かが出来たようで魔女がいひひひと気味の悪い笑い声を上げながらそのドロドロした液体を小さな小瓶に慎重に注いでいきます。

一分もしないうちに紫色に輝く怪しげな薬が小瓶におさまりました。

満足そうに一つ頷くと魔女はそれを懐に大事そうに入れます。そしていそいそと出かける準備を始めました。


部屋の隅に申し訳なさそうに置いてあるクローゼットに顔を突っ込みなにやらごそごそと中をあさる魔女。やがて今着ているローブよりほんの少しだけマシな黒いローブを取り出しました。


「うひひひひひひぃ」


怪しげな笑い声を上げつつ機嫌よく魔女は着替えを始めました。


ぱさりとぼろぼろのローブが床に落ちました。

かすかに栗色の髪と想像以上に白いハリのある肌がチラリと見えましたが高速の速さで着替えてしまったのでよく確認はできませんでした。

しかし魔女はどうやら想像以上に若いようです。


「うひひひひ。さて、いくかね」


だが、言動がどうにも若者らしくありません。極度の若作りという可能性も捨てきれませんね。


ひょこひょこと小さい黒尽くめが街を歩きます。周りが淡い色彩の人魚ばかりだから黒づくめの魔女は浮きに浮いていました。


「あ、魔女さん。おばあちゃんが腰痛の薬が切れたって言ってたよ~~」

「ひゃひゃひゃ。こんな魔女の薬に頼るなんて命が惜しくないようだねぇ~~」

「お、魔女さんじゃねぇか。二日酔いの薬が切れて困ってんだ。今度取りに行くから作っといてくれ」

「うひゃうひゃうひゃ。酒に溺れ憂さを晴らして二日酔いに悩まされるなど本末転倒だねぇ。魔女の薬に頼るとはよほど追い詰められているようだ」


魔女の怪しさ抜群の受け答えにだけど街の人々はニコニコと答えます。これが魔女と彼らとのコミュニケーションなのでしょう。


その後も似たような会話を繰り返しながら魔女は結界の端まで行き、そしてそのまま結界を通り抜け海に出ました。

一瞬の抵抗の後、魔女の身体は海に包まれました。

そして人間の足は海水に触れた途端輝く鱗を持つ優美な尾に変わりました。夢のように美しい尾は光を反射しキラキラ輝きます。しかし変わったのは尾だけでその上は黒いローブ姿です。

違和感が半端なくありました。


魔女は尾を力強く動かすと海面に向かって泳ぎ始めました。その姿は優美で華麗でとても美しいものでした。………つくづく黒いローブが残念でなりません。


ぱしゃんと小さな音と共に魔女は海面に顔を出しました。正確に描写するならば黒い濡れたローブをかぶった頭の目があるであろう部分だけを除かせた状態です。

そう、怪談などでオバケが湖に顔を覗かせているあの状態とそっくりそのまま思い浮かべていただければ光景が把握できることでしょう。

軽くぶくぶくと音を立てながら魔女はそのまま水面を音もなく動きます。


怖いです。物凄く怖いです。幼子が見たら確実に海にこれなくなるほどの気味の悪さと迫力があります。


そんな見るものに心理的傷害を与えそうな光景を振りまきながら魔女は岸を目指して泳ぎます。


海からあがると優美な尾は二本に変わり、なぜか黒いローブは全くといっていいほど濡れていません。

そこには黒いローブの怪しげな人物が一人ひっそりと立っているだけです。


警邏を呼ばれそうな不審人物なことには変わりありませんね。


だが、幸いなことに人目はなく魔女は堂々と浜辺を歩き出します。魔女がやってきたのは海の側に立つ古いが手入れの行き届いた趣味の善いお屋敷でした。

魔女は裏手に回ると慣れた様子で裏手にある塀をよじ登ります。不法侵入です。しかも手馴れています。どうやら常習犯のようです。


外見からは想像もつかないほどの機敏さをみせながら塀を乗り越え、魔女はお屋敷に侵入します。そして迷いのない足取りである部屋の窓の下までやってきました。

コンコンと窓を叩くとすぐに窓が開かれ、部屋の主が顔を出しました。


「魔女さん!いらっしゃい!」


笑顔で魔女を出迎えたのは年の頃は十五歳ぐらいの太陽そのものを紡いだような金髪に海の色を写し取ったような青い瞳をもつ少年は頬を染めながら怖がる様子も見せずに魔女に笑いかけます。

そんな少年に魔女は手のひらに浮かべた水球を浮かべ『邪魔をする』と文字を作り出しました。


地上に上がった魔女は海底の国のように上手く喋れません。地上では一日以上いないと身体が慣れず喋れない魔女はこうして水で文字を浮かべ少年と意思疎通を図っていました。


『薬だ』


部屋に招かれた魔女が懐から取り出したのはあの怪しげな薬の入った小瓶。それを見た少年の顔が哀れなほど悲しそうになりました。


「うっ………相変わらずすごい色………」


悲しげに見上げてくる少女に魔女は『うひょひょひょ』とご丁寧に笑い声を水で表現しながら少年の手に小瓶を落としました。


『捨てずにちゃんと飲むのだぞ』


「捨てないよ!だけどこれ、飲むの勇気がいるんだよぉ」


『魔女の薬だ。苦くて当たり前。』


しらっと言って飲むよう促す魔女です。


「うぅぅぅぅぅぅ」


にがいぃぃぃぃと言いつつ薬を飲む少年と魔女との出会いは数ヶ月前に遡ります。



魔女は主に薬を作って生計を立てていました。その相手は大抵は同じ人魚なのですが数名お得意様で地上の人間がいたりもしました。

皆、魔女の正体を知っているが魔女の腕を買い、他言はしない信の置ける人物であり、定期的に魔女は彼らに薬を渡すために地上に来ていたのです。

そしていつものように薬を届け、いつものように謝礼としてもらった地上のお金で地上でしか取れない薬の材料を買い込み、はたからは分からない「げへへへへ」という上機嫌な笑い声を上げながらホクホクとした顔で歩いていた魔女でしたがひょんなことから近くの町はずれで養生に来ていた貴族の子息である少年が発作を起こしている所に出くわし助けた所から縁ができたのです。


まぁ、少年が生来の病弱さでは説明がつかない病状を抱えていることに魔女が気づいたり、とか、屋敷内に少年に少しづつ毒をもっていた人間がいたり、とか、それがちょっとした事件にまで発展してそれに否が応でも関わるはめになった魔女が少年を護ることに一役かった、とか、色々あって今は少年に服用されていた毒の影響を抜くための薬を定期的に魔女が届けている状態なのであります。


少年は魔女を命の恩人だと思っているのかひどく慕ってくれていました。解毒の薬を渡すついでについつい引き止められてしまいます。


「へぇ………蜥蜴の尻尾がそんな薬になるんだぁ」


『うむ。干して乾燥させたものを使用するがね。ああ、でも蜥蜴の種類によっても効能が違ってな………』


トントンとドアを叩く音と共に聞こえてきたのは若い男性の声。少年が入室を許すと一人の若い執事が茶器の入ったワゴンを押しながら入ってきました。

執事は部屋の中に魔女の姿を見つけるとかすかに眉をしかめましたがそれをすぐに消し去り、丁寧に魔女に頭を下げました。


「これは魔女殿。来られていたのですか。ですがいつも言っている通り玄関からお入りになってください」


『すまないねぇ。育ちが悪いもんだからついつい無作法なことをしてしまうんだよ』


『うひょひょひょ』「あははは」。魔女と執事の探りあうような実に虚しい笑い声が響きました。


「ラットと魔女さんって仲いいよね」


笑いあう二人を羨ましそうに見ていた少年がぼつりと呟きましたが当の本人達はというと魔女は肩を竦め執事の方は本気で嫌そうに顔を横に逸らしました。

執事の方は「誰がこんなのと!」と口に出さずとも空気で語っていました。


『やれやれ、つれないねぇ………そんなにツンケンしてたら女にふられるよ。ねぇ?』


「え?ラット、ふられるの?」


「振られません!!それ以前に付き合っている人などいません!!魔女殿!嘘八百を並び立てて坊ちゃんを惑わすのはやめてください!!」


『うひゃひゃひゃひゃ!』


赤い顔で必死に言い訳するラットに魔女は腹を抱えて笑い転げました。その頭の上にご丁寧にも水球で笑い声まで浮かべながらです。ラットの顔が見る見る怒りに染まっていきます。


「魔女殿!!ああ~~もう!坊ちゃん!!違いますからね!!魔女殿言うことを鵜呑みにしてはいけませんからね!!」


「っぷ!あはははははは!!」


「坊ちゃま!!」


ラットの驚いたような声に魔女と少年は声を合わせて笑いました。



「じゃあ、またね!魔女さん!!」


『それでは、な』


「坊ちゃま。わたくしは魔女殿をお見送りしてまいります」


少年に別れを告げ、今度は玄関から魔女は出て行いきました。しばらく無言で魔女とラットは歩いていましたが立派な門をくぐる頃になってラットが重い口を開きました。


「魔女殿…………」


『なんだい?』


足を止め、振り向いた魔女の顔は深く被ったローブで見えないが何かを悟っているかのように静かにラットを見返していた。


「もう、来ないでください………」


罪悪感の混じった声。だけど確かな何かが篭った声。

それを静かに魔女は聞いていました。


「坊ちゃまを助けてくださったことも毒の解毒を続けてくださったことも言葉には表せないぐらい感謝しています。何よりも貴女は坊ちゃまに笑顔を取り戻してくださった」


だけど、とラットは辛そうに続けた。


「本家が坊ちゃまを認め始めているのです。ずっと不遇だった坊ちゃまがようやく認められようとしているのです!だから………」


それはラットにとっても辛い言葉だったのでしょう。魔女にも分かります。自分のような不審の塊(自覚はある)が少年の側をうろうろしていたらせっかく認められかけている少年の未来が閉ざされてしまうかもしれません。

魔女は笑いました。ほんのわずかに見える口元がさびしげに歪められました。


『………毒の解毒は今回の薬でほぼ終了しているよ。何かあっても他の医者で対応できるだろうよ』


「………っ!」


『お別れだ。もう、来ない』


魔女の言葉にラットが深く頭を下げました。申し訳なさと己の身勝手さに胸がつぶれそうだった。

ラットは人一人の自尊心を深く傷つけたことを感じていました。

そして魔女にその身勝手さを許されたこともまた、感じていました。


謝ることもできません。する資格もありません。だからラットは魔女の姿が消えるまでただ頭を下げ続けることしかできませんでした。




その日から魔女の姿を少年が見ることはなく、しばらくしてから少年自身も海の見えるその街を去ることになってしまいました。身体が丈夫になったこと。少年自身が努力して自身の優秀さを示したこと。それらが全て認められたのです。


街を去る最後の日。少年は海が見たいといいました。


「…………」


黙って海を見る主の姿にラットは己のしたことが本当に坊ちゃまのためになったのかと自問自答するのを止められません。


魔女がいたころには明るい太陽のような笑顔だったのに今は寂しさが混じった笑顔を浮かべるようになっていまった少年。

少年の笑顔と最後に見た魔女の笑顔はよく似ていてラットは胸が痛みました。


「ねぇ………」


少年は海を見たまま少年は誰に語りかけるわけではなく口を開きました。


「この海の向こうに行けば魔女さんに逢えるのかな………」


その横顔が大人びて見えました。何も言うことができないラットに振り向いた少年は「行こう」といいました。

それはまるで子供の自分をこの海に置いていくようでした。



「……………うひょひょひょ…………はぁ~~~~」


場面は変わって海底の国。いつものように薬を作っていた魔女ですがどうにもその笑いに覇気はなく、ため息が混じっています。心なしかローブがいつも以上にくすんでみえました。グルグルと窯をかき回す手も弱弱しいです。

クルリと煮立った薬を混ぜます。


「はぁ~~~」


ため息をついた魔女の背後で荒々しく扉が開きました。そしてそこに立っていた人物に魔女は静かに棒から手を離しました。


魔女は来るべきときがきたと悟りました。



「結婚?」


本家に来てから数ヶ月突然聞かされた結婚話に少年は眉を顰め、ラットは拳を握り締めました。


結婚話を持ってきたのは本家当主。すなわち、少年の実の父親で身体の弱い少年を不要として遠ざけた張本人です。

会話どころか顔を合わすことすら数えるほどしかない父親の冷たい顔を見つめながら少年は深く息を吐いた。


「王家から進められた縁談だ。断ることは許されない。式は半年後。先ほど言った日に相手との顔あわせがあるからそれまでに準備をしておけ」


事務的に言いたいことを言うと父親は出て行きます。それを止めることもせずにただ少年は見送りました。


「坊ちゃま………」


「………結婚、だって。あはは………」


乾いた笑いを上げる少年にラットは何を言えばいいのか分かりません。


(これが、結末なのか?坊ちゃまの幸せを願い魔女殿を傷つけ、遠ざけた結果がこれなのか?)


目の前の少年は幸せそうには見えません。重い鎖に囚われているようで痛々しくみえました。



なんてそれぞれが沈痛な面持ちでいたのに………当の顔合わせの日。


「水槽でくるんじゃね?」「わらえる~~~」とか囁かれていた花嫁は海底の国の人魚。

波打つような金色の髪に海の底を思わせる深い青の瞳を持った美しいお姫様が薄い青のドレスと共に現れると誰もが動きを止めてお姫様に見つめます。


だけど、たった一人だけ、別の理由でお姫様を見つめるのは少年。


まさか、と呟いた少年は自分を見つけたお姫様が驚きでその青の瞳を見開いたのを見た途端くしゃりと顔を崩しながらその華奢な身体を腕の中に引き寄せました。


「坊ちゃま!?」


初対面の相手に熱烈抱擁をかました主にラットが慌てふためきますが本人はぎゅうと逃がさないとばかりにお姫様を抱きしめていました。


「魔女、さん………」


「………なんで、分かった、というかなんでここにお前さんがいるんだい?」


お姫様いえ、魔女の言葉に少年は満面の笑顔で「わかるよ、魔女さんならどんな姿だってわかる」といいました。


「え、えっ?ま、魔女殿?え?だって年?あれ?若かった、んですか?」


絶賛混乱中のラット。


そんな執事に堪え切れなかった軽やかな笑い声が二つ、辺りに響き渡りました。



少年は不遇の身ではありましたが王家に連なる大貴族の子息で、人魚もまた、身分を捨て、街で暮らしていましたが海底の国の王家の血を引いていたのです。


人の国と海底の国の親交の証として婚姻が進められましたが地上の国の王族は皆人魚との結婚を嫌がり、また海底の国でも海を捨て、人として地上で暮らすことを姫たちが嫌がったのです。


そのため、地上では忘れかけられた少年に海底の国では変わり者の王族の姫にその役が押し付けられたのでした。



これは物語。

魔女で人魚なお姫様が王子様と結婚して笑いあいながら暮らしていくそんな幸せな物語。


「魔女さん。僕のお嫁さんになってください」


「はい」


種族も地位もなにも関係なく握った手。それはきっと離れることはないのでしょう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 魔女さんの得意料理は『ねるねるねるね』ですねw 数奇なめぐり合わせですが、頑張った少年へ神様からのご褒美の様にも見えますね^^* 魔女さんが一々怪しいのはまさか・・・・いや、野暮なことは言…
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