仕)No.6「本社との温度差」OKYってなんじゃ?
さて、昔の「”赤紙“」(知らん人、多いでしょうけど、私も見たことないですけど)よろしく「辞令」一枚で、どこでも飛んでいかなきゃならんのがリーマン。
***【日本本社】⇄【海外現地法人】***
この関係は、「駐在員」として働く人なら誰でも一度や二度は通らなきゃならない「ブチ切れ」な関係です。
【駐在員】となって、最初にぶち当たる困難は色々ある中で、”日本「本社」との関係です“
タイ駐在員の間でいつからか使われるようになった言葉があります。
++【 O K Y 】++
オマエが ココに来て ヤッテみろよ
日本本社からは、現地の「事情」もわからずに、なんでもかんでも「日本流」で出来ると思って「指示」してくる。
——それは、タイ人には無理です
——バカやろー、それをやらせるのが、お前らの仕事だろが
とか……
——タイの法律ではそれは通じません
——弁護士立てて、戦えよ! 逃げ腰なことばっかり言ってんじゃねーよ
とか——。
要するに、海外で働く(当該国で働かせてもらってる《《外人》》な我々が)というのは、その国のやりかた、文化、風習、人の能力 なんかすべて受け入れ、その上に立った経営をしていかんとあかんわけで。それを知らないで、見ないで、「日本本社」の机の前で電話だけで、「指示」しようとすると、大きな問題が起きる、
知り合いの会社とか、他の日系企業でも、この問題でノイローゼになって実際にアパートのベランダから飛び降りた「駐在員」も何人かいます。
【日本本社】と【海外現地法人】とのこの【温度差】は、どこに「駐在員」として派遣されて行っても共通してある問題だと思います。
ですんで、これから「駐在員」として現地に赴く我が戦友には伝えておきます。
「ブチキレ」ても飛ぶなよ! 君のせいじゃない!! アホなのは「本社」の
”くそ野郎“なんですから!————、と。
【激生情報】
海外では日本のように治安はよろしくない。それにピストルなんて普通に手に入る国だっていっぱいあります。
現にこのタイでは「改造銃」が10000円も出せば買えるんですから。
(酷い話は、現役のポリスが金に困って拳銃を売った——なんてのもザラな話)
私の取引先の社長さん、タイ人の業者と揉めて、妥協しなかったせいで、金で雇われたチンピラに帰宅途中、散弾銃で撃たれました。左肩から、右脇腹まで貫通でした。今は生きたはりますけど(笑
そんなとこで「事情」もわからんとヌクヌクと日本の机に座ってる人間には、
【現地にしかわからん事情】がいっぱいあるんじゃ!!——
って言いたいです、ハイ。
|............λ んじゃ、ブチ切れたとこで、また。
ピエ太