第四章終了時点の登場人物
第一章
〇御影友道
本編の主人公
中学生の頃異世界に勇者召還され六年間ぼろぼろになるまでこき使われた。
性格は明るかったが、一時期、精神を削られ人形のようになってしまったが、とある人物に救われ、陰はあるが、現在へと至った。
仲間を大事にしており、敵と判断すれば容赦なく潰す。
〇フェリス・D・クリスティナ
御影の雇い主。
猫族の獣人で、極度の人族不信。
毒舌で、いつも御影に対し無茶なことばかりいっており、お金は払わず最低の契約をしていることから、クラブの面々から嫌われている。
命をねらわれており、御影が救っているが、本人に感謝の気持ちもない。
〇レータ
フェリスに忠誠を誓っている事務職員。一児の母。性格は温厚で、獣人で守りから嫌われているが、誰でもわけ隔てなく接している。
しかし、フェリスの命令には逆らえず、御影のダンジョン記録、クラブの情報等をフェリスに流しているのを心苦しく思っている。
〇金城ユズリア
フェイカー一族の最高傑作。息をするかのように嘘と真実を織り交ぜる。
御影と同じ試験に参加。
事件の裏にユズリアがいると言われているが・・・・・・。
フェリスのことを排除しようとしているものの一人で、御影のクラブにはいることは断ったが、戦力として欲しく、どうにかならないか策略中。
〇癒杉舞
保健の先生で御影の実技試験の担当であり良き理解者である。御影も深く信頼を寄せている。
めんどくさがりだが、約束事はきっちり守る。
・・・・・・派のトップで、御影と対等な契約を結んでいる。
御影の呪縛になっているフェリスの事を排除しようとしている一人で、成功したら御影を派閥に誘おうと思っている。
〇高城美夜
踊姫の落とし子と呼ばれているそこそこ有名な強者。御影とは試験で出会う。
御影の強さに惚れ込み、クラブの勧誘に二つ返事で了承する。
カティナのことをライバル視しており、どちらが御影の一番弟子か争っている
〇青霧隣
冷静沈着、頭脳優秀な舞の仲間の一人で信頼も暑く右腕的な存在。
冷静沈着で、苺と舞先生のストッパー役。
〇桃香苺
天真爛漫を絵に描いたような猫のような存在。舞の仲間の一人で精神面で支えている左腕的な存在。
○第二章
〇目垣種次
御影が入った0クラスのメンバーの一人。
眼鏡をかけており、ぼっちゃんがり、頭脳明晰だが、体がモヤシのように細い、典型的ながり勉タイプ。将棋を指すように相手の動きがある程度分かるが体がついていかない。
御影のクラブに入ってから、それらはある程度改善され手札も増えた。
兄である一を心酔しており、二人で五代派閥入りを夢見ている。
クラブの事を大事に思っているが、夢の障害になったら、クラブメンバーを裏切りのもいとわない。
〇柊三下
みる者を圧倒するリーゼントヘアーにそり込み、名前のように三下キャラで口癖はあばよ。長いものに
は巻かれろをモットーに形勢が不利になったり、そっちの方がいいと思うとすぐに逃げる。
クラブのムードメーカー兼いじられ役。
〇プゥ
兎耳が特徴の小柄な少女。速さは一級品で、御影も目を見張るものがあるが、持続性がない。疲れると、耳が垂れる。
とある事件で言葉を失い、単語もでなく基本一言だが、感情は豊かで、顔や手でジェスチャーする。
クラブのマスコット的存在。
龍我村の唯一の生き残り、ピエロ仮面の男と契約をかわし、種次達に協力している。
〇ボブじいさん
六月の事件の黒幕で暗殺者。
陽気な親父で声がでかくよく笑う。
性格は豪快で、十年間0クラスを陰で支えていた。
0クラスの小屋の存続を条件にフェリス殺害を狙っていたが御影に阻止された。
〇二階堂風花
世界でも有数の剣術一家の三女。長女は八十レベル級をいくつも攻略しているパーティーの一人で次女はSクラスの一年生。自分はHクラスであることに劣等感をいだいている。
0クラスにはちょこちょこ手伝いにきている。
根はすごく優しくまじめ、人がいない早朝をねらいよく剣をふっている。
自分に自信がなかったが、クラブに入り少しづつ代わり始める。
〇藤島玲奈
戦闘科兼指揮科一年Sクラスの主席にして学園序列十五位の才女。
常に礼儀正しく礼節さを兼ね備え、その美しさから大和撫子と陰で言われているが、その実、戦闘面に関して、弱者に興味はなく、御影のこともすでに忘れている。
学園長派の時期ナンバーー二候補
上に立てるカリスマ性を持っているが、曲がった事は嫌いで、一途な性格なので、教育係の生徒会長の天音も困っている。
六月の事件で、御影の事を嫌っていたが、その後和解。
キューブ事件を機に、学園長派と決別する。
学園序列十五位
〇カティナ
戦闘科一年Sクラス。御影の強さに惚れ込み、弟子入り後クラブのメンバーになる。背丈ほどあるバスターソードを軽々と振り回している。
〇二階堂雫
戦闘科一年Sクラス。世界有数の剣術一家の次女。風花に対して異常に過保護で、普段はふんわりした空気を纏っているが、風花の事になると豹変する。武器は扇の模様。七月の事件で御影と敵対したが現在は和解し、姉妹仲も良好になった。
学園序列十二位。
白波今日子
新聞クラブ『暁』のメンバー。この場使いが変なのは、上からの指示で、本人は渋々従っている。
御影に協力するが実は、情報を探っている。
七月事件で正体がばれて、学園を辞めようとするが、御影に引き止められ、スラムとの交渉の結果『裏』クラブの一員となる。
○第三章
シンリィ
狐族の少女で『奇跡の一日』の一人。所属は魔法科一年Sクラス。器用に魔法を使いこなす万能型だが、唯一とある魔法を使えなかったため集落の中でも孤立し、この学校に来ても馴染めなかったが、寂しがり屋な一面を持ち、友達が欲しいと願っている。御影の魔法を見て憧れ、即座に勧誘に同意した。
〇水神水流
人間とエルフのハーフで『奇跡の一日』の一人。種族的に水系の魔法が得意だが火系の魔法以外使えず、異端扱いされ、この学校に入った。本人は火系魔法しか興味がなく、御影の圧倒的な炎魔法を見てメンバー入りを決意する。
〇デジュ
ドワーフの少女で、鍛冶科一年E組。鍛冶の腕前は一年の中でもトップクラスだが、不運が重なり最下位クラスになり、周りからも嘲笑の対象になってしまった。武器に文字を掘ることにより、付与効果をつける研究を長年やってきており、その完成系を御影に見せてもらい、最終的に勧誘に承諾した。誰かに認めてもらいたいと願っている。
〇深内守
テイマーの少年、争い事は好きではなく仲間のモンスターが傷つけられるのを見るのは好きではない。転科を考えていたところ御影と会い、変わる。
クラス替え試験勝利後、御影のクラブに入部する。
〇天野川天音
生徒会長にして序列一位。
冷静沈着、学園長派の為なら手段を選ばない。
いろいろな人物を犠牲にしてのし上がってきた過去がある。
キューブ事件で舞先生と完全に対立する。
〇愛史輝義
教会派の執行者、そして無類の女好き、好みの女性をみれば声をかけずに入られない、しかし暗殺者の腕は一級品。依頼では公私混同せず、例え恋人でも手に掛ける。
七月の事件で最後の最後で失敗し肩から先を失うが、裏のクラブに入ってもらうことを条件に御影が治した。
第四章
〇ボル
『奇跡の一日』の一人。農業科で、種族的には争いを好むが、本人は土いじりが大好き。御影の誘いも保留にしていたが、マネージャーという事で承諾する。
〇ニャルコ
獣森国の第十二王女。キューブ事件で、罠にはまり御影と共に脱出を目指す。
欲望に忠実で、思い立ったら即行動。猫そのものの気まぐれさで、御影も手を焼く。
御影には再会を約束するのだが・・・・・・。
〇二階堂清音
二階堂三姉妹の長女。宝塚並の麗人。桜花国でもトップレベルのパーティーに所属しており、クラブ派のナンバー2。ギルド長のディーノを復讐心から恨んでいるのだが・・・・・・。
〇ディーノ
クラブ派のトップで、この都市のギルド長。がさつで豪快だが、その人柄から慕われている。清音から恨まれているのだが・・・・・・。
〇早乙女翼
今回クーデターを企てた『エンドワールド』の一人。飲兵衛で常に酒を持ち歩いていて、かなりのエゴイストで、こうと決めたらテコでも曲げない。
勝手に決めたルールで負け、風花達に協力する。
〇その他
〇七瀬連太郎
玲奈の幼なじみで、恋慕を抱くが、気づいてもらえず、愛情が嫉妬に好きが憎しみに変わり、そこをつけ込まれ洗脳魔法にかかったあげく、御影に記憶を消される。
〇番場豪
クラブ『夜露死苦』の部長、三下がいた暴走族の総長で鳴り物入りで学園に入り壁にぶち当たる。上と対立し、二階堂姉妹を人質に取ろうとするが失敗し、最後はいい様に使われるだけは癪なので、禁止ワードを言い、自ら死を選ぶ。
〇新垣連
クラブ連合の副会長。半クラブ派のエンド・ワールドに賛同し、クラブ派の雫に敵対した。容姿と小さな体にコンプレックスを抱いており、いじられると激怒する。
〇桃香桃子
クラブ連合の三番手だが本人にやる気はなく役職に就いていない。
コギャル風の格好で、口調もまんまギャル。性格もかなりの気まぐれで、会長も手を焼いている。一度実力を出せば雫を圧倒する。
〇ナルカナ・A・アルウェル
教会派のトップ。輝義を失い、手痛い損害をくらう。父親は教会のナンバー3で、そのことを重圧に思っている。次のフェイルゲームでなにやら企んでいる模様。
〇学園の序列
第一席~第三十席まである学園の序列。第十五席までが、学園会議に出席できる
現在の序列は
序列一位:生徒会長 天野川天音(学園長派)
序列二位:戦闘科代表(舞先生派)
序列三位:五条団(クラブ派)
序列四位:生徒会副会長 目垣一(一派)
序列五位:指揮科代表(貴族派)
序列六位:新垣蓮(クラブ派)
序列七位:風紀委員委員長(教会派)
序列八位:生徒会書記(学園長派)
序列九位:指揮科代表2(貴族派)
序列十位:解除科代表(教会派)
序列十一:戦闘科三年S組、トーナメント勝利者(舞先生派)
序列十二位:二階堂雫(クラブ派)
序列十三位:桃香桃子(クラブ派)
序列十四位:農業科代表(無派閥)
序列十五位:藤島玲奈(学園長派)
目垣一は次のフェイルゲームでこの内、かなりの人数が入れ替わるというが・・・・・・。
〇エンドワールド
ギルドにクーデターを起こした新進気鋭のパーティー。
剣士:早乙女翼
戦士:ガオルド
シーフ:風野速道
魔法使い:ニナ
神官:オーガスト
リーダー:池垣隼人
からなり、リーダーの隼人は別格の強さを誇るが、実力を見せることなくあえなく捕まる。
かなり上の人間が絡んでおり、成功すれば、責任を清音に押しつけ、自分はクラブ派のトップとギルド長の座を約束されたが、失敗したため全てを失う。
ニナはナンバーⅪの攻撃で、死んだはずだったが、御影が助けている。
〇破滅の十二人
日本を滅ぼすことを目的とした犯罪集団で、SS級ブラックリスト。苦労して構成員を捕まえ、尋問した結果、幹部級以上が十二人、幹部を殺した奴が次の幹部になり、幹部級の大半は『果終街』出身。その強さはソロでダンジョンレベル八十以上、全員が揃えばレベル九十以上もクリアできると噂されている。
階級は白い仮面の平、青い仮面の平頭、緑の仮面の平のトップの千人頭、そして幹部直属のナンバー入り仮面。そして幹部はオリハルコンの文字。
ナンバーⅪは、今回依頼されただけで、本当の黒幕はナンバーⅥだった。
ナンバーⅥはまた何か企んでいる模様。
すいません。抜けている部分は、時間があるときに更新します。