〜グリーンの憂鬱〜
はじめまして、この小説がきっかけで1人でも多く執筆してくれる人が増えることを祈って。
人生で2度目の小説になります。
ここは2040年日本。車が空を飛ぶ?いや、
飛んでいるのはヒーローさ!!!
世界は悪の組織と正義のヒーローが対立していた!
「よし!みんな決めるぞ!!」
5人の力が集まり、巨大なエネルギーの塊となっていく。
「ドラゴニックバーストォォ!!」
巨大に膨れ上がったエネルギーが黒く大きな虎のような獣に向けて放たれた。
スゴォォォーーン、、
避けようと必死に逃げていたが、もはや避ける力は残っていなかったのだろう。そのまま巨大なエネルギーに衝突し爆発した。
青「やったな!」
赤「あぁ、これでまた日常を守ることができた。皆のおかげさ。」
桃「みんなお疲れ様!帰りましょ!」
黄「私は早く甘いものが食べたいわ、」
赤「いいな!よし、帰ったらパンケーキでも食べに行こうじゃないか!」
桃、黄「さんせーい!!」
青「全く、、3人とも元気良すぎるぜ」
桃「ほら!行くよみんなー!」
赤「あ、そうだグリーン、ラボへの報告頼んでもいいか?」
グリーン「りょーかいしたよ。」
赤「すまないな、では頼んだ」
はぁ、、お気付きであろう。
このドラノイアのグリーンである自分は、正義のヒーローに憧れて入隊したは良いものの、、、
5人中4人がカップルって、、聞いてないけどね!!
なんなん、そんなダブルデート、、ついていけるわけ!
1番最後に入隊したからか、周りも圧がひどいし、、
そう!現在、世界は様々なヒーロー達、そして悪の組織で溢れている。
ある時、月の裏側から見つかった鉱物でも、液体でもない赤い塊、成分は解明できず、学者達は〈賢者の石〉と名付けた。
さらに驚くことに、この一つをきっかけに、ある時は海底。ある時は砂漠、そしてジャングルと様々な場所で見つかる事となった。
そして、この賢者の石には生物のエネルギーを増幅させる力があると判明した。
これを利用しようと、様々な学者達が挑んだ結果。
人を強化して、世界を平和にしよう派と
自然を強化して、世界を平和にしよう派に別れてしまった。
そう、これは悪者とヒーローと書いたがどちらが悪、
どちらかが正義という話ではないのである。
どちらも正義、対となるのは悪なのである。
かっこいいに憧れて、日本のヒーロー組織に入ったは良いものの、、
適正手術を受けて、ドラゴンの細胞を手に入れたが、
俺は風のドラゴン。まわりは、、それぞれ色の適性がある。レッドなら火、ブルーなら水って具合に。
はぁー、、現場の報告もまとめたし、ラボに帰ろっと、、
ん??誰だろう。
花を添えて手を合わせてる子がいる。