住)No.36「タイの住環境」
タイに駐在員として赴任が決まると、まず決めねばならないのが、住むところだ。
大手の会社なら、日本本社の総務や人事の連中が、現地法人と連絡を取って手配をしてくれるだろう。
しかし、勝手に見繕って決めて来い——とばかりに、赴任前の視察時に決めなければいけない人も居るだろう。
首都、バンコクに限って言えば、日本人が密集して住んでいる場所は二箇所ある。「シーロム地区」「スクムビッツ地区」である。
どちらかと言えば、「スクムビッツ」の方が、家族向けの物件も多く、こっちに住む日本人の方が多いと思う。
さて、物件であるけど、その種類はざっと以下の通り。
*「スタジオタイプ」:日本でいうワンルームである。簡単なキッチンもある。
バンコク中心部なら、15000B~25000Bといったところ。
*「IDK ベッドルーム」:ベッドルームとリビングが別になっている物件
たぶん、単身者ならこの物件が最良かもしれない。前出の「スタジオタイプ」でも十分だけれど、そこは家賃と相談ってとこか。
これもバンコク中心部なら、25000B~40000Bといったところ。
*「2LDK,3LDK」
こちらは、「家族向け」となるだろう。物件が少ないので結構値段が跳ね上がる。
バンコク中心部なら 45000 B~80000B ってところ。
会社負担でなきゃ、とっても入れない値段だ。
(1B=3円で計算してみてください)
バンコクのあっちこっちに、日本人常駐の不動産屋があるので、はじめての赴任ならそこを通して探すのが無難であろう。但し、かなり家賃をピンハネしているので、ちょっと慣れて来たら、自分で直接アパートやコンドーを探して、オーナーと交渉するといいだろう。タイ語だけでなく、英語も通じる。
契約時、確認しておくこと
1)バスタブがあるか (安いとこだと、ほとんどシャワーだけだ)
2)家電がどこまで付いてるか(電子レンジや洗濯機がない場合もある)
3)インターネットが常設されているか
4)電気代、水道代は家賃込みか、別支払いか
ざっとこんな感じである。
【駐在員心得】
タイのアパートや、コンドーでは、日本のそれと違って最初は違和感があるものがある。
それは——— 三和土がない、ってことだ。
そう、ドア開けたらすぐ部屋なのだ(笑)
日本のアパートなら、どんなに小さくとも沓脱ぎ場として三和土があるが、タイにはない。ないのですよ。これ、普通なんで、最初びっくりしないでね。
んじゃ、今日は、この辺で
|...........λ
by ピエ太




