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小さな希望の三銃士現る!?〈終〉

作者: 宝富井

普通の女子高校生の渡辺は、10連休の終わりを憂いていた。


渡「10連休もあと僅か・・・ また明日から、憂鬱な人間関係の中に揉まれる・・・ はぁ、嫌だなぁ。」


???「小さな希望の三銃士、参上!」


いきなり部屋のドアが開き、2人の男と1人の女が現れた!!


?「好きな漫画、好きな絵、好きなゲーム・・・ なんでもいいから心の支えにしろ!『寄り添う者モノ(ファイル・ヒール)』こと夢乃 権蔵からのメッセージだ!」


渡「は、はあ。」


?「17年もまともな女の子生きてきたんだろ?んじゃもう一人前だよ。立派な人間だ。そのままでいればいいよ。『自己皇帝漢(チーム・ES)』こと大津留 魏志からのアドバイスだ。」


渡「な、なるほど。」


?「そいつらの言ってることなんて話半分で聞いてればいいの。嫌うことや信じないことって、好くことや信じることと同じぐらい大切だから。『不信論者(ヘイティエスト)』こと持川 零子からの忠告よ。」


渡「う、うん、分かった。」


夢・大・持「じゃあな、どうせなら笑って生きろよ!」


渡辺は一瞬の出来事に唖然としていた。


渡「・・・まあそのうち良いこともあるよね。」


渡辺はちょっとだけ希望を持った。


~18年後~


渡辺は社畜となっていた。


渡「ただ働いて・・・ 運が良ければ、中の下ぐらいの男と結婚とかして・・・ こんな時代に子供を作って・・・ そして老いてゆく・・・ 老後の補償なんて全くない・・・ つまらない人生・・・ それが私の人生・・・」


???「小さな希望の三銃士、参上!」

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