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異世界舐めると後悔します  作者: イヌホオズキタヌキ
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~序章『迷いの森』・1話「異世界舐めてました」~

 俺は神埼哲太。

 海流高校に通ってる極普通の高校生。

 「自分で言うんかい」って皆思ってると思うけど、

本当に普通な暮らしをしている。

 とはいっても彼女はいる。

 ちなみにまだ童貞だ。

 そんな俺は今その彼女と一緒に帰っている。

 どこからって?そりゃもちろん学校から。


「ねえねえ哲太、これから何処で遊ぶ?」


 下校中なのに遊ぶ前提で話してるな…

 まっそこがいいんだが。


「じゃあ俺んち来る?」


 よしこのまま連れ込んであれやこれやと楽し……

 っていかんいかん。


「最近発売されたばっかの

『マネーステーション5』買ったんだけど

一緒にどう?」


 そう彼女とはゲームをしたり、アニメを見たり、

そういった共通の趣味を持った仲でもある。

 それでも、俺に下心がないと言ったら嘘になる。


「ええー、いいじゃん。じゃあ行こ行こ!」


 そして彼女のこんな性格はとてもかわいらしい。

 そんなことを考えていたらある交差点に着いた。

 どこにでもあるただの交差点。

 でも何故か嫌な感じがあった。

―信号の色が青に変わった―

 よし渡るかって感じでいつも通りに渡ってた。


「哲太っー‼️」


「ん?どう―」


 ん?どうしたって言い切ることが出来なかった。


―「何故?」―


 そしてなんか気づいたら倒れていた。

 貧血かなんかで倒れたのか?

 まあいい。起き上がるか。

 ん?足に力が入らない。

 てか体中に力が入らない!

 状況が読み込むことが出来なかった。

 とりあえず周りを見た。

 そしたら壊れたトラックに血がものすごいついていた。

 そして気づいた。


―「俺はトラックにひかれたのだ」―


 体中を襲う痛みと熱さ

「痛い、熱い、痛い、熱い。」

 脳はこの2つしか思考するなと言わんばかりに

他のことを考えることが難しいぐらいにヤバかった。

 ああくそ、何やってんだよ俺。

 そんなことを考えていたらいつしか痛みが無くなってきた。

 多分「死」が近づいてきてる。


「ーたー」


 あっヤバイ。

 耳も聞こえなくなってきた。

 なんか言っているけど分からない。

 彼女連れて童貞のままひかれて死ぬとかどうなってんだよ。

 

「ごっ…ごべ…ん」


 俺は最後の言葉を振り絞って言った。


―記録2021年1月10日16時神埼哲太死亡―

   ・・・・・・・・・・・・

―死因 信号を無視したことによる交通事故―

            ・・

―トラックの運転手は半年後無実が証明された―



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「俺、死んだのか…」


 起きたしまったことはしょうがないと親父によく言われたけど、やっぱ「死」は別かな。

 てかそれよりね…


「ここ何処?」


 周りを見渡したところ『死後の世界』とか『天国』でもないしかといって『地獄』にも見えない。

 普通にただの森にしか…

 っとここで1つの考えが生まれた。


「異世界転生?」

今回から連載させていただきます

「イヌホオズキ」です。

まずは『イセナメ』読んでくれてありがとうございます。

更新は不定期ですが、内容は濃くしていきます。

どうか今後も読んでいただければと思ってます。


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