人)No.4「“微笑み”は——謎っ」微笑みの裏には……
タイ観光庁のキャッチが
=【微笑みの国】Thailand=
なのであって、タイ人が四六時中、「微笑んでる」わけじゃない。
タイ人は人懐っこくて、肌も薄黒いので白い歯が余計に映えるっていうので、“笑顔がいい” と《《錯覚》》するのかもしれない。
ただ、個人的主観だけど、香港や台湾、マレーシアなどの他の南国の人に比べたら、よく【微笑んで】呉れるのは確かだ。偏見かもしれんが、中華系の人は顔が怒ってるもん(笑)
【タイ人の微笑みには13種類有る】
——らしい。
あくまで、”経験的“に(10年間のタイ在住で)言うと、タイ人が微笑んでる時は”ロク“なことがない。
1)失敗した時の、ごまかし顔。
2)何か、見返りを期待する愛想振る舞いの顔。
3)とりあえず、目上のもんには、微笑んどきゃいいか、って感じの処世術。
タイもこの20年で、「中流国」の仲間入りを果たそうってとこまで成長して来たんだけど、やっぱり田舎に行くとまだまだ農業主体の自給自足的な生活レベルで、現金収入は子供たちがバンコクなどに出稼ぎに行って、その送金で暮らしている両親が多い。
基本、もともとの貧乏人はやっぱり、貧乏なんです。
それで、我が身が、貧乏の家に生まれたのは前世の行いが悪くってそうなった——という【因果応報】の考えが強く、それを諦めるかのように微笑み、やりきれなさを、やり過ごしている、って感じじゃないのかと、最近思う。
タイ語で == 【マイ ペン ライ】==
(仕方ないね、どうってことないさ、気にしないで)
そんな風に、諦めなきゃいけない我が身の不遇を嘆くことなく彼らは陽気に振る舞い”微笑む”——、と。
だから、『我々、外国から来て、一緒に彼らと働くとなると一層に彼らの「微笑み」には気をつけねばならない』
(ただ、純朴な親愛の微笑みを少なくとも他のアジアの国よりは、たくさん呉れる——と、筆者は今も信じているが)
【激生情報】
私も会社より、車と運転手を支給されているが、この運転手(かれこれ10年で15人以上はクビにした。この“運ちゃん”ネタは今後頻繁に出てきます)
奴らが、”微笑む“とロクなことがなかった。
給料日前になると、やたら微笑みだす。
そう、「金ない、金かしてくれ」デス。
わざわざ、汚ねぇー財布をひっくり返して無一文をアピールして。
どこの日系企業でも、この「”運ちゃんネタ“」には事欠かないはずです。
|...........λ じゃ、今日はここまで。
by ピエ太