第四章終了時点の設定資料集
ー世界観ー
地形は地球と同じだが、魔法、異種族、気、ダンジョンがあるパラレルワールド。
日本は現在6つに分かれていて。
北海道(首都札幌):獣森国
青森~金沢(首都東京):桜花国
福井~鳥取(首都大阪):商砂国
四国(首都高知):四王連合国
九州(首都福岡):機理国
沖縄:普開偉国
海はピラーという透明な壁によってはばまれ、日本以外の他国にはダンジョンを通じてしか、直接会えない。
ーダンジョンー
六つの分類と一~百の難易度で分けられる。元の国にあるレベル九十以上のダンジョンを攻略するとピラーが無くなり、何かが起こるといわれているが、どこの国も攻略できていない。
六つの分類は
ノンダンジョン
〇一般的なダンジョンで罠、モンスターは平均的で癖がないぶん、もっともクリアしやすいダンジョンだが、それは人数が揃っているなパーティーの話で、ソロや尖った構成をしているパーティーは最も不利なダンジョンとされている。
闘ダンジョン
〇一階につき一つしか部屋はなく、罠の類も一切ないが、出てくるモンスターはノンダンジョンでは10階層ごとに出てくるボスモンスターで、強さもそのレベルより一・五倍ほど強いボスモンスターが出てくる。
そして、地下二階に行くと二十階層、地下三階にいくと三十階層のボスモンスターが出てくる。腕に自信があるものや罠解除要員がいないパーティーによく好まれるダンジョン。
技ダンジョン
〇ノンダンジョンに比べると、モンスターの強さは八割ほどで出現率は六割程度だが、罠が五倍ほど多く、解除難易度も三割り増しだ。解除科によく好まれるダンジョンで、逆に言えば、解除できるものを連れて行かない場合は自殺行為になる。
知ダンジョン
〇ノンダンジョンと比べるとモンスターの強さは同程度だが出現率は一割程度、罠も少ないが、各階層毎に謎が用意されており、クリアしないと次の階層に行けず、失敗すると極悪な罠が待っている。脳筋には敬遠されるダンジョンだ。御影には一番不利なダンジョン。
心ダンジョン
〇モンスター、肉体的罠は出現しないダンジョンだが、精神的トラップや、部屋には心の強さが試される部屋があり、乗り越えなければクリアできない。自我が崩壊したり、トラウマとなって引退するものが多いため、あまりお勧めできない。
特殊ダンジョン
〇唯一無二のダンジョンで世界に一個しかない固有のダンジョン。現在確認されている特殊ダンジョンは世界で十三。必ず一人以上はクリアできるが、必ず一人以上は死亡するダンジョン。
他にも変わったダンジョンも存在する。
日本には九十レベル以上のダンジョンが六つある。技ダンジョンレベル九十二『死亡遊戯』、ノンダンジョンレベル九十五『終わりの世界』、闘ダンジョンレベル九十七『暴虐無双』、知ダンジョンレベル九十八『グリモア』、心ダンジョンレベル九十九『輪廻転生』、ノンダンジョンレベル百『始まりの場所』。
ー桜花迷宮学園ー
御影が入ることになった学園。
戦闘科、魔法科、解除科、鍛冶科、農業科、指揮科の6つが存在する。
それぞれ
〇戦闘科
主に前衛を育成する学科。一番死亡率が高い。
〇魔法科
後衛、魔法使いを育成する学科。
〇解除科
罠や宝箱などダンジョン様盗賊を育成する学科。戦闘では中衛や遊撃の立ち回りが多い。
〇鍛冶科
鍛冶師を育成する学科。積極的にダンジョンに潜る人は少なく、基本はパーティーやクラブと契約して、素材を持ってきてもらうか、ギルドやマーケットで素材を買いに行く。
〇農業科
農業を学ぶ学科。ここは特殊な学科で、唯一ダンジョンに潜らなくてもいい学科。
〇指揮科
戦略や、経営等、高度な学問を学ぶ学科。貴族が大半で、試験の一環として、他学科と契約を交わし、ダンジョンに潜らなければならない。
ーフェイルゲームー
学園の五大派閥、貴族派、クラブ派、学園長派、教会派、舞先生派で行われるコイン争奪ゲーム。毎年悲劇が起こっており学園の負の遺産。
攻撃側と防御側に、分かれており、攻撃側が設定し、執行部隊から承認した勝利条件を、防御側が守らなければならない。評価は五つに分かれており、完全勝利、勝利、ドロー、敗北、完全敗北。更に負けた方は、ゲームで、執行部隊から上がってきた損害報告に対し、ペナルティを払わなければならない。
勝ったほうはどれほど損害を出しても、何も払わなくてもよく、報奨金が与えられる可能性もあり、その分負けた方が支払う。
支払いはコインで、コインが無くなると、五大派閥から追われる。
現在のコイン枚数は
貴族派八枚
教会派十二枚
クラブ派十五枚
学園長派十三枚
舞先生派三枚
フェリスが六枚、一が二枚、・・・・・・が二枚持っている。
ー魔法ー
ステージ1~5までのカテゴリーに分かれていて、ステージがあがるごとに難易度が増す。
ステージ1:生活、無
ステージ2:火、水、土、風
ステージ3:金、木、炎、氷、雷
ステージ4:錬金、空間、時、重力
ステージ5:聖、光、闇
の十八魔法と特殊魔法と強化魔法の計二十に分類されている。さらに魔法の中でも強さで、十級~一級にわかれています。例えば、火魔法の一級と炎魔法の十級では火魔法の方が強く、光魔法の十級とでは、大抵の場合光魔法の方が強い。
第一級の新魔法は毎年発行される『魔法辞典』に掲載したもののみで、それとは別に歴代の各魔法1~100位まで乗る。
ステージが上がるにつれ、第一級の新魔法が少なくなり、ステージ5の魔法はここ数年第一級に認定された魔法はない。
でできた技や魔法の説明は五章終了時点の時に書きたいと思います。
明日はちょっとお休みして、明後日から第五章スタートしたいと思います。