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労)No.14「タイ人の労務管理」麻薬検査

日本にも麻薬は流通しているが、東南アジア、中国、南米、などは生産地国なので、その地域に赴任するときは、注意しなければならない。



タイの北部国境沿いでは、覚せい剤や、大麻などの「麻薬」が闇で大量に生産されている。毎日のように、麻薬が押収されていてその量も半端じゃない。トン単位で摘発されてる。当然、タイでは麻薬撲滅に力を入れているが、いたちごっこ。


 そんな環境だから、一般市民への流通も容易でかなりの若者が一度は手を出しているという統計もある。


 日系企業で働くタイ人従業員も常習者が紛れ込んでくる。


そこで、一年に1〜2回、抜き打ち検査をする。検査当日まで一切の情報を流さず、始業開始とともに門を閉鎖。警察官を呼んで、尿検査の実施。


 100人いれば、5人はゼッタイひっかかる。


        ===即、逮捕=即クビです===


シャブに関しては罰則も厳しく、初犯でも間違いなくムショ行き。麻薬生産者の場合は悪くすると死刑です。


 奴らを置いておくと、他の真面目な社員にまで拡散したり、怖くなって辞めてしまったりするので、こういう輩は早い目に摘発、クビにしなきゃいけない。


 シャブやってる奴は、顔見ればすぐわかる。目がオカシイのだ。ラリった目してるか、目の下にクマ作ったりしてる。

 だから、入社面談の時に、まずは人相、というか目を見る。


こういう輩を一回いれてしまうと現行犯(尿検査等)でないとなかなかクビにできないので、面接の折はとくにその辺、注意する必要がある。


 尿検査で、違う人間の尿をだすやつも居るので、男と女の警察官を呼んで、採尿の現場を監視することも必要。

 タイは銃社会でもあり麻薬社会でもあるので、我々、日系企業の経営幹部はその二点を十分注意して労務管理しなければいけない。



【タイ駐在員心得】


 麻薬使用を疑う従業員を発見しても、直接問いたださないこと。逆ギレされて報復の危険がある。よって、警察官立会いで、「尿検査」を抜き打ちでやること。ただし、中には警察官と従業員がツルンデる場合もあるので、信頼の置ける警察署幹部に相談すること(もちろん、この際は 御礼 が必要=賄賂)



|.............λ    じゃ、今日はこの辺で


                ピエ太

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