最終回『環境を変える力』
世界とはなぜ、こんなにも理不尽なのだろう。
努力など意味はなく、結果が全て。
卑怯でも、悪い事をしても、結果が出れば評価される。
社会とはそういうものだ。
そこで、柔軟に生きるのか?
それとも、そうでない環境を探し続けるか?
君ならどうする?
何時もの用にドリンクを作る自分。
このままでいいのか?
間違ってると思うことは認めなくない。
だから、一歩踏み出せず、俺はずっとアルバイトでやってきた。
しかし、気付けば、周りのみんなは、どんどん先に進む。
取り残された自分に孤独感だけが残る。
俺は、何がしたいのか?
どうなりたいのか?
なりたい自分ってなんだ?
やりたいことってなんだ?
幸せってなんだ?
幸せの反対は不幸だ。
じゃあ不幸ってなんだ?
思うようにいかないことや、寂しかったり、ムカついたり。
つまり、ストレス。
じゃあ幸せとはストレスを減らすことなのか?
ストレスを減らすにはどうしたらいい?
やはり、理想の環境を見つけること。
じゃあ、どうしたら見つけられる?
そんなの頑張ってみつけられるものなのか?
いや、おそらく無理だ。
今までだって探し続けてきた。
もっと効率のいい方法があるんじゃないか?
昔見たアニメで言っていた。
『無いなら作ればいい』
そう。
理想の環境を作ればいい。
その為にはどうすればいい??
環境を変える力とはなんだ?
薄々気づいてはいた。
その為に必要なのは踏み出す勇気
環境を変える力
それは、組織であれば立場。
居酒屋なら早い話、店長だ。
幸せを掴むには踏み出すしかないのかもしれない。
アルバイトを沢山してきて、もっとこうするべきとか、これは無駄な時間だとか、沢山思ってきたことを、先ずは形に変えていける環境にいってみよう。
そして、幸せになるために力をつけていこう。
飲食店の社員になんてなりたくない。
この先に進むにはこれは捨てなくてはいけない信念
俺は、俺の幸せを掴む為に一段だけ階段を登るだけ。
次のステージで
また会おうぜ!!
夏の始まり。
気温も30℃を越えてきたこの頃
新品のスーツを身に纏い、しっかりネクタイをしめて、俺は、一歩踏み出す。
面接を突破し、今ここに
飲食店の社員が一人誕生した。
理不尽なことはこれからも死ぬほどあるだとう。
ストレスも沢山たまるだろう。
沢山辛いこともあるだろうし、逃げることも沢山あるだろう。
でも、俺は決めたんだ。
『環境を変える力をてにいれる。』
それが、俺の夢?みたいなものであり
幸せの為に必要なことだから。
最後はなんだか違う何かになってしまいました。
社員になった時のシーンを書こうと思ったものの、そこまでの葛藤がどうしても、書かずにはいられず、気が付いたらこんなラストになってしまいました。
いずれ、社員編も書いていきたいとおもいます。
無事に完結出来たのかはわかりませんが、ここまで読んでくれたみなさん。
ありがとうございました!!