表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/72

遊)No.66「タイのタクシー事情」

 タイ、特にバンコク周辺ではタクシーは重要な移動手段だ————。


 基本、タイでは頼れる移動手段はバスかタクシーだと言っても過言ではない。首都バンコクではMRT(高架式モノレール)や地下鉄が走っているから、それを使うのが一番なのだが、最寄りの駅より少し歩かねばならないとなると、タクシーを乗ることになる。


 どんだけ、走っとんねん——、ってくらい、首都バンコクにはタクシーがうじゃうじゃ、と走っている。個人タクも法人タクも入り混じって。

 日本のタクシーの初乗りは幾らなのか、定かではないが、とにかく高いのは今も変わらないはず。タイではとにかくそれが安い。年々上昇しているとは言え、安い。しょっちゅう最近は値段が改定されるので、確かなことは言えないが、おそらく初乗りは40B(120円)ほどだと思う。


 かなり走ったなぁー、日本じゃ、メーターの料金が気になるような距離でも、こっちじゃせいぜい500〜600円くらいで済む。

 だから、庶民も気軽に利用する。

(もっとも、庶民の普段の乗り物は、バスだが)


 で、日本だとタクシーはよほど変なところを指定しない限り行ってくれるけど、タイのタクシーは基本、「乗車拒否」アリ、アリなんで、タイ人もタクシーを止めてまずすることは、運ちゃんに聞く。


 ———どこそこ、行ける?

 ——あぁーむりむり


 ってな感じで、運ちゃんは拒否することがあるのを覚えておいて欲しい。


 それと、タクシーを乗ることの「危険度」についてだが、まずよくあるトラブルは「改造メーター」被害だ。メーターが上がるスピードが異様に早い(笑)。こっちに居る人間なら一目でわかるような速さ。初めてタイに来た観光客なら、騙されても仕方ないだろう。

 軍事政権になってから、かなり摘発されたんで、最近はほとんど見かけなくなったが、ぱっと見てボロボロの車で営業している個人タクシーなんかはまだ、やってるみたいなんで、気をつけてくださいね。


 あと、深夜には乗らないこと。

 これはタイだけでなく、どこの国でもそうだけど、女性の深夜タクシー乗りは、タイ人でもしない。乗るなら2、3人で乗ること。


 バンコクの事情はこんなであるが、バンコクを離れると、極端にタクシーの数が減る。地方なんかは走ってないと認識すべきである。

 地方では、乗合バスならぬ、ピックアップトラックを改造した、小型バスみたいなんが走っているのが普通だ。ソンテウ——という名前だ。

 

 最後に、万が一、タクシーに乗って、料金トラブルとかなった場合、降りた場所が人気の少ないとこだと、黙って言いなりの金額を払いましょう。奴らは、同業者とのトラブルに備えて、ナイフやピストルでさえ、常備して走ってますんで、たかが少しの金額で命取られたり、怪我すると損なんで、そこんとこは割り切って払いましょう。


 命あってのものだね————デス。


 ——————————————

 タイを題材にした【新作を好評連載中です】

 併せて、ご愛読いただければ幸いです。


【古都水没】

“微笑みの国”——タイ王国で2011年に発生した巨大洪水と戦った日本人たちの100日の記録

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884330435 【外部サイトーカクヨム】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ