夜の入り口
人というのは根っこは変わらない。
環境に応じて根っこを曲げているだけ。
曲がるからストレスがかかる。
俺の名前は松原蓮 少しヤンチャな高校2年生俺はこの日から人生が変わった、、、、
あれは少し肌寒くなり制服の衣替えが行われている頃だった。何事もなくJRと地下鉄を乗り継ぎ高校へ向かう。「おはよー」などの声が他方から聞こえてくる。
いつも通り友達や先生に挨拶を済ませ教室でスマホをいじっていると周りの声を掻き消すように先生が言った。「松原荷物まとめて職員室に来なさい。」
うちの高校でのこの一言は退学か謹慎か2択を迫られる。生徒からすれば教室から1人生徒が消える呪文のような言葉だった。その後張り詰めた空気の理科室で担当の先生を待ち事情聴取が始まった。
「お前は自分が何をしたか言ってみろ裏は取れてるからな。」事前情報通りだった。友人も次々とこの一言で消されて行った。でも自分には心当たりはあるものの主犯じゃなかったため全て喋った。
「わかった。全員と辻褄が合わないと今日は帰さないからな。」そう言い残し先生は部屋を出て行った。
張り詰めた空気と自分は悪くないという思い。それを認めるとものすごくダサいと思っていた。数時間経った頃だろうか先生が戻ってきた。「写真とか保存してないよな?」SNS絡みの事件だったので携帯の写真を全て見られた。正直終わったなと思った。その中にはタバコ、バイク、酒、ハメ撮り、役満だった。
言い訳できるわけもなく他の罪も重なり謹慎が半年になると言い渡された。正直それで済むなら全然いいとも思った。また日常に戻れるなら、、
重ねて先生が言った「授業日数が足りないから謹慎受けてたら留年になるね」背筋が凍った。退学か留年かの2択を迫られた。なぜ俺はあそこでイキってしまったんだろう「だったら退学したるわ。明日からこんからね。」それが生徒指導の先生との最初で最後の会話だった。
「わかった。お前と最後に喋りたいと言ってる奴がいるから待ってろ」正直うんざりだった。早く解放されて遊びに行きたいのにと思っていた。「ガラッ..」
誰だと思ったら自分のクラスの副担任だった。
「お前なんでだよ...俺が担当して初の退学者がよりによってお前かよ...」声が掠れていた。この副担は地元が同じで俺が中1の時に教育実習で来ていた大学生が
高2になって副担任になっていた。仲も良かったので
特別な思いを持ってくれたのかなと思った。
「先生ごめんね。」この先生には正直になれたと自分でも初めて気がついた。「またご飯でも誘ってよ家近いんだから!」と言い残し俺は教室を後にした。
そして制服が完全に切り替わりブレザーにマフラー
1年でJKが一番可愛い時期におれは制服を脱いだ....




